かんてい局茜部店の山内です!
本日はオメガを代表するタイムピースの1つ「スピードマスター プロフェッショナル」しかも、50周年記念の腕時計です。
「Ref.311.32.42.30.13.001/スピードマスター プロフェッショナル 50周年記念」の買取価格と査定ポイントについて記事を書いていますので
・オメガ/スピードマスターの購入を検討されている方
・オメガ/スピードマスターの売却を考えられている方
・オメガ/スピードマスターに興味がある方
などを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
Ref.311.32.42.30.13.001/スピードマスター プロフェッショナル 50周年記念とは
ケース径:42.0㎜
防水:50m
キャリバー:Cal.1863/手巻き
パワーリザーブ:48時間
機能:クロノグラフ
NASAによるすべての有人宇宙ミッションでの使用に適していると認められた唯一の腕時計「スピードマスター」生誕50周年を記念して登場しました。
6回の月面着陸プロジェクトすべてに携帯された伝説の「スピードマスター」は、オメガのパイオニアスピリットを受け継いでいます。
月面を彷彿とさせるブラウンの文字盤が個性的なフェイスを演出してくれます。
ダイアルには、スモールセコンドダイアル、30分積算計、12時間積算計が配され、中央にクロノグラフ針が付属しています。
タキメータースケールが付属したブラックのベゼルは、ブラウンのレザーストラップが付いた、直径42mmのステンレススティール製ケースに取り付けられています。
このクロノグラフには、月面着陸時に着用されていた有名な手巻きムーブメントと同じ機構のオメガ キャリバー1863が搭載されており、シースルーのケースバックから眺めることができます。
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スピードマスタープロフェッショナルの査定が高い理由
現在オメガ(OMEGA)の「スピードマスター」の相場が上がっています。
かつてはエントリープライスのモデルも少なくありませんでしたが、定価の値上がりやメーカーの販促活動なども影響して全体的に相場が底上げされている状態です。
スピードマスターはモデルが多いため、大幅に値上がりしているモデルもあれば、まだそこまでの価格帯には突入していないモデルもありますが、スピードマスタープロフェショナル(手巻き)は今後も定価超えのプレミア化が予測される人気のモデルです。
①技術革新による品質の改善。
1999年にオメガは発表した「新・脱進機構」により、ムーブメントの摩耗を最小限に抑えオーバーホールの回数を減らした機能性が著しく高まった「コーアクシャル」ムーブメントを搭載したモデルが発売されます。
2015年には超高耐磁などに代表される厳格な標準規格の認定機のマスタークロノメーターを発表するなどの高い技術力を誇示できたことにより中古品であっても性能が良いとしてニーズが高まり結果としてオメガの人気を押し上げました。
実は残念ながら3570.50のスピードマスターは「コーアクシャル」ムーブメントや「マスタークロノメーター」の認定は受けておりません。
しかし、この様な技術革新によりオメガのイメージが良くなり相場上昇の要因となったと考えられます。
②メーカーの販促活動が上手。
2020年東京オリンピックのタイムキーパーはオメガが契約をしており、スピードマスターの限定モデルを発売するなど販促活動がとても上手だと感心します。
その他のスピードマスターだと「アポロシリーズ」や「スヌーピー」「銀河鉄道999」などの限定コラボモデルなど発売し映画の「007」シリーズのジェームズ・ボンドはシーマスターとタイアップしていたり、定期的な販売が一般顧客やコレクターである、いわゆる「マニア」の心をくすぐる施策が上手だと言わざるをえません。
③アンティーク・ヴィンテージの相場上昇
スピードマスターは1957年の誕生以来「第●世代」という把握がしっかりとされており、文字盤のロゴやブレスレットの種類、夜光塗料の種類などでより細かな区分けがされています。
このようにスピードマスターはロレックス同様に型式番号でモデルの世代が特定できたり、シリアル番号でおおよその製造年が特定できたりするなど情報が集まっている事から付加価値が付けやすい状況にあるため、最近ではアンティークのスピードマスターは時計愛好家を中心に手ごろに楽しめる時計として注目を集めています。
スピードマスターの相場が上がったきっかけは?
もともと高性能で安定したスペックとしての割安感があったオメガのスピードマスターですが相場が上がったきっかけは「ロレックスの価格高騰」が理由です。
一般的に時計業界では高級時計の「30万~60万」の価格帯が売れ筋と言われてきました。
そして、ロレックスの人気モデルはもともとこの「売れ筋の価格帯」に入っていましたが価格の高騰が続き売れ筋の価格帯を超えてしまいました。
このような状況になると私たちは次の主力アイテムを探し始めます。
そこでターゲットになったのがオメガの「スピードマスター」やチューダー(チュードル)のクロノタイムです。
オメガはもともと売れ筋の時計が多く特にスピードマスターは良く売れる時計でしたので2012年から2013年に始まったロレックスの価格高騰が時計業界全体に影響を与え、結果としてスピードマスターの相場を押し上げる事となり現在の相場となっています。
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スピードマスターの査定ポイント
①外部状態
まず見るポイントとしてはケースやブレスレット部分などの外装全体の状態チェックになります。
ケースなどは使用に伴うキズがありますが、小さい擦りキズや小キズであれば、外装仕上げにてある程度はキレイになりますのであまり気にして頂く必要はありません!!
とは言え、今回のようなステンレスモデルでも打ちキズや凹みキズなどは研磨でも落とす事ができませんのでそのような状態になると査定額に影響する事があります。
またストラップがレザーの場合は経年劣化に伴う「汚れ」「キズ」に関しては修復する事が出来ないため査定ポイントとしては重要なポイントです。
②内部の状態
機械式(自動巻き・手巻き)の時計の場合は必ず時計の精度や内部に異常が無いかをチェック致します。
内部に何か問題があると、時間が進んだり・遅れたりしてしまいます。
時計としてその状態では販売する事が出来ませんので、買取り後はオーバーホール等のメンテナンスを行います。
その時に内部機械に損傷が見られたりすると、パーツの交換等も行わなくてはならなくなりますのでその分費用が掛かってしまいます。
とは言え、私たちの提携修理工房で修理コストは抑えておりますので、メンテナンスが必要な状態でも通常の査定金額より大幅に査定金額を下げる事もないため「使わないかな」と思われたらそのままお持ち頂く事をおススメしております。
③ガラスの状態
時計の顔(フェイス)になるためキズがあれば交換が必要な箇所のため特に入念にチェックします。
ガラスエッジに欠けがある場合は「肉眼で確認できるようなキズ」の場合はマイナス査定になる事もあります。
④付属品の状態
時計をご購入される場合には専用ケース(箱)やギャランティカードと呼ばれる保証書が一緒に付属してきます。
その付属品の中でも特に大切とされているのが保証書です。
専用のケースやベルトは後で入手する事は出来ますが、保証書だけはメーカーに再発行をお願いしても発行してもらう事が出来ないため、二度と同じ保証書が発行される事はありません。
販売価格が高額なモデルになるとこの保証書が「ある」「ない」で買取価格が5万円以上変わってくる事もありますので査定にお持ち頂く際は出来るだけ買われた当時の付属品を一緒にお持ち下さい!!
今回は購入当時の国内正規店にて購入された保証書(ギャランティー)がしっかりと付属品しておりましたので出来る限りの査定をさせて頂きました。
⑤Uターン保証
実は今回のお時計は1か月前にかんてい局で販売をさせて頂いたお品です。
かんてい局でご購入いただいたお品には安心してご使用頂けるように、期間を設けて買取保証金額を定めており、短期間で飽きてしまったり、買い換えしたい場合に、ご購入金額の最大70%で買取させて頂いております。
かんてい局で購入したけど「使用してみてちょっと違った!?」などご使用にならない場合はかんてい局までご相談ください。
まとめ
オメガは資産価値も高いため、ご購入頂くのもお勧めできるモデルの1つです!!
現在の「コロナ渦」の影響で、ロレックスやオメガの中古相場は2020年の3月と4月に大きく相場が下落しまいましたが、現在は落ち着きを取り戻して相場もコロナ以前の買取り相場となっています!!
そのためご紹介したスピードマスター プロフェッショナルモデル以外にも「かんてい局」ではオメガの全モデルを積極的に買取りさせていただいております。
私たち「かんてい局」では国内外の企業とのつながりにより自社の小売業や、香港をはじめとする海外への販路開拓など幅広い様々な販売チャネルを持っています。
お客さまのご希望を伺いながら丁寧に査定し、満足いただける査定金額をご提示しますので、是非「かんてい局茜部店」までお問い合わせください!!
☟時計の詳しい解説はかんてい局公式YouTubeチャンネルで動画でご説明しております!☟