【2021年1月31日追記】
こんにちわ。
かんてい局小牧店です。
本記事では10年以上鑑定士を行っている私が思い入れあるロレックスの
「青サブ/Ref.16613」
について書かせていただきます。
私は自身で購入、使用していた時計ですので
【どういったポイントを重視して中古で青サブを購入すればいいのか】
を他の人よりも理解しております。
中古で青サブを購入する際、絶対失敗したくない方は必ずお読みいただきたいと思います。
この記事は以下内容を知りたい方にお勧めの記事内容となっております。
・青サブの新型、旧型の違いが知りたい
・中古で青サブを購入するならどの点を注意するか知りたい
・Ref.16613とRef.116613の違い
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また、私が購入した青サブ/Ref.16613の購入時のポイント以外にも、2021年1月現在で一つ前の型となります、Ref.116613LB/青サブとの比較もございますので、是非ご覧になってみて頂けたらと思います。
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ここからは青サブの購入時のポイント、注意すべき点や違いが主な内容になっております。
もしお手持ちの青サブ、サブマリーナーを手放したい。売却したい。と考えている方はこちらのメール査定がおススメです。
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ロレックスの人気スポーツモデル「青サブ」とは
このブログを読んでくださる方には説明不要かもしれませんが簡単に説明をさせていただきたいモデルです。
ロレックスの人気ダイバーズウォッチ「サブマリーナー」のコンビモデルです。
サブマリーナーのコンビモデルには大きく分けて黒、青が存在します。
通称「黒サブ」「青サブ」と呼ばれるのが一般的です。
どちらも非常にカッコイイですが夏を連想させるダイバーズウォッチにブルーの文字盤とゴールドの素材が相まって非常に美しいラグジュアリーな雰囲気を出す事からどちらかというと青サブのほうが人気が高いです。
そんな青サブですが私も以前所有した事があります。
TPOはわきまえないといけませんが腕元の圧倒的な存在感は所有者の満足感の高いモデルです。
現在はすでに新しいモデルも登場しており、こちらのモデルは廃盤となりましたがまだまだ中古市場では根強い人気モデルとなっております。
特にこのブルー×ゴールドのカラーコントラストは夏の海を連想される方も多くサマーシーズンには特に売れるモデルです。
青サブを中古で購入する際に気を付けるポイント
ではまずこのブログのメインテーマになります、【Ref.16613/青サブ】を購入する際のポイントをいくつかお伝えさせて頂きます。
初めに今回ご紹介をしているRe.16613/サブマリーナーはすでに廃盤となっておりますのでこの青サブを2021年現在新品で購入するのは限りなく難しいです。
※万が一デットストックとして在庫を持っている可能性はゼロではございませんが、非常に稀なため限りなく難しいと表現させて頂きます。
もしこのデットストックの商品があったとしても価格は非常に高額になってしまうと思います。
一般的には中古で購入する事になると思いますが、楽天市場やネットなどのオンラインショップをご覧頂くと分かりますが高い物から安い物まで非常に幅広い金額で販売されております。
実際そんな多数中古として販売されている青サブなかからどれを購入すれば良いのかポイントをここからお伝えさせて頂きます。
こちらが私が購入の際、気を付けたポイントになります。
ポイント①:保証書の有無
購入するとき私が一番気にしたポイントは保証書の有無です。
ご存知の方も多いと思いますがこの保証書の有無で買取価格、販売価格が大きく変わります。
以前は保証書の有無で買取価格は1万円違うくらいの話しでしたが今は10万円程変わる事もザラです。
恐らく再発行されない付属品という事と、年数が長く経過した事で付属品を無くす方も増え希少性が高まったと思います。
私はこの保証書があるかないかにまず重点を置き購入に至りました。
※保証書は重要な付属品ですので、もしお持ちの場合は無くさないようにご注意ください。
ポイント②:ブレスレットの新旧
二つめに気にしたポイントとしてはブレスレットの違いです。
意外と気にしないと分からないポイントだと思いますが、Ref.16613/青サブのブレスレットには新旧が存在します。
厳密に言うとブレスレットというよりはバックルに違いがあります。
マイナーチェンジに伴い仕様が少し変更されているのですが、バックル部分を良く見て下さい。
上記の画像だとブレスレットからバックルまで金が使われております。
その一方こちらのバックルには金が使われておらず、ステンレスモデル同様のバックルになっております。
ちなみこちらが古いタイプのバックルで、仕様変更は2000年前後と言われております。
バックルが新しいものと古い物では約10万円ほど買取価格がかわります。
金が使われていたほうがよりラグジュアリーに見えるので人気が高いです。
もしご予算があるようでしたら新しい方のバックルにされてみてはいかがでしょうか?
よくバックル部分は見えないから大丈夫という方が見えますが日常的に目立つポイントの一つでもございます。
ポイント③:文字盤の種類
そして最後のポイントが文字盤の違いです。
青サブといわれるだけあって、文字盤は青になるので違いが無いと言われる方が見えますが私はこの文字盤は3種類あると考えております。
一つ目は一般的な青です。少し深みが弱くネイビーに近いブルーです。
二つ目は濃いブルーです。サンレイの輝きが分かりやすく吸い込まれるような強烈な青です。
三つ目は特殊な文字盤のヴァイオレットです。こちらは希少な文字盤と言われRef.16613が発売されだした1990年前後の文字盤に見られるレアな文字盤です。
実際に私もこのヴァイオレットの文字盤のモノは実物も何度か見させていただきましたが、とても美しい紫の物から光の加減でチラッと見える紫まで様々です。
こちらの文字盤の個体はとても希少な為、通常の売価よりも20~30万程高くなります。
上記三つの中から私は濃いブルーの文字盤を選択しました。
とにかく青色が好きな私は、薄い青よりも深い青の方がカッコイイと感じていました。
またサンレイといって文字盤に浮かび上がる光の線がくっきりと見えてカッコイイと思いました。
好みが人それぞれですのでどれが一番良いという物はないですが、文字盤の経年劣化により色味に違いもそれぞれあります。
中古に流通している青サブは多種多様なため、個体一つ一つで雰囲気や印象もガラッと異なります。
是非様々な中古のモデルを見比べて頂き最高の文字盤を見つけてみて下さい。
青サブ Ref.116613とRef.16613の違い
中古で青サブを購入する際のポイントは以上になりますがご理解頂けましたでしょうか?
私自身一生使い続ける気持ちでこの青サブを購入したつもりですが、やはり心のどこかでいつか手放してしまうかもしれない。
という気持ちもあり、特に保証書(ギャランティカード)の有無には注意してこれだ!!と思える個体を探しました。
ここからは私の実体験、購入するときのポイントではなく、青サブの新旧の比較をしたいと思います。
私が購入した青サブは現行モデルから数えると【2つ前の型(前々型)】で、今回比較対象となるのが【1つ前の型(前型)】なります。
※2020年9月にサブマリーナーの新作が発表されている為、現行や前型という呼称ではなくリファレンス表記(型番表記)でご説明をさせて頂きます。
現行となるRef.126613/サブマリーナーは中古流通数もそこまで多くはなく、また価格帯も少し手が出しにくい価格となっている為、中古市場でも流通数の多い、Ref.16613とRef.116613で違いをご説明させて頂きます。
Ref.16613とRef.116613 の価格帯べ
ではここからはRef.16613とRef.116613の違いを説明させて頂きます。
まず一つ目の違いは価格帯です。
Ref.16613とRef.116613では製造年数の違いもあり価格帯に差がございます。
まずはこちらRef.16613 サブマリーナーですと、2021年1月現在の中古相場は
1,000,000円~1,400,000円前後となっております。
文字盤の色味や製造年数、前述したバックルの違いなどで相場に差がございますが、大体はこの金額で販売、取引されている事が多いです。
一方、Ref.116613 サブマリーナーですと2021年1月現在の中古相場は
1,500,000円~1,800,000円前後となっております。
年式で言えばこちらのRef.116613の方が新しいものになりますが、中古価格においても大きな差が生じております。
現行ではRef.126613 サブマリーナーが登場しておりますが、一個前、二個前のモデルも今後の中古の市場価格から目が離せないです!
ベゼルの違い
さて価格はここまでとして次は見た目で「ベゼル」の違いになります。
青サブに限らずですが、同じような2010年頃にモデルチェンジがされているスポーツモデルはベゼルがアルミからセラミックに素材が変更されております。
当然青サブもベゼルが変更されており、Ref.16613ではこちらのようにベゼルがアルミ素材に対して、
Ref.116613ではセラミックのベゼルになっています。
Ref.16613のベゼルはアルミ素材の為ツルっとした触り心地ですが、Ref.116613のベゼルは凹凸が出来ており触り心地もRef.116613の方が高級感があります。
またお色味に関してもRef.116613の方が発色がよく見た目も爽やかな印象です。
バックル
三つ目の違いは【バックル】です。
Ref.16613だとご覧のように五桁リファレンス(型番)のモデルらしいバックルのつくりになっております。
定番といえば定番で私自身持っているモデルがこちらのタイプなのでしっくりきますね。
ただ、一つ難点というダブルロックの部分が緩くなってしまう事があります。
内側のつくりがこのように一枚の板になっている為、経年劣化などで歪んでしまったりすると、留め具が緩くなってしまう事があります。
それに対してRef.116613のバックルはこちらのようになっております。
見てわかるようにRef.16613のダブルロックに対して、Ref.116613はよりしっかりとした作りのバックルで重厚感がございます。
ちなみにこちらだと緩くなってしまうという事はあまり耳にしませんが、内側はこのように前型よりも強固というか、厚みがあるつくりになっております。
スペックとしてはRef.116613の方がRef.16613よりもがベゼルは傷がつきにくくバックルの操作性も高いです。
しかし、価格もそうですがどこか昔の作りの方が良いと言われる方が多いのがロレックスユーザーとなります。
現行や比較的新しいモデルだからこその魅力もありますが、当時のモデルにしかない渋さというものもありますので本当に迷いますよね。
ここまでお読みいただいていかがでしょうか?
青サブの魅力を少しでも感じて頂けたのなら幸いです。
青サブといっても新型、旧型など様々ございます。
かんてい局では様々なサブマリーナーを取り扱いしておりますので、是非一度オンラインストアをご覧になって頂きピッタリな一本を見つけて頂けたらと思います。
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動画で解説
実際に実機を交えた解説動画もございます。
こちらではより詳しい比較がされておりますので気になる方はこちらの動画でも確認をしてみて下さい。
また、少しお話させて頂きました2020年9月に発表された新型サブマリーナーについて徹底比較のブログもございますので併せてご覧頂けたらと思います。
【徹底解説】サブマリーナーの新型と旧型の変更点とは?新型のコンビ『126613LN』とステンレススチール『126610LN』の違いも合わせて解説します!【春日井】
まとめ
いかかでしたでしょうか?
今回は青サブの購入時のポイント、比較についてまとめさせていただきました。
2020年新作発表でさらに人気が出たといっても過言ではございません。
これで中古市場ではRef.126613、Ref.116613、Ref.16613の三種類が多く出回ることになると思います。
スペックや詳細、どれをとってもモデルごとによって違いや魅力がございます。
通常はロレックスの中でもコンビのモデルというのは、ステンレスのモデルよりも大きく相場が下がるのが通例ですが、こちらの青サブについてはステンレス同様に人気が高く販売価格も高騰しております。
普通のステンレスに飽きた方には新しく試していただきたい時計です。
是非ご検討下さい。