本日は相場高騰を続ける「ロレックス」のプロフェッショナルモデルの中でも、一部の愛好者の方から絶大な人気を誇る「Ref.16600|シードゥエラー」をお買取りさせて頂きました。
今回の記事では買取価格や査定ポイントについて記事を書いていますので、気になる方は参考にして頂けると幸いです。
Ref.16600|シードゥエラーとは
製造年数:1991年~2008年
ケース径:40.0㎜
防水:1220m
キャリバー:Cal.3135/自動巻き
パワーリザーブ:48時間
シードゥエラーはサブマリーナーの上位モデルとして開発されたモデルで、防水性能は1,220mとなっております。
サブマリーナーとの大きな違いは機構です。
ケースの横には飽和潜水時に自動で排出する特殊機構「ヘリウムガスエスケープバルブ」が搭載されております。
また、防水仕様上「サイクロプスレンズ」がなく「エスケープバルブ」もあるため、ケースもサブマリーナーよりも分厚くなっております。
シードゥエラーは1967年に発売された「Ref.1665」以来、何度かの進化を遂げておりますが、中でも赤シードやCOMEX(コメックス)などのレアモデルが存在しており、今となってはこれらのモデルの相場もかなり上昇しております。
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シードゥエラーの査定が高い理由
ロレックスの腕時計は相場が顕著に上昇しており、買取価格も高騰しているブランドのためプロフェッショナルコレクション(スポーツモデル)と呼ばれる「デイトナ」や「サブマリーナー」「GMTマスター」などの人気モデルは中古品でも国内定価を超えたプレミア価格で販売されているため買取価格に期待ができます。
今回の買取査定金額は950,000円となっていますが、現在のダイバーズウォッチの原型となったシードゥエラーは、ロレックスを代表する人気スポーツモデルの1つです。
登場以来、熟成を重ねてきたデザインとスペックとなっているため、シードゥエラーは「夏場」に相場上昇する傾向が強い時計となっています。
また、基本デザインが変わらないシードゥエラーもケースサイズは見直しがされており、現行品のシードゥエラーは43.0㎜とこちらのモデルよりも3.0㎜UPしています。
既に生産を終えたモデルにはなりますが、ケースサイズが40.0㎜と程よい大きさからフォーマルなパーティまで、あらゆるシーンで着用できることから幅広い層の方から支持を集めており、今でも古さを感じさせない仕様となっているため需要が高く高額買取が期待できるモデルとなっています。
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シードゥエラーの査定ポイント
①外部状態
まず見るポイントとしてはケースやブレスレット部分などの外装全体の状態チェックになります。
ブレスレットなどは使用に伴うキズがありますが、小さい擦りキズや小キズであれば、外装仕上げにてある程度はキレイになりますのであまり気にして頂く必要はありません!!
とは言え、今回のようなステンレスモデルでも打ちキズや凹みキズなどは研磨でも落とす事ができませんのでそのような状態になると査定額に影響する事があります。
またブレスレットの経年劣化に伴う「伸び」に関しては修復する事が出来ないため査定ポイントとしては重要なポイントです。
②内部の状態
機械式(自動巻き・手巻き)の時計の場合は必ず時計の精度や内部に異常が無いかをチェック致します。
内部に何か問題があると、時間が進んだり・遅れたりしてしまいます。
時計としてその状態では販売する事が出来ませんので、買取り後はオーバーホール等のメンテナンスを行います。
その時に内部機械に損傷が見られたりすると、パーツの交換等も行わなくてはならなくなりますのでその分費用が掛かってしまいます。
とは言え、私たちの提携修理工房で修理コストは抑えておりますので、メンテナンスが必要な状態でも通常の査定金額より大幅に査定金額を下げる事もないため「使わないかな」と思われたらそのままお持ち頂く事をおススメしております。
③ガラスの状態
時計の顔(フェイス)になるためキズがあれば交換が必要な箇所のため特に入念にチェックします。
ガラスエッジに欠けがある場合は「肉眼で確認できるようなキズ」の場合はマイナス査定になる事もあります。
④付属品の状態
時計をご購入される場合には専用ケース(箱)やギャランティカードと呼ばれる保証書が一緒に付属してきます。
その付属品の中でも特に大切とされているのが保証書です。
専用のケースやベルトを調整されたときに余った「コマ」は後で入手する事は出来ますが、保証書だけはメーカーに再発行をお願いしても発行してもらう事が出来ないため、二度と同じ保証書が発行される事はありません。
ご紹介しているシードゥエラーなどの販売価格が高額なモデルになるとこの保証書が「ある」「ない」で買取価格が10万円以上変わってくる事もありますので査定にお持ち頂く際は出来るだけ買われた当時の付属品を一緒にお持ち下さい!!
今回は購入当時の海外発行(並行品)の保証書(ギャランティ)がしっかりと付属品しておりましたので出来る限りの査定をさせて頂きました。
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まとめ
オンオフ問わず使えるデザインと実用性の高さから、中古市場のニーズは高まっており、特に2020年9月に新作が発売されてからは「16610LV」のサブマリーナーも発売当初にはブラック文字盤のグリーンベゼルが復活したことにより相場下落をしましたが、数か月で相場は持ち直しており、今後の相場変動もどうなるか楽しみです。
「かんてい局」ではロレックス全モデルを積極的に買取りさせていただいておりますので相場確認だけでも喜んで査定させて頂きます。
まずはお気軽にスタッフまでお尋ねください!!
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