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【ロレックス サブマリーナー 16610】特徴と価格相場を解説

ロレックス サブマリーナーは高い人気を誇るダイバーズウォッチです。なかでもサブマリーナー 16610は長期間販売され、定番として長く愛されてきました。新型が発売された現在でも、いまだ人気は衰えていません。

今回は、サブマリーナー 16610の特徴や人気の理由、価格相場を解説します。

ロレックス サブマリーナー 16610の特徴

ロレックスサブマリーナーは、1953年に発表された世界初のダイバーズウォッチです。

初代サブマリーナーの防水性は水深100mまででしたが、技術の進化により、1980年代には水深300mまでの防水を達成しました。

発売当時から完成度が高く、モデルチェンジ時には主に耐久性や実用性が改善されています。

サブマリーナーには、日付付きのデイトと日付なしのノンデイトがあります。サブマリーナー 16610は1988~2010年にわたって製造・販売されていたロングセラーモデルで、日付付きサブマリーナーの4世代目です。防水性は水深300mまでとなっています。

ケースサイズは40mmで、素材はケース・ブレスともにステンレススチールです。

前作168000からは、ムーブメントがCal.3035からCal.3135へ変更されました。

基本は細かい部分の変更のみとなっており、外見上大きな違いはありません。また16610は販売期間が長かったこともあり、販売期間中に複数回のマイナーチェンジが行なわれています。

ロレックス サブマリーナー 16610が人気な理由

サブマリーナー 16610は、ダイバーズウォッチとして基本的な性能を押さえているため、旧型となった現在も人気があります。

ここでは、16610が人気な理由を2つご紹介します。

高性能なムーブメントを搭載している

サブマリーナー16610には、名作ムーブメントともいわれるCal.3135が搭載されています。振動数は28,800振動/時で、パワーリザーブは48時間です。

前世代のCal.3035ではテンプを支えるブリッジが1つでしたが、Cal.3135では2つに変更されました。これにより、安定性や耐久性、メンテナンス性などが向上しています。

軽量で使い勝手が良い

サブマリーナー 16610の重量は135gで、現行モデル126610LNの159gと比べて20g以上軽量です。

16610の後継116610LNおよび現行の126610LNのブレスレットでは、無垢仕上げのセンターコマを採用しているため重さがあります。一方、16610のブレスレットはセンターコマが中空となっており、着用時の重量感や手首への食いつきが少なく、装着が快適です。

また、16610はラグが細いため、以降のモデルよりも小ぶりに見えますが、バランスが良く、デザインが進化する前のヴィンテージ感が好きな方に人気があります。

ベゼルも16610までがアルミニウム製のため、全体的にスマートな印象です。カジュアルシーンでも使いやすいデザインとなっています。

ロレックス サブマリーナー 16610の主なマイナーチェンジ

サブマリーナー 16610は、販売中複数回マイナーチェンジが実施され、年代ごとに性能差があるモデルです。主なマイナーチェンジとその内容をご紹介します。

1999年

1999年のマイナーチェンジでは、ケースとブレスレットをつなぐフラッシュフィットが分離型から一体型に、エクステンションブレスが板状からコマ状になり、堅牢性が改善されました。

《分離型フラッシュフィット(変更前)》

《一体型フラッシュフィット(変更後)》

《板状のエクステンションブレス(変更前)》

《コマ状のエクステンションブレス(変更後)》

また、夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバに変更されています。

2003年

2003年のマイナーチェンジでは、インデックス6時の箇所に、偽造防止のためガラスにクラウンマークの透かしが彫られるようになりました。

また、ブレスレットを外すためにケースサイドにあった時計・ブレスレット間の横穴が塞がりました。より洗練された印象にアップデートされています。

《横穴あり(変更前)》

《横穴なし(変更後)》

2007年

2007年のマイナーチェンジでは、ベゼル内側のインナーリングに「ROLEX」の文字とシリアル番号が刻印されました。これはルーレット刻印とも呼ばれ、偽造品防止のために適用されています。

ロレックス サブマリーナー 16610の価格

サブマリーナー 16610の定価は、発売当時が45万円、終売当時が58万8,000円でした。2023年11月時点における中古市場での実勢相場は、100万~180万円程度です。

16610は長く販売されていたため流通量が多く、相場は比較的安定しています。

販売中はマイナーチェンジにより性能がアップしているほか、搭載されているCal.3135も、2008年ごろから仕様変更により耐久性が向上しています。そのため、製造年の新しいモデルほど価格が高くなりやすい傾向です。

まとめ

ロレックス サブマリーナー 16610は、実用性に優れたダイバーズウォッチです。現行モデル126610LNよりも小ぶりで軽量なため、カジュアルシーンでも使いやすい1本です。

販売期間が長かったため流通量が多く、相場も安定しています。コストパフォーマンスが良いため、はじめてのロレックスにもおすすめです。

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