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【徹底比較】ロレックスとチューダーのサブマリーナーの違いは?タコサブ、ボーイズサブの実機も紹介!【小牧】

今回のブログは

TUDORRef.79090/サブマリーナー

ロレックスRef.16610/サブマリーナー

の比較をしていきます。

どちらも同じモデル名がついた腕時計ですがどのような違いがあるのかを解説します。

主に

・TUDOR(チュードル/チューダー)

・ロレックスのサブマリーナー(16610)とTUDORのサブマリーナー(79090)の比較

・TUDORの青タコサブ(76100)

・TUDORのボーイズサブ(75090)

について解説します。

ただのモデル紹介だけでなく、ロレックスのサブマリーナーとTUDORのサブマリーナーの比較、TUDORのサブマリーナー同士の比較といった形で、違いを紹介していきます。

今回紹介するTUDORのサブマリーナーは廃盤品の為、流通数も少ないモデルばかりですので中古で購入する際の参考にしてください。

もしブログの中でご質問や、気になる点や、在庫確認などございましたらお電話でもお答え致しますのでお気軽にお問い合わせください。

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TUDOR(チューダー/チュードル)について

まずは今回のブログのメインテーマの、TUDOR(チューダー/チュードル)というブランドについて説明します。

TUDORを知らない。名前だけしか聞いたことが無い。という方はご覧頂きTUDORというブランドを少しでも知って頂けたらと思います。

※既にご存知の方はそのまま下へスクロールして下さい。

チューダーの創業者は?

チューダーはロレックスと同じ創業者、「ハンス・ウィルスドルフ」によって立ち上げられたブランドです。

元々チューダーはロレックスのディフュージョンブランドとして立ち上げられたブランドという事はご存知ですか?

何故ロレックスがディフュージョンブランドを立ち上げたのかというと、今もそうですが、当時ロレックスは高級品という位置づけられており、誰もが簡単に購入が出来る様な価格ではなく、今ほど世にロレックスが浸透しておりませんでした。

そこでロレックスの創業者「ハンス・ウィルスドルフ」が世にロレックスを広める、認知してもらう為に「TUDOR(チュードル/チューダー)」というブランドを立ち上げたという事です。

こういった経緯があり立ち上げられてブランドですが、現在ではTUDORはTUDORとして確立されディフュージョンブランドとしてではなく、一つのブランドとして人気も高いブランドになっています。

紹介する腕時計について

今回のブログで紹介、比較していくモデルの詳細です。

ROLEX 16610 サブマリーナー


型番:Ref.16610

商品名:サブマリーナー

製造期間:1988年頃~2010年頃

TUDOR 79090 サブマリーナー

 


型番:Ref.79090

商品名:サブマリーナー

製造期間:1989年頃~1995年頃

TUDOR 76100 サブマリーナー(青タコサブ)


型番:Ref.76100

商品名:サブマリーナー(青タコサブ)

製造年数:1980年代

TUDOR 75090 サブマリーナー(ボーイズ)


型番:Ref.75090

商品名:サブマリーナー(ボーイズ)

製造年数:1980年代

以上が今回紹介、比較していくモデルです。

TUDORのサブマリーナー(Ref.79090)について

ここからロレックスのサブマリーナー(Ref.16610)を基に、TUDORのサブマリーナーとの比較を行っていきますが、今回紹介するTUDORの中でも、ロレックスのサブマリーナーに一番近い雰囲気を持つRef.79090について解説をします。

TUDOR 79090とは

このモデルはブラックカラーのサブマリーナーで、1989年頃に登場したモデルです。

ロレックスのサブマリーナーをご存知の方は見た目からしてロレックス?

となる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

意外とTUDORのサブマリーナーの歴史は長く、初めて登場したのは1954年とされています。

その後モデルチェンジを繰り返し1995年~1999年頃まで製造されていたRef.79190がTUDORのサブマリーナーの最終モデルとされています。

79090の特徴

見た目がロレックスのサブマリーナーに酷似していますが、TUDOR/サブマリーナーの特徴を紹介していきます。

①回転ベゼル

TUDORのサブマリーナーにもダイバーズウォッチらしい回転ベゼルが備わっています。

ただ、この回転ベゼルは一般的な逆回転防止機能ががついたベゼルではなく、両回転式のベゼルになっている為、時計回り反時計回りどちらにもベゼルが回る仕組みになっています。

②ベンツ針

針の仕様はベンツ針となっており、現在販売されているロレックスと変わらない仕様です。

ただ、TUDORのサブマリーナーの中にはロリポップと呼ばれるものがあり、上記の様なベンツ針ではなく、

このように針がキャンディー(飴玉)の形をしたモデルもあります。

③ロレックスのパーツを使用

冒頭でも説明をしましたが、TUDORはロレックスの姉妹ブランド(ディフュージョン)で、ロレックスを認知させるために生まれたブランドでもあります。

その為、裏蓋(オイスターケース)

リューズ(クラウン)

にはロレックスと同じパーツが使われている事が特徴です。

最近のTUDORはTUDORとして独自の路線を歩んでいる為、現在のモデルにはロレックスのパーツは使われておらず、

バラのリューズや

盾のリューズ

が使われています。

ロレックス サブマリーナーとの比較

ここからは

ロレックスのサブマリーナー(Ref.16610)

TUDORのサブマリーナー(Ref.79090)

の違いについて説明していきます。

①見た目の違い

まず一つ目の違いは文字盤の見た目の違いです。

ロレックス Ref.16610 サブマリーナー

TUDOR Ref.79090 サブマリーナー

二つを並べてみるとパッと見の大きな違いは無いですよね?

ただよく見てみると、

【インデックス】と【メモリの長さ】

が異なっています。

【インデックス】に関しては

ロレックスのサブマリーナーにはフチ(銀色)があるのに対して

TUDORのサブマリーナーにはフチがありません。

所謂「フチなし」と言われるものです。

ロレックスでも80年代頃まではこの「フチなし」のモデルが存在していますが、TUDORのサブマリーナーはそれほど古い年式ではないのにかかわらずインデックスにはフチがありません。

また、6時側と9時側のインデックスがロレックスは縦長(バー)ですが、TUDORは三角形の形をしているのも特徴です。

【メモリの長さ】

ロレックスがこの長さに対して、

TUDORの方が若干長くなっています。

よく見ないと気が付かない様な違いですが、ロレックスとTUDORのサブマリーナーの見た目には以上のような違いがあります。

②ブレスレットの違い

二つ目の違いは【ブレスレット】です。

ロレックスのサブマリーナーのブレスレットにはコマを外す際にネジを用いた「ハードブレス」が採用されているのですが、

TUDORのサブマリーナーには「巻きブレス(巻き込みブレス)」が採用されております。

ロレックスもこの巻きブレスは70年頃までは採用されていましたが、80年代からはハードブレスに変更されています。

文字盤やブレスレットの仕様を踏まえて、二本を比べてみると年式に大きな違いはないものの、TUDORのサブマリーナーの方が仕様が少し古い(ヴィンテージ感)という事が伺えます。

③防水性能の違い

3つ目の違いは防水性能です。

ロレックスのサブマリーナーは300m防水に対して

TUDORのサブマリーナーは200m防水の仕様になっています。

200m防水でも十分ではありますが、TUDORのサブマリーナーの方が防水性能は少し劣る形です。

④ムーブメントの違い

4つ目の違いはムーブメント(中の機械)です。

ロレックスのサブマリーナーには自社製ムーブメントのCal.3135が使われていますが、

TUDORのサブマリーナーはETA社製(社外製)のムーブメントが使われています。

このようにTUDORのロゴが刻印されてはいますが、ベースはETA社製のCal.2824です。

サブマリーナー 16610と79090の違いのまとめ

見た目は同じような雰囲気を持つロレックスとTUDORのサブマリーナーでしたが、機能面や仕様を比較してみると違いがいくつかありました。

どちらも90年代に活躍をしたモデルですが、同じ年代の製造の割にはTUDORのサブマリーナーの方がヴィンテージ感が強く、ロレックスのサブマリーナーの方が近代的な印象です。

また、中古の流通数で言えばTUDORのサブマリーナーの方が圧倒的に少なく、2021年10月現在で中古市場でも数える程度しか在庫がありません。

その為、中古の中でも選択肢が少なく、付属品の有無や状態などの兼ね合いもありますが、人と被らずにヴィンテージ感を楽しみたいという方はTUDORのサブマリーナーを、逆に中古での流通数も比較的多いロレックスのサブマリーナーであれば、状態や付属品の有無を含めて選択肢もまだまだたくさんある為、譲れないポイントや見た目の状態も良いものを考えている方はロレックスのサブマリーナーがお勧めしたいと思います。

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その他のTUDOR サブマリーナーについて

ここまでは定番のカラーのブラックのサブマリーナーとの比較、紹介をしましたが、ここからは少し雰囲気の異なるTUDORのサブマリーナーを紹介します。

①Ref.76100 青サブ(タコサブ)

こちらはRef.76100、1980年代に登場したサブマリーナーです。

先ほど紹介、比較をしたサブマリーナーは文字盤、ベゼル共に黒色の個体でしたが、このサブマリーナーは文字盤、ベゼルがブルーのモデルです。

ロレックスにも通称「青サブ」と呼ばれるモデルは存在していますが

ご覧の様にフルステンレスのモデルではなく、イエローゴールドとのコンビモデルや無垢のモデルにしか青サブは存在していません。

ステンレス製の青サブはTUDORのサブマリーナーにしか存在しておらず、特別感もあります。

もしかしたらTUDORとロレックスで差別化を図るためにTUDORだけステンレスの青サブを作ったのかもしれませんね。

TUDOR 青サブの特徴

TUDORの青サブの特徴は、上記でも紹介したサブマリーナー(79090)同様に、

・裏蓋

・リューズ

にロレックスのパーツが使われており、ブレスレットも巻きブレスです。

ただ、先ほどのRef.79090のサブマリーナーとは針の仕様が異なり、ロレックスにも使われているベンツ針ではなく、飴玉の様な丸の形をした針が使われています。

※上記でも紹介したロリポップの仕様です。

海外ではロリポップと呼ばれていますが、日本ではこの針の形がタコの様に見える事から「タコサブ」と呼ばれていました。

現行或いは少し前のTUDORにはこちらのような

通称「イカ針(スノーフレーク針)」が用いられている為、現行モデルには無い渋さがあります。

また、この青サブのスペックに関しては、先ほど紹介したRef.79090/サブマリーナーと違いはなく、200m防水に両回転式のベゼル、ブレスレットは巻きブレス(巻き込みブレス)の仕様となっております。

ちなみにTUDORの青サブはこのRef.76100だけでなく、先ほど紹介したRef.79090にも存在しています。

年式的にはRef.79090の方が新しい為、

古いモデルはちょっと・・・

という方は比較的新しい年式のRef.79090の青サブをチョイスしてみてはいかがでしょうか?

②Ref.75090 サブマリーナー(ボーイズ)

次に紹介するのはRef.75090/サブマリーナー(ボーイズ)です。

カラーリングは先ほど紹介した「青サブ」と同じブルーのベゼル、文字盤です。

このモデルにもブルーだけでなく、ブラックカラーが採用されているのでブルー、ブラックと好みで選択する事が出来ます。

ちなみにこの個体は1990年代製造の為、先ほど紹介した青サブより年式が新しい事もありベゼルは退色しておらずはっきりとしたブルーです。

ボーイズサブの特徴

このボーイズサブの一番の特徴ケースサイズです。

上記のTUDORのサブマリーナーのケースサイズは39.0mmと一般的な男性向けのサイズですが、ボーイズサブは36.0mmと少し小ぶりなサイズになっています。

実際に並べてみるとこれだけサイズが違う事が分かります。

このサイズ感であれば男性だけでなく、女性の方でも着用できるので、ペアウォッチやシェアウォッチとしてお使い頂く事も出来ます。

ボーイズサブも他のTUDOR/サブマリーナー同様に、ロレックスのパーツが各所に使われているのも特徴の一つです。

ただ異なる点として、ボーイズサブのブレスレットは巻き込みブレスではりますが、Ref.79090やRef.76100の様に3列タイプだけでなく、ご覧の様に5列タイプの巻き込みブレスも存在しています。

個人的にはこっちの方がヴィンテージ感もあり好みです。

ちなみにTUDORのサブマリーナーは上記の39.0mm、36.0mmだけでなく、「ミニサブ」と呼ばれるケースサイズ33.0mmのモデルもあります。

見た目では少し分かりにくいかもしれませんが、33.0mmだととても小ぶりな為、女性向けのサイズです。

ロレックスのサブマリーナーは1サイズのみで選択肢はありませんが、TUDORのサブマリーナーは3サイズから選べるのも魅力的なポイントの一つです。

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TUDOR サブマリーナーの中古相場は?

最後に今回紹介したTUDORのサブマリーナーの中古相場を紹介していきます。

※中古相場に関しては2021年10月時点の相場です。また、メーカー保証書(ギャランティカード)や箱等の付属品の有無や、状態によって異なる為ご了承ください。

①TUDOR Ref.79090 の中古相場

中古相場:65万円前後~80万円前後(ブラック)

中古相場:90万円前後~115万円前後(ブルー)

となっております。

同じRef.79090でもブルーの方が個体数が少なく、ブラックよりも相場が高めです。

②TUDOR Ref.76100 の中古相場

中古相場:80万円前後~100万円前後(ブラック)

中古相場:90万円前後~120万円前後(ブルー)

となっております。

こちらもRef.79090同様にブルーの方が個体数が少なく、ブラックよりも相場が高い印象でした。

また、Ref.76100はRef.79090よりも個体数も少ない事から相場自体が若干高めです。

③TUDOR Ref.75090 の中古相場

中古相場:50万円前後~60万円前後(ブラック)

中古相場:55万円前後~80万円前後(ブルー)

上記の39.0mmサイズのサブマリーナーと比べるとボーイズサブの方が中古相場は少しお安めでした。

ただ、こちらも同様にブルーの方が中古相場は高めとなっております。

24時間受付メール査定

ここまではTUDORのサブマリーナーの比較や紹介をさせて頂きましたが、既にお持ちで「売却をしたい」「売りたい」という方はこちらの「簡単メール査定」をご利用頂けたらと思います。

査定だけでも大歓迎ですのでお気軽にご利用ください。

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時計査定フォーム

相場自体は年々上昇しているTUDORのサブマリーナーです。

数年前の相場では30万円前後で買えた個体もありましたが、今では2倍以上の価格になってしまっております。

また、今後年数が経過する事で更に流通数も減ってくる事も考えられます。

数年前に査定をしただけということでしたら、その時よりも買取価格が高くなっている可能性もございますのでお気軽にご利用ください。

メール査定よりもとにかく電話で価格を知りたいという方にはお電話でのご返答、ご相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください!

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動画解説

また今回のTUDOR/サブマリーナー関しては動画でも実機を交えて紹介を行っております。

ロレックスのサブマリーナーとの比較も詳しく解説しておりますので動画でもご覧頂けたらと思います。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回はTUDORのサブマリーナーロレックスのサブマリーナーの比較、紹介をさせて頂きました。

見た目は激似な二本ですが、見比べてみるとTUDORにはTUDORにしかない魅力や雰囲気、ヴィンテージ感が漂っていると思います。

また、ブラックとブルーの二色展開や、3サイズ展開というのはロレックスにはないTUDORだけの特別感ではないでしょうか?

今回紹介したTUDORのサブマリーナーは既に廃盤品で中古でしか手に入れる事が出来ません。

また年代も1980年代~の為、個体によっては状態や価格が様々です。

流通数も現行モデルと比べると少ない為、もしこれだ!と思う個体に巡り合えた時は是非購入をお勧めします!

また、かんてい局ではTUDORのヴィンテージ感たっぷりのモデルだけでなく、現行モデルも多数取り揃えておりますので、是非オンラインストアをご覧頂けたらと思います。

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かんてい局では随時新しい商品、モデルが入荷しております。

オンラインストアに掲載されていないような入荷したばかりの商品もございますので、気になる商品や購入を検討している商品がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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