かんてい局茜部店です!
本日も非常に高額なモデルの腕時計を買取させて頂きました。
ロレックスのRef.16519|デイトナのWG(ホワイトゴールド)モデルです。
こちらのモデルは現在発売されているデイトナの2型前のモデルになり、いわゆる旧型と称されるモデルになります。
旧モデルですが、他のモデルを圧倒する程の高額品である事に代わりありません。
今回もMAXでの買取査定となっておりますので、理由等をご紹介させて頂きます。
この記事は実際に私たちが買取させて頂いた商品がどうしてその価格になったのか?をお伝えする記事です。
ロレックスの買取相場を知りたい方には必見です。
鑑定士しか知りえないような情報もご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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デイトナについて
正式名称は『オイスターパーペチュアル・コスモグラフ デイトナ』レース用クロノグラフであるデイトナが誕生したのは、今から約50年以上も前の事になります。
1963年にモーターレース『デイトナ・インターナショナルスピードウェイ』にちなんで生み出され、タキメーターベゼルを持つ事、視認性、防水性といった外装仕様が実用的な面と、デザイン性の高さから大きな人気を博しました。
デイトナ|16519について
ケース:K18WG(ホワイトゴールド)
ストラップ:レザー
ベゼル:K18WG(ホワイトゴールド)
風防:サファイヤクリスタル
ケース径:40.0㎜
防水:100ⅿ
ムーブメント:cal.4030
パワーリザーブ:52時間
製造期間:1996年~2000年
1996年、デイトナで初めてホワイトゴールド仕様となるRef.16519が誕生しました。
製造年数は約4年間となるため「中古品」での流通も少なく中々お目にかかることができません。
ムーブメントは、毎時36,000振動だった「エル・プリメロ」を毎時28,800振動まで抑え耐久性を向上させ、テンプを大きくしマイクロステラナットで精度を高めるといったロレックス独自の改良が施されたCal.4030を搭載しており、通常のステンレスモデルと同じです。
Ref.16518同様に風防は、サファイアクリスタルを搭載し100mの防水性能を実現しており、ケースは、リューズガードを搭載した40mm径となっています。
またラグ部分はフラッシュフィットと一体型となっておりレザーブレスしか装着できない特別仕様となっています。
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買取価格の理由
ロレックスのデイトナ「Ref.16519」は状態と付属品の有無・相場によって大きく買取価格が変わります。
先ほども少しだけ触れましたが、ロレックスのスポーツモデルの中でも圧倒的に人気のあるモデルのため、高価買取になったポイントでもあります。
2000年当時の定価は2,270,000円(税抜き)でしたが、今回は査定価格に影響する「状態」「付属品の有無」「相場」を考慮し買取価格を付つけしております。
その買取価格を左右する「ポイント」についていくつかお伝えしたいと思います。
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Ref.16519|デイトナの査定ポイント
査定ポイントを3つご紹介したいと思います。
①外装の状態
②文字盤の種類
③付属品の有無
①外装の状態
外装の状態は非常に重要です。
傷や汚れ、凹みといった外装の状態を確認します。
傷のついたものに関してはメンテナンスに出し研磨をかけますが、取り切れない深い傷がある場合には価格が下がりますので、その点は要チェックです。
今回買い取らせて頂いたデイトナはストラップは「レザー」のため使用感が出やすい素材となります。
新品のレザーに帰る場合は「30,000円~40,000円」程、費用がかかるためレザーの状態も重要な査定ポイントとなります。
今回のお品は前オーナーさまがオーバーホールに出されてからそれほど使用をされていない状態でお持ちいただけましたので、若干の使用感は見受けられましたが、許容範囲の状態だったため精一杯の価格提示をさせて頂きました。
②文字盤の種類
デイトナの場合は文字盤の種類や色により買取金額が変動します。
同じ型番であるRef.16519のモデルでも白(ホワイト)文字盤がありますが、黒(ブラック)文字盤の方が、人気のため価格が変動しています。
以前は圧倒的にブラック文字盤の方が人気となっていたため、ホワイトと比べると査定金額は100,000円ほどの開きがありましたが、最近ではホワイト文字盤の良さが見直されており大きな開きが少なくなっています。
③付属品の有無
ロレックスには箱や取扱説明書・ギャランティカード(保証書)が付属しております。
その中でも特に重要なのが「保証書(ギャランティーカード)」です。
ロレックスに限らず、メーカー製のブランド時計には付いてくることがほとんどです。
ロレックスは非常に高額な価格帯の時計の為、ギャランティカードの有無によって買取価格が大幅に変わります。
100万円を超えるような高いモデルやヴィンテージのモデルなどはギャランティカードの有無によって100,000円単位で買取価格が変動することもあります。
購入時の付属品はしっかりと保管するようにしましょう。
今後の予想
今回のデイトナの「希少性」は意外に高く製造年数が約4年間しかありませんので中古の流通量がかなり少なくなっています。
また2000年にロレックスは完全自社ムーブメントのデイトナをリリースしているため「エル・プリメロ」ムーブメントはそもそもの価値があります。
では気になる今後の値動きについて考察したいと思います。
中古の販売価格は2010年に100万円を切るくらいの価格で取引されていましたが、2017年頃に150万円近くまで上昇し、ここ数年続くのロレックス価格高騰もありますが2020年(現在)では200万円を越えています。
最近の相場では「イエローゴールド」モデルの方が人気となっているため「ホワイトゴールド」のモデルは全般的に高騰しているイメージはありませんでしたが、それでもやはり王者の「デイトナ」はプロフェッショナルモデルの中でも圧倒的なプレミア価格になっています。
今後もホワイトゴールドのエルプリモデルは前途の通り希少性が高いため今後も査定価格に期待できるモデルかもしれません。
まとめ
今回はロレックスのデイトナという人気中の人気モデルを買取させて頂きました。
かなりの高額モデルになるため非常に貴重なものになります。
現在「かんてい局茜部店」ではロレックスの買取を強化しております。
使わなくなったお品ものや、飽きてしまった物、買い替えをお考えの方など、是非かんてい局茜部店までお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、お待ちしております。
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かんてい局はなぜロレックスの買取強化をして高く買取が出来るのか?について書いている記事もありますので、気になる方は下記を参考にしてみてください。
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