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セイコー キネティックについて
今回はセイコーのキネティックというモデルについて紹介させて頂きます。
「キネティック」とは、セイコー独自が開発した、自動巻き(中のローターを回す事でゼンマイが巻かれ、そのゼンマイがほどける力で針を動かす)機構を持ちながら、その力を時計に内臓された発電機に蓄電させ時計を動かすという機能の事を言います。
通常、クォーツ式の時計は2年～3年に1度、電池の寿命がきますがキネティックはローターを回す事で蓄電されるため、長期で使用する事が可能となったモデルです。
しかし、長期間となると時間が狂ってしまったり、止まってしまうという不具合はどうしても避けられません。
もしそうなった場合は、通常の電池交換ではなく、蓄電器(二次電池)毎交換が必要となり、その場合は1万円以上修理にかかるケースが多いです。
通常の自動巻き時計のオーバーホールでも、同様かそれ以上の費用はかかりますので、こういった時計を購入する上では避けられない問題なのかもしれません。
では、こちらのキネティックのスペックについて見ていきましょう。
SUN069P1「キネティック」のスペック
ケースサイズ：43mm
ケース厚：14mm
防水性：100m
ガラス素材：ミネラルガラス
バンド、ケース素材：ステンレススチール
機能：デイト、ワールドタイム表示
自動巻き機構がある分、少しケースは厚みがあるように見受けられます。
こちらは海外モデルで日本では販売されておらず、並行品のみとなります。
では次に買取価格について紹介していきます。
なぜ買取価格が18,000円なのか
今回のこちらのキネティックは18,000円で買取させて頂きました。
まず、第一にポイントが高いのは小傷等がほとんど見られない、非常に美品であるという所です。
通常SSモデルは、小傷程度であれば研磨で落とす事ができますが、メンテナンスを行うと高額になります。
磨きだけでも1万円～かかりますので、10万円を超える高額時計になれば行う事もありますが、基本は現状の状態で販売となります。
特に深い打痕やヘコミが見られる場合は大きく査定額が下がってしまう可能性があります。
また、クォーツも自動巻きも同様ですが、正常に動作している事が重要です。
査定ポイントについて
①外装のキズについて
まずは外装の状態ですね。
上記でもお伝えしましたが、こちらのキネティックはほとんど使用感が見られず、綺麗な状態となります。
通常の小傷がある場合、3,000円～5,000円程査定額が変わる場合があります。
目立つ打痕やヘコミ、ガラスキズがある場合は更にマイナスとなる可能性があります。
②文字盤の色
時計の査定の場合は文字盤の色によって買取価格が変わる場合があります。
こちらは黒文字盤ですが、同モデルで白文字盤もあります。
白文字盤の方が若干ですが相場が安くなっていますので、同状態でも白文字盤であれば買取価格はこちらより下がる場合があります。
販売価格が高ければ高い商品であるほど、文字盤の色だけでもかなりの変動が出る場合があります。
③付属品の有無
最後に付属品の有無です。
こちらは箱や外したコマは付属していますが、メーカーの保証書がありません。
商品の状態や色も重要ですが、保証書は有無によって1割以上変わる場合が多いです。
ブランドによっては保証書の有無だけで30%以上値段が変わってしまうものもあります。
査定にお持ち頂く際はなるべく全ての付属品を揃えてお持ちする事で査定アップに繋がります！！
最後に
今回はセイコーのキネティックの買取について紹介させて頂きました！！
セイコーは日本が誇る、世界でも代表する知名度と技術力、機能性があるブランドですね。
価格帯も数千円～十数万円するモデルがあり、幅広いです。
ロレックスやオメガだけではなく、このような国産時計も高価買取させて頂きます。
もし売却を考えられている方は是非一度当店までご相談ください。
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