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茜部店のお知らせ

過去最高の金価格更新中!今までの金相場の動きと変動理由を考察してみた!!金・プラチナ製品を高く売るなら【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【茜部】

金の国内小売価格が過去最高値に達しました。

今までも「高い!高い!」と言われ続けていた相場ですが、この価格更新は40年ぶりと言われており、金の価高騰の背景には、新型コロナウィルスの感染拡大で世界経済への影響がリーマンショックよりも深刻であることが金市場への逃避を誘っているようです。

また危機対応でアメリカがゼロ金利政策を打ち出し金利を生まない金の弱点が気にならなくなったとう見解もあります。

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金相場の上昇

国内の金の小売価格はドル建ての国際相場と為替相場に消費税を加えて決定されます。

国内大手の田中貴金属工業が13日発表した価格は1g6513円となり、1980年に記録した6495円を超えました。

40年ぶりの更新と記述致しましたが、今まで金の相場はどのように変動してきたのか歴史を振り返りたいと思います。

過去の金相場上昇のポイント

最高値を更新した1980年には旧ソ連がアフガニスタンへの軍事介入を行った時期となります。投資家の中で金投機の動きが強まり上昇しました。※投機とは市価の変動を予想して差益を得るための売買取引です為替相場は1ドル220~230円前後で推移していた時期でもあります。

過去の金相場の推移

40年前、1980年に過去最高金額を更新しましたが、40年の間に様々な出来事があり、金相場も大きく変動しました。戦争や金融、経済によって金の相場が大きく影響を受けたのだと思います。実際にどのような動きなのかまずは表をご覧ください。

 金相場の変動

1980年には史上最高値と言われる1g6495円を記録。その背景にはオイルショック、ソ連のアフガニスタンの侵攻がありました。

1985年 ニューヨークのプラザホテルにて開かれた会議で先進国五ヶ国で過度のなドル高を抑えるため各国が協調することに合意。これ以降ドルが売られるようになり、金の相場も下落していきました。

1999年9月に国内価格は史上最低価格865円を記録しました。その背景にはソ連が崩壊したことにより米ドルの信頼が高まりました。欧州の中央銀行が金を継続して売却をしたことが要因です。

2001年にはアメリカで同時多発テロが発生しました。米ドルの価値が揺らぎドル建て資産から金へ逃げる動きが。このあたりから金の価値が見直されるようになりました。

2010年にはリーマンショックが起きました。米国第4位の投資銀行だったリーマンブラザーズが2008年に破綻し金融危機が勃発。経済が不況に陥りましたが、その分金への投資は増えていきました。

今までに大きな事件が起きましたが、金相場は世界の様々な事件によって影響を受けています。

今回国内価格が上昇した理由としてはドルと金相場の影響力が弱まり関係が弱体化したことによってドル建ての国際相場が下がらないと予想されたことです。

ドルと金相場の関係の変化の理由

①世界経済の先行き不安

アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなるにつれて相関関係が弱まったところに世界的なコロナウィルスの感染拡大による世界経済への打撃や終息の目処が立っていないことによる先行きの不安が大きく影響しています。

②世界的な超低金利

マイナス金利に陥る国が増えました金利を生まない金のデメリットが気にならなくなったことです。マイナス金利とは民間の金融機関が中央銀行に預けている預金金利をマイナスにすることで、マイナス金利になった場合は預金者が金利を払わなくてはなりません。

これによって金利を生まない金へのデメリットが軽減されました。

③買い手の変化

2011年以降巨大な買い手として浮上したロシアの中央銀行が5年間に渡り約400憶ドルを投資し金の保有をしました。

このように世界各国の中央銀行や投資家などは長期的な戦略で金を買う所が増えたと分析する方もいます。

大きく分けると主に3つの内容が金相場の高騰を支えていると思います。金相場の国内価格は2000年代に入り上昇傾向を維持しています。

現在の金相場の動き

歴代最高記録を更新した金相場ですが、4月に入り上昇していますが一時的には下がる場面もありました。コロナショックで大きく株価も下がってしまった場面もありました。その損失を埋めるために投資家の中では金の売却が増え混乱しトータルで1g500ほどの下がりがありました。

しかしアメリカがゼロ金利を復活したことや米国債を無制限に買い付ける措置を決めると相場は落ちる前よりも反発しました。

最後に

現在ではコロナウィルスの感染拡大では世界的にみても終息の目処が立っていません。経済の落ち込みは年単位で継続していくと予想している方もいます。それに相関しマイナス金利も長期化していくので今後も金資産を求める需要は強いとみられています。

実際にかんてい局の店頭では金製品の動きが活発になっています。実際に動きがあるのは、十万円金貨や喜平の重量が30gを超える製品です。

今後の上昇も期待できる中で金資産を求める動きと言えます。また買取コーナーでも金製品を売却する動きも見られます。資産を手放すうえで、最も高い時期に手放すことは家計にも効果的と言えます。

私たちが主として取り扱いする商材の中で現在はとても注目されている商材です。購入でも売却でもご相談があればお受けすることができますので、お電話でもご来店でもお待ちしております。

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