今回は、世界三大複雑機構についての解説と搭載モデルをご紹介いたします。
■複雑機構について知りたい方
■複雑機構の腕時計をお探しの方
■超高額時計をお探しの方
に是非読んでいただきたいのでどうぞ最後までお付き合いください!
引用:https://www.patek.com/ja/%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/5327R-001
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世界三大複雑機構とは?
機械式腕時計がお好きな方はその歴史や作りの精密さ、美しさに惹かれたのではないでしょうか?
世界三大複雑機構には長い歴史があり、製造には確かな技術力がなければ完成できません。
また、製造された複雑機構の腕時計は次元の違う輝きが感じられ、魅了される美しさを感じます。
そんな世界三大複雑機構とは!?
① ミニッツリピーター
② パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)
③ トゥールビヨン
上記に挙げたものが数ある複雑機構の中でも、高い技術力がなけらば完成させることができない3つの機構で、「世界三大複雑機構」と称されています。
それでは各機構について詳細をご説明して参ります。
① ミニッツリピーター
引用:https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/watches/master-grande-tradition/master-grande-tradition-calibre-950-white-gold-q5233420
ミニッツリピーターは、「音で時刻を知らせる機構」です。
世界三大複雑機構のうち、最も起源が古いと言われており、その製造難易度の高さは随一です。
1676年にイギリスのエドワード・バーロウによって発明され、当初は置時計などに使用されていましたが、置時計よりも小さな懐中時計への小型化しての搭載は困難を極めました。
なぜなら、僅かなスペースの中でゴングとハンマーを搭載し、なおかつ音がこもらず、美しい音色を奏でられるよう設計しなくてはならないためです。
ムーブメントを守るためにケースの気密性を高めることは不可欠ですが、一方で音を響かせるためにはある程度のスペースがなくてはならない矛盾から製造は至難の業でした。
天才時計師アブラアム=ルイ・ブレゲがその小型化に成功し、オメガが1892年、腕時計に初めて搭載させました。
低音や高音などで音色を分けて「1時間間隔」「15分間隔」「1分間隔」の3種類の音で時刻を知らせます。
例えば、1時間単位を知らせる音が6回鳴れば6時、15分単位を知らせる音が2回なら30分、1分単位を知らせる音が5回なら5分というように3種類の音で時刻を知らせます。
ミニッツリピーターが開発された当時はまだ「発光塗料」がなかったため、暗闇でも時間を把握できるために製作されました。
「発光塗料」が発明された今、ミニッツリピーターの用途は本来の姿ではないですが、その複雑な機構に魅了された人達から多くの人気を集めています。
モデル紹介
引用:https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/watches/master-grande-tradition/master-grande-tradition-calibre-950-white-gold-q5233420
ブランド:【JAEGER-LECOULTRE】ジャガールクルト
型番:Q5233420
品名:マスター・グランド・トラディション
ムーブメント:キャリバー950
素材:ホワイトゴールド
サイズ:直径43mm×厚さ13.7mm
機能:年・永久カレンダー・日付・時・分表示・曜日・月・ムーンフェーズ・ミニッツリピーター
至高の複雑機構と完成度を内部に擁し、シルバーグレイン仕上げのダイヤが目を惹きつけます。完全に同期するミニッツリピーターと永久カレンダーを搭載したマスター・グランド・トラディション・ミニッツリピーター・パーペチュアルは、らせん型のゴングをダイヤル内部からも見ることができ、すぐにそれと分かる強力な個性を放っています。
マスター・グランド・トラディション・コレクションに流れる唯一無二のデザインコードに敬意を表しつつ、新しいケースを表と裏の両面に採用した、羨望の的となる世界30本限定モデルです。
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② パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)
パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)は、「半永久的に手動での操作不要で暦通りの日付を表示する機能」です。
パーペチュアルカレンダーは18世紀末に、時計の歴史を200年早めたと名高い天才時計師アブラアム=ルイ・ブレゲによって既に完成されていたと言われています。
その後、この精緻な機構は各名門によって受け継がれていきますが、1925年にパテックフィリップが初めて腕時計へと採用しました。
通常の一般的な腕時計のカレンダー機構は、毎月30日、31日、1日に日付変更が当然必要なものですが、パーペチュアルカレンダーは不要です。
また、閏年がある2月のみの調節で済む「アニュアルカレンダー」というものもありますが、その上の存在が、「パーぺチュアルカレンダー」なのです。
パーペチュアルカレンダーは時計内のプログラムで自動調節される仕組みになっており、毎日作動していれば、数百年間は正確なカレンダー表示をするものです。
つまり、永久カレンダーとは時間だけでなく、今日が何月何日なのかを半永久的に判断して日付調節が不要となる機構なのです。
モデル紹介
ブランド:VACHERON CONSTANTIN【ヴァシュロン・コンスタンタン】
型番:4300V/000R/B064
品名:オーヴァーシーズ・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー
ムーブメント:キャリバー1120 QP/1
素材:ピンクゴールド
サイズ:直径41.5mm×厚さ8.1mm
機能:時表示・分・針付きパーペチュアル カレンダー・指針式の曜日表示・指針式の月表示・閏年を含む48ヶ月表示・ムーンフェイズ表示
参考定価:12,144,000円
2100年まで正確な日付を表示できる厚さわずか8.10mmの極薄のパーペチュアルカレンダーは、星が散りばめられた夜空と2つの金色の月が描かれたムーンフェイズによってその存在感が際立ちます。
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③ トゥールビヨン
引用:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/26600CR.OO.D009KB.01.html
トゥールビヨンは、「重力の影響によって生じる時計の誤差を補正・調節する機構」です。
ちなみにトゥールビヨンはフランス語で「渦」という意味を持っています。
この機構を開発したのも、やはり天才時計師アブラアム=ルイ・ブレゲで、1801年にブレゲが特許を取得しました。
世界三大複雑機構の全てに関わっていたブレゲは本当の天才時計師ですね。
当時主流だった懐中時計よりさらに姿勢差の矯正が必要とされる腕時計のトゥールビヨンは、多数の複雑機構を先駆けるパテックフィリップを始めとして、様々な時計メーカーが挑戦してきました。
腕時計は人が装着している場合には常にさまざまな方向を向いているため、重力の影響を受けるため、歯車、ゼンマイ、テンプなどの機能に負担が掛かりやすく、使用しているうちに時差が生じやすくなってしまいます。
これは姿勢差と呼ばれ、その影響を解消するために発明された機構が「トゥールビヨン」です。
一般的な時計は「時計の心臓」と呼ばれる「テンプ」に付属しているゼンマイを伸縮させることでテンプを行き来させて秒針を進めますが、トゥールビヨンはテンプを一回転させることでゼンマイの負担を軽減しています。
現在の技術では、ムーブメントは姿勢差の影響をほとんど受けないようですが、やはり見た目の美しさとしてトゥールビヨンは多くの方から愛されているようです。
モデル紹介
引用:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/26600OR.OO.D002CR.01.html
ブランド:AUDEMARS PIGUET【オーデマピゲ】
型番:26600OR.OO.D002CR.01
品名:CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ トゥールビヨン オープンワーク
ムーブメント:キャリバー2948
素材:ピンクゴールド
サイズ:直径41.0mm×厚さ10.7mm
機能:時表示・分・針付きパーペチュアル カレンダー・指針式の曜日表示・指針式の月表示・閏年を含む48ヶ月表示・ムーンフェイズ表示
ユニークな手巻きムーブメントが備えるダークカラーのトゥールビヨン・オープンワーク構造の芸術性と立体的な効果が、18Kピンクゴールドケースによって際立ちます。
アーチ型シルエットが奥行きや全体像、光と作用して独特の視覚を生み出す、二つの曲線を描く現代的なサファイアクリスタルを使用しています。
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最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は世界三大複雑機構についての解説と搭載モデルをご紹介しました。
少しでも皆様の時計選びの参考になりましたら嬉しいです。
ご紹介した以外にも世界三大複雑機構の腕時計には多くの素晴らしいモデルがありますので、是非自分に合ったものを探してみてください。
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