【2020年8月2日追記】
皆さん、こんにちは!
かんてい局春日井店です。
本日は時計の防水性能について触れてみます。
意外と気にしないという方、気にしていたけど知らなかった方、今後購入の際に気にしてみようとお考えの方に参考にしていただけますと幸いです。

防水性能について
腕時計には防水機能がついている物とついていない物が存在します。
防水機能がついている時計も不用意に水に濡らしてしまいますと故障の原因となってしまう恐れもあります。
しっかりと時計の防水性能を理解することが必要です。
防水の種類
腕時計には、文字盤や裏蓋に小さくて見にくいですが、【WATER RESISTANT】と刻印されています。
それぞれ刻印されている数字で防水性能が変わってきます。
非防水
その名の通り水に触れてはいけない時計のことです。
日常生活防水
防水時計として一般的に販売されているものは、日常生活を送るなかでの防水が対象となります。
手洗いや洗顔、雨があたる程度の防水機能です。
水圧の変化が激しい場合での使用はオススメしません。
3~5気圧防水
『30m』『50m』、『3ATM』『5ATM』、『3BAR』『5BAR』、『100ft』『165ft』などと表記されています。
日常生活での汗や洗顔、にわか雨に対応できる程度の防水機能です。
10気圧防水
『100m』、『10ATM』、『10BAR』、『330ft』などと記載されています。
防水とは、このレベル以上のものを指します。
ある程度の水がかかったり、浸かったりしても大丈夫とされる防水性能ですが、海やプールでの波、水泳などの水圧に耐える防水機能ではありません。
静止状態で100m(10気圧)の水圧まで耐えられるという意味です。
※但し、水滴が付いた状態でのボタンやリューズ操作はできません。

20気圧防水
『200m』、『20ATM』、『20BAR』、『660ft』などと記載されています。
こちらの防水からダイバーズウォッチと呼ばれています。
水泳や競泳などができる程度の防水機能です。高圧洗浄機や飛び込みなど、極端に水圧がかかる場合は耐えられない可能性があります。
※但し、10気圧防水同様、水滴が付いた状態でのボタンやリューズ操作はできません。

30気圧防水
『300m』、『30ATM』、『30BAR』、『1000ft』などと記載されています。
本格的にダイビングをすることができる防水性能です。
ただし防水性能を維持するために定期的に防水テストを受けることをオススメします。

50気圧以上のモデル
【オメガ】 プラネットオーシャン 600m防水

【ブライトリング】 スーパーオーシャン 1000m防水

【ロレックス】 シードゥエラー 1220m防水

【IWC】 アクアタイマー 2000m防水

【ブライトリング】 アベンジャー2シーウルフ 3000m防水

【ロレックス】 ディープシー 3900m防水

以上ご紹介しましたモデルは、防水を使いこなす方は多くはみえないと思います。
プロ仕様で潜水の際に使用するモデルですが、初心者でも水を気にせずお使いいただけます。
注意点として
・お風呂に入る際は、温度が高くなり、内部機械の故障の原因に繋がる。
・石鹸やシャンプーの使用は、パッキンの劣化に繋がります。
・海水での使用は、塩分や砂などが付着している事もありますので、真水で洗い流し、拭き取るようにしてください。
・リューズが緩んでいると浸水してしまう恐れがありますので、確認するようにしてください。
防水性能は使用状況や使用後のケアにより変わってきます。基本的に濡れたままにしてしまうと故障の原因にもなります。
リューズやパッキンの劣化も考えられますので、定期的にチェックしていただくことをオススメします。
最後に
時計の防水性と注意点について記載させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
意外と気にせず手洗いをしたり、知らない間に水につけてしまっていたなんてことも皆さんも多いのではないでしょうか?知っていて損はないと思いますので、是非記憶の片隅にでもおいてください。
今後の使用上で注意できることや購入時に気にしてみるのも良いかもしれません。

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