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ロレックス デイトジャストの市場価値は高騰中!人気の型番5選

デイトジャストはレディース・メンズモデルと幅広いサイズ展開に加え、ペアウォッチも数多く存在し、世界中で愛され続けています。

シンプルなデザインと堅牢かつ丁寧な作り、万人の記憶に残り続ける完成された形から、初めてロレックスを買うならデイトジャストといわれる方も多いほどの魅力が詰まっています。

 

ロレックス3大発明「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」、そのすべてを内蔵した前代未聞の画期的な腕時計として誕生しました。現在販売されている現行モデルに至るまでの歴史も長く、実に80種類以上のリファレンス(バリエーション)が存在するThe ROLEXといっても過言ではないシリーズです。

今回は、デイトジャストの市場価値や人気の型番、愛用している有名人についてご紹介します。

ロレックス デイトジャストの市場価値は高騰中!

ロレックスは装飾品としてはもとより、その資産価値の高さでも注目されているブランドです。人気モデルは定価よりも高値で取引されるケースが多く、投資対象として購入する方も数多くいらっしゃいます。

 

デイトナやサブマリーナーは不動の大人気シリーズですが、最近はデイトジャストの市場価値も高まっています。ここでは、価値が高騰した理由と魅力をご紹介します。

2016年ごろから相場価格が上昇している

デイトジャストは、2016年ごろから相場価格が上昇し始め、2024年現在も上がり続けています。市場価値が高まった理由として考えられるのが、以下の3つの出来事です。

  • 高級腕時計市場の拡大
  • 高くなり過ぎたスポーツラインの市場価値
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大

それぞれ詳しく解説します。

高級時計市場の拡大

1970年ごろから市場に安価な電池式クォーツ腕時計が出回り、クラシカルな高級機械式腕時計が売れなくなるクォーツショックが起こりました。

しかし、腕時計の芸術性を向上させ安い腕時計との差別化を図ったことで、クラシカルな腕時計の魅力に惹かれる人々が増えて高級腕時計市場が拡大したのです。

 

これにより、ロレックスのクラシックウォッチの代表ともいえるデイトジャストの人気も向上し、相場価格が上昇しました。

高くなり過ぎたスポーツラインの市場価値

ロレックスの時計は「スポーツライン(プロフェッショナルウォッチ)」「ドレスライン(クラシックウォッチ)」「スタンダードライン」の3種類に分けられます。

人気モデルの多くはスポーツラインに分類され、冒頭でも触れたデイトナやサブマリーナーもこれに当たります。

 

これらのモデルは転売防止のために購入制限がかけられているものが多く、入手が難しいため、中古市場では定価の何倍もの値が付きます。加えて廃盤になったモデルも登場したことから、さらに価格が高騰しました。

 

その結果「中古でもスポーツラインは高すぎて購入できない」という方が、デイトジャストを購入し始めたのです。そのため、このモデルで最初に価値が高まったのは、スポーツモデルと似たデザインのものでした。

 

今ではデイトジャストそのものの魅力を評価し選ぶ方も増えてきているため、シリーズ全体の市場価値が上がっています。

新型コロナウイルス感染症の拡大

新型コロナウイルス感染症の拡大も、デイトジャストの市場価値の上昇に影響しています。

コロナ禍では人も物も移動が制限されたため、もともと少ないロレックスの生産量がさらに落ちました。

 

輸入・輸出も制限され、新たな商品が入荷できなかったことから、世界的にロレックスが品薄状態になったのです。

その結果、需要に供給が追い付かなくなり、デイトジャストをはじめとしたさまざまなモデルの市場価値が高まりました。

市場価格が高騰しているデイトジャストの魅力は?

デイトジャストは高級腕時計でありながら普段使いに適しています。日付のみが書かれたシンプルでスマートなデザインなので、プライベートにもビジネスシーンにも合わせられます。

そんなデイトジャストの大きな魅力をご紹介します。

文字盤のカラーバリエーションが豊富

デイトジャストは文字盤のカラーバリエーションが豊富で、好みに合ったものを選びやすいことが魅力です。

主な文字盤のカラーは下記の通りです。

  • ブライトブラック
  • ホワイト
  • シャンパン
  • ブルー(ブライトブルー、アズーロブルー)
  • スレート
  • グリーン(ミントグリーン、オリーブグリーン)
  • チョコレート
  • ピンク
  • オーベルジーヌ

デイトジャストのメンズ向けサイズは36mmと41mmの2つあり、カラー展開が異なります。

同じカラーでも装飾によって印象が変わるので、ぜひ好みの文字盤を見つけてみてください。

ブレスが2種類から選べる

ブレスはオイスターブレスとジュビリーブレスの2種類あります。

  • オイスターブレス:3連リンクのブレスレットで、スポーツモデルに多く採用されている
  • ジュビリーブレス:5列リンクのブレスレットで、ドレスモデルに多く採用されている

オイスターブレスはロレックスの代表的なブレスで、スポーティーな印象があります。カジュアルでどんな場面にも合わせやすいデザインです。

ジュビリーブレスはそれぞれのコマ(リンクパーツ)が細かく、華やかな印象があります。フィット感が良く、フォーマルな場にも合います。

ベゼルが2種類から選べる

ベゼルが2種類あり、好みのデザインを選べるのも魅力です。

  • ポリッシュベゼル:細かい装飾などが施されていないシンプルなデザイン
  • フルーテッドベゼル:ギザギザの山形カットが施された華やかなデザイン

ポリッシュベゼルは、丸みのあるドームベゼルとシャープなラインのスムースベゼルに分けられます。36mmにはドームベゼル、41mmにはスムースベゼルが採用されています。

 

フルーテッドベゼルは、デイトジャストの初代モデルで初めて取り入れられたデザインで、現在ではロレックスの象徴ともいえる装飾なので見たことがある方も多いでしょう。

 

同じダイヤルの色でも、ポリッシュベゼルとフルーテッドベッゼルとでは、ダイヤルの見え方に大きな違いがあります。ふたつを比較してみて、好みの方を選ぶのがおすすめです。

《ドームベゼル》

《スムースベゼル》

《フルーテッドベゼル》

ロレックス デイトジャストの歴史

ここでは、近年市場価値が高まっているデイトジャストの歴史を解説します。

1945年に登場

デイトジャストが登場したのは1945年です。実は最初から3大発明が搭載されていたわけではなく「オイスターケース」、「パーペチュアル機構」、さらにダイヤルの3時位置にデイト機能を備えた世界初の画期的な腕時計として登場しました。

1955年にデイトジャスト機構が開発される

その後1955年に開発された3大発明のひとつ、デイト表示が瞬時に切り替わる「デイトジャスト機構」が開発されると同時にこの機構を搭載し、「ロレックス3大発明」の全てが集約された腕時計となりました。

 

なお、登場当初のデイトジャストは0時付近で表示が瞬時に変わるということはなかったそうです。

また1955年ごろカレンダー表示を約2.5倍に表示してくれる「サイクロップレンズ」が正式発表されました。このサイクロップレンズによって視認性が上がり、実用性が飛躍的に高まりました。

《サイクロップレンズ》

初代デイトジャストのリファレンスナンバーはRef.4467です。Cal.A285をムーブメントとして搭載し、別名「ジュビリーデイトジャスト」とも呼ばれています。

 

金無垢素材でビックバブルバックと呼ばれる、裏蓋がぷくっと膨らんだように見える形状の自動巻きで、ゴールドを主体としたデザインが特徴です。絢爛豪華ながらもシンプルスマートな顔を覗かせています。

 

1950年代に活躍したキング牧師も、ゴールドのデイトジャストを愛用していました。ロレックスがキング牧師に贈ったものだといわれています。

 

また、この時計は歴代アメリカ大統領が身に着けているものとしても知られており、海外では「Power Tool Watch」との呼び名もあります。

1965年にキャリバー1570が導入

その後進化は加速し、1957年にデイトジャストのデザインが変更になりました。新たにキャリバー1065を採用した影響で裏面がフラットになり、より現代の見た目に近づきます。

 

そして1965年にキャリバー1570が導入されました。キャリバー1570といえば、時計史に残る“名機”として知られており、高級腕時計を嗜む方の多くがこのキャリバー1570を高く評価しているといわれています。

 

実際にこのキャリバー1570は1965年に導入が始まった現代からすると、言わば「ヴィンテージ品」であるにもかかわらず、その多くのキャリバー1570は今日も壊れることもなく時間を刻んでいます。

ヴィンテージウォッチの多くは当時の輝きを懐かしむように、実用性というより飾って楽しむという目的で購入する方が多いです。

 

そのなかで、数十年前の腕時計がまだ実用可能という点は、ヴィンテージウォッチの中でもロレックスが好まれる理由の一端があるのは間違いないと思われます。

1972年からより品質が向上

さらに1972年から、ハック機能によりしっかりと調整がされるようになりました。そして2年後の1974年から、ロレックスはサファイヤクリスタルを導入し始めるなど、品質が向上しています。

 

デイトジャストはロレックスの歴史とともにありながらも、根本的な姿を変えておらず、ロレックスの信念である不変の魂を脈々と紡いできたのです。

ロレックス デイトジャストの人気の型番5選

デイトジャストにはたくさんの種類があるため、どれを購入すべきか迷いがちです。ここでは同シリーズで人気の型番とカラーをご紹介します。ぜひ時計選びの参考にしてください。

デイトジャスト 126234

デイトジャスト 126234(デイトジャスト36)は、スチールとホワイトロレゾールの2種類の金属で作られているのが特徴です。美しい輝きと品格はもちろんのこと、堅牢性にも優れています。

 

ブレスレットにはハイテク技術が駆使されており、金属でありながらしなやかな着用感を体感できます。

文字盤のカラーバリエーションは16種類と豊富で、そのなかでもスレートとブルーが人気です。

《スレート》

《ブルー》

デイトジャスト 126334

デイトジャスト 126334(デイトジャスト41)の魅力は、デザイン性と機能性を兼ね備えたブレスレットです。ロレックス独自のシステムを採用し、ブレスレットの長さを約5mm延ばせるようにしたことで、より快適な着け心地を実現しています。

 

自動巻きなので、ゼンマイを巻く手間もかかりません。14種類のカラーバリエーションのうち、とくにグレーが注目を集めています。

《黒》

《オリーブグリーン(パームモチーフ)》

(着画)

デイトジャスト 126200

デイトジャスト 126200(デイトジャスト36)は、耐食性・耐久性に優れたオイスタースチールを使用したモデルです。研磨性も高く、ハードな環境で使用しても美しい状態を保てます。

 

デイトジャスト 126334と同じく、ブレスレットの長さが延長可能で、快適に装着できるのも魅力です。カラーは8種類展開で、なかでもホワイトが大人気です。

デイトジャスト 279173

ゴージャスなデザインを好むなら、デイトジャスト 279173(レディデイトジャスト)がおすすめです。カラーバリエーションすべてにゴールドが入っています。

 

さらに、文字盤にダイヤモンドがセットされた文字盤も多いため、より手元が華やかになります。

1番人気のホワイトシェルは、貝殻の産地や部位によって色合いや構造が変わるので、世界にひとつだけの時計を楽しむことができます。

デイトジャスト 126300

デイトジャスト 126300(デイトジャスト41)は、オイスタースチールを採用し、高い耐久性や耐食性を叶えたモデルです。

さらに100m防水や約70時間のパワーリザーブなども備えているため、厳しい環境での使用に向いています。カラー展開も豊富で、なかでもミントグリーンが高い支持を得ています。

ロレックス デイトジャストを愛用している有名人

デイトジャストは、世界的な有名人に愛用されている時計です。

  • トム・クルーズ(アメリカ・俳優)
  • ハリソン・フォード(アメリカ・俳優)
  • ジェームズ・マクリディ(アメリカ・元メジャーリーガー)

たとえば、俳優のトム・クルーズ氏は、デイトジャスト 16200のホワイトを身に付けていました。同じく俳優のハリソン・フォード氏は、デイトジャスト 16030のホワイトを着用しています。

元メジャーリーガーのジェームズ・マクリディ氏は、デイトジャスト 116234Gのホワイトゴールドをはじめ、いくつか同シリーズの時計を所有しています。

まとめ

現行品でも、ヴィンテージであったとしても、デイトジャストの存在は揺らぎません。ロレックスの歴史を感じたい方、初めてロレックスを購入しようと検討されている方に非常におすすめしたい逸品です。

 

 

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