高級時計を購入する際、選択肢が多すぎて迷ってしまうことはありませんか?
その中でも、「ロレックス」と「グランドセイコー」は、特に人気のある2つのブランドであり、どちらも魅力的な選択肢です。
しかし、両者にはそれぞれ独自の特徴と強みがあり、自分に合った時計を選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、ロレックスとグランドセイコーの特徴を徹底的に比較し、どちらが自分のスタイルやニーズに合うのかを見極めるためのポイントを詳しく解説します。
これから高級時計の購入を考えているあなたが、自信を持って選べるようにサポートしますので、ぜひ最後までご覧ください。
各ブランドの特徴
ロレックス
ブランドとしての高い価値を持ち、時計業界では誰もが知るような象徴的な存在です。
そのため、価格は高めですが、ブランド名のプレミアムが加わります。また、堅牢性と精度が高いことで知られており、日常使いにも適しています。
グランドセイコー
日本の職人技術の高さと精密さで知られています。特にスプリングドライブ機構やメカニカル機構は高い技術力を示しています。
評価されているのは技術の高さだけでなく、「光」を最大限に意識した美しいデザイン性も高い評価を受けています。
比較するポイントは?
2つのブランドを比較するうえで、ポイントは大きく3つです。
①ブランドイメージ
時計のブランドが持つ歴史や評判は、その価値や魅力に大きく影響します。知名度やブランドの伝統、象徴的なデザインなどが重要な要素です。
また、高級時計はビジネスシーンや
ロレックス=投資目的、成功者
グランドセイコー=ドレス、ビジネスシーン、
②機能性
ロレックスは、耐久性と信頼性に優れた機械式ムーブメントを持ち、特に防水性能や耐磁性に強みがあります。スポーツモデルやプロフェッショナル向けの機能が豊富です。
それに対して、グランドセイコーはスプリングドライブの技術や高い精度、耐磁性が特徴で、特に精密さを重視する方に適しています。クォーツムーブメントの選択肢も豊富で、多様な機能性が用意されています。
③コストパフォーマンス
3つ目はコストパフォーマンスについてです。
ロレックス
・価格
高級時計に見合った価格設定となっていて、新品定価もどんどん値上がりしていています。
・メンテナンスコスト
3~5年に1回程度の定期的なメンテナンスが必要ですが、長期間使える耐久性を持っています。1回のメンテナンスで5~10万円ほどの修理代金が掛かりますが、保証書(ギャランティ)がなくてもメーカーでの修理を行うことが出来るのもロレックスの特徴です。
・リセールバリュー
ロレックスの時計は一般的にリセールバリュー(買取金額)が高いことが多いです。年式が古いモデルでも中古市場での人気が高く、定価で買った時の金額よりも高値で売れることもあります。
ロレックスの買取価格を知りたい方はコチラ
グランドセイコー
・価格
ロレックスと比べると、新品定価の価格がやや抑えられている場合が多いです。他のブランドの同じ価格帯のモデルと比較しても、非常に高いクオリティになっています。
・メンテナンスコスト
グランドセイコーも耐久性がありますが、比較的リーズナブルなメンテナンスコストで済むことが多いです。
・リセールバリュー
ロレックスと比べると見劣りしますが、グランドセイコーもリセールバリューが高いモデルが沢山あります。特に、グランドセイコーオリジナルのスプリングドライブ機構やメカニカル機構は買取金額が高額になるモデルが多いですね。
グランドセイコーの買取価格を知りたい方はコチラ
比較してみる
ダイバーズ
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商品名 |
スポーツコレクション |
サブマリーナーノンデイト |
防水性能 |
200m |
300m |
仕様 |
クォーツ(電池)式 |
自動巻き |
精度 |
年差 ±10秒 |
日差 ±10秒 |
こちらは、ダイバーズウォッチになります。
パッと見た時の第一印象はシンプルでデザインも似ています。ともに防水に特化したモデルとなりますが、性能はサブマリーナーの方が優れています。
ですが、ムーブメントはクォーツと自動巻きで違うものが使われているので精度には大きな違いがあります。
一般的な自動巻き式の時計の精度は「1日に-10秒〜+20秒」が許容範囲と言われている中で、ロレックスの精度は「1日に±10秒」が許容範囲とされています。
これに対してグランドセイコーに使われている9Fクォーツは「年に±10秒」とズバ抜けて精度が高いのが特徴です。
クロノグラフ
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商品名 |
クロノグラフ GMT |
デイトナ |
防水性能 |
100m |
100m |
仕様 |
スプリングドライブ |
自動巻き |
精度 |
平均月差 ±15秒 |
日差 ±10秒 |
クロノグラフはストップウォッチ機能が搭載されています。
そのため、特徴的なインダイヤルがどちらも3つありますが、グランドセイコーの方はそれだけではなくGMT機能とパワリザーブ表示も搭載されています。
この2つを比較するときに注意するポイントはストップウォッチの機能を使う際の使い方です。
ロレックスのデイトナはベゼルに「タキメーター」が使われているのに対して、グランドセイコーのベゼルは24時間表記になっています。
同じクロノグラフモデルでも備わっている機能によってデザインが異なる場合もあるので、違いを楽しんでもらうのも良いと思います。
GMT
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商品名 |
メカニカルハイビート36000 GMT |
GMTマスター2 |
ケースサイズ |
44mm |
40mm |
仕様 |
自動巻き |
自動巻き |
精度 |
日差 ±10秒 |
日差 ±10秒 |
GMT複数の地域の時間を同時に測ることが出来るGMT機能を持ったモデルです。
この2つのモデルはともに2か国の時間を測ることが出来る仕様になっていますが、ケースサイズが異なります。
グランドセイコーのメカニカルはデザイン性の高い文字盤が使われている為、GMTマスターと比べるとカジュアルなデザインとなっています。
最後に
今回は、ロレックスとグランドセイコーを選ぶ時のポイントとモデルごとの比較について紹介させて頂きました。
結論として、
「ブランド価値やリセールバリューが高くても、耐久性と信頼性に優れた機械式腕時計が欲しい」という方はロレックス、「高品質な時計を比較的手頃な価格で手に入れたい」という方はグランドセイコー選ぶのがオススメです。
かんてい局では、ロレックス・グランドセイコーのどちらも幅広く揃えておりますので、気になる方は、是非お店まで足を運んでみてください。
みなさまのご来店をスタッフ一同お待ちしております。