皆さんこんにちは!!
かんてい局春日井店です(*’▽’)
今回は「IWC(アイダブリューシー)」という時計ブランドの「インヂュニア」というモデルについて解説していきます!!
IWCとは「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」の略で、1868年頃にスイスにて創業した時計ブランドで、歴史深く多くのユーザーから長く親しまれています。
高級メーカーらしいラグジュアリーウォッチや防水性に特化したダイバーズウォッチ、軍用として開発されたパイロットウォッチ等、幅広く展開されており、多くのファンを獲得しています。
今回はその中から機能性に特化したスポーティなデザインの人気モデル、「インヂュニア」というモデルについて紹介させて頂きます!
こちらの記事では、
・IWCのインヂュニアとは?
・インヂュニアが値上がりしている理由
・その他値上がりしているモデル
・かんてい局のインヂュニアの在庫
・最後に
以上について解説していきます!
インヂュニアのモデルに興味がある方は、是非この記事を参考にしてみて下さい!
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IWCのインヂュニアとは?
今回紹介するのはIWCの「インヂュニア」というモデルです。
インヂュニアは1955年に誕生した、ドイツ語で「エンジニア(技術者)」を意味し、時計の弱点である「磁気」に強く、実用性に特化したシリーズです。
デザインはシンプルで当時から完成しており、時計界のピカソと呼ばれている「ジェラルド・ジェンタ」が考えています(※2代目モデルから)。
このジェラルドジェンタは他にもパテックフィリップの「ノーチラス」、オーデマピゲの「ロイヤルオーク」、ブルガリの「オクト」など、数々の名機のデザインを手掛けています。
そのため、何となくデザインが似ている感じもしますね。
※画像左、オーデマピゲ ロイヤルオーク/右、IWC インヂュニア
どちらも男らしく、無駄の無い洗練されたデザインです。
まずはそんなインヂュニアのデザインや特徴について、簡単に解説していきます。
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インヂュニアの特徴(Ref:IW323902)
①ベゼル
インヂュニアのデザインの特徴として、まず「ベゼル」です。
むき出しになったベゼルに5つの穴が打ち込まれ、メカニカルで武骨なイメージを演出しています。
このベゼルデザインは1955年に登場したインヂュニアの初代モデルには採用されておらず、2代目モデルよりこの形状のベゼルに変更されてきました。
2代目モデルからは大きくデザインが変更される事は無く、現在まで継承され続けています。
インヂュニアを元々知っている方は、このベゼルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
③裏蓋
裏蓋は迫力あるスクリューバックルタイプになっており、インヂュニア(INGENIEUR)の刻印が彫られています。
インヂュニアはどの世代も裏蓋は同じような形状となっており、装着すると見えない部分ではありますが、これも特徴の一つであると言えますね。
④ブレス
IWCのインヂュニアやパイロットウォッチ等のスポーツモデルは、ブレスの調整が簡単に行えるように作られています。
ブレス内側の中央部にボタンのようなポッチが付いており、そこを細い器具で押すとピンが外れる仕組みになっています。
ドライバーやプラスチックハンマー等は必要なく、棒状の細い器具一つあればすぐに調整が可能です。
このように、簡単に外す事ができます。
取り付ける際も、ピンを付けた状態でもう一度ボタンを押し込めば、取り付け完了です。
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インヂュニアが値上がりしている理由
そんな実用性、機能性の高いインヂュニアですが、近年値上がりが激しく、1~2年で中古相場が倍以上になっているモデルが存在します。
例えば、上記で紹介した「IW323902」というモデルは2013年に発表され2017年頃に終了となり、その後2020年頃までは中古相場は30万円程で売られていました。
ところが、2022年現在、倍の70万円以上で販売されています。
全てのインヂュニアがそのような現象になっているわけではありませんが、一部のヴィンテージモデルでもとてつもない値上がりを見せています。
何故このような高騰が起きているのかを筆者の予想も含め、解説いたします。
①価格の安さ
1つ目は元々の「価格の安さ」が要因であると思います。
ジェンタ氏がデザインを手掛けた他メーカーのパテックフィリップの「ノーチラス」やオーデマピゲの「ロイヤルオーク」は販売価格数百万円が当たり前の世界で、モデルによっては1000万円を超える時計も存在します。
インヂュニアはまだ100万円以内で買えるモデルも多く、リーズナブルな所から「ジェンタデザイン」が好きなコレクターがこぞって買い求めている事から相場が騰がったのではないかと予想が立ちます。
②デザインの完成度
2つ目は不変的で完成されたデザインという事が高騰の理由になると思います。
先に挙げたノーチラスやロイヤルオークも、ベースデザインは発売当初より現在まで大きな変更は特にされておらず、現行モデルだけではなくヴィンテージモデルも絶大の人気を誇ります。
デザインは大きく変わらないのに未だに人気が高いという事は、当時から既に完成していたと言わざるを得ません。
ジェラルドジェンタのデザインがいかに天才的でずば抜けたセンスというのが実感できますよね。
③生産数の少なさ
続いて生産数が他のモデルに比べて少ないという事です。
中でも実際にジェラルドジェンタが最初にデザインを手がけた、2代目にあたるRef.1832の「インヂュニアSL」というモデルは総生産数「976本」しか作られなかったと言われており、そのモデルは非常に高値で販売されています。
IWCの中でも当時は少しニッチな存在でもあった事から、市場でもあまり数多く出回っていない事が値上がりの要因となった可能性が高いです。
④生産終了(ディスコン)
最後の理由として、「生産終了」というのが大きな要因になっていると思います。
2022年現在、実際に現行モデルであるIW357001「インヂュニア・オートマチック」は定価よりも中古相場は安く販売されています。
しかし、2017年で生産終了した上記のモデルは、定価より20万円以上のプレミア価格がついています。
この状況により、生産終了となった事が相場高騰のきっかけに繋がっている事が分かります。
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その他値上がりしているモデル
IWCのインヂュニア以外で、「実はこのブランドのモデルも値上がりしている!」という紹介もしていきます。
時計に詳しい方では無いと中々聞きなれないブランドもあると思いますが、近年注目されているモデルで、中古相場が上昇しております。
現在、全てかんてい局には在庫が無い商品になりますので、もしお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談下さい!!
ジラールペルゴ ロレアート
※型番:81000-11-131-11A
3年前販売価格帯:70万円~80万円
2022年6月現在:220万円~
「世界で腕時計を一番最初に開発した」とされる、スイスの老舗メーカー「ジラールペルゴ」です。
「ロレアート」というモデルは1975年頃に開発され、上記のモデルはその復刻版として2016年に発表されました。
青文字盤、白文字盤で各世界225本限定という、その希少さも相まって大きく値上がりしています。
ショパール サンモリッツ
※型番:8024
3年前販売価格帯:5万円~8万円
2022年6月現在:25万円~30万円
サンモリッツは1980年にショパール初となるスポーツモデルで、現在は廃盤となっておりますが、このベースデザインを受け継ぎ進化したのが「アルパインイーグル」というモデル。
アルパインイーグルは近年、非常に注目されており人気が集まっていますが、価格帯は100万円以上と高額です。
サンモリッツはアルパインイーグルの原点とも言えるモデルですので、比較的リーズナブルに購入できるサンモリッツを求めるユーザーが増えてきたのでしょう。
これからの値動きに、注目したい所ですね。
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かんてい局のインヂュニア在庫
では、現在かんてい局にあるインヂュニアの在庫をご紹介いたします!!
2022年6月時点の情報になりますので、行き違いにより在庫切れとなっている場合もございますので、予めご了承ください。
IW323902
※現在出品中の為掲載ページ無し※
販売価格:919,800円
ケースサイズ:40mm
機構:自動巻き
文字盤色:ブラック
取扱店舗:かんてい局春日井店
IW352101
販売価格:1,018,000円
ケースサイズ:34mm
機構:自動巻き
文字盤色:ホワイト
取扱店舗:かんてい局細畑店
最後に
今回はIWCのインヂュニア相場高騰の理由について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
私自身もIWCのモデルは気になっており、特にインヂュニアは武骨で男らしく、とても魅力的だと思います。
是非、興味がある方は一度かんてい局まで足をお運びください!
皆様のご来店を心待ちしております。