本日もかんてい局ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
この記事は鑑定士の私たちが実際に買い取った品物をご紹介したり時計やバッグのブランド品に関する歴史や豆知識をお伝えする記事になっています。
皆さんが知らないことも多くあるかと思いますので、今後のブランド品購入や買取に役立てて頂けると幸いです。
それでは本日のブログテーマは、、、、
本日のブログテーマ：【ロレックス】の新旧ギャランティーカードの違い
2020年にロレックスのギャランティーカードが一新されました。
日本の正規店では３月ごろからの展開となっているようです。
おおよその年代になりますが、当初の紙のギャランティーカードが2006年まで、それからプラスチックカードになり2012年頃に若干の変更がありましたが、以降今回まで変更はありませんでした。
実に８年ぶりの一審となります。
ではこのギャランティーカードどこが変わったかというと
ギャランティーカードの変更点
１．一つ目の大きな変更は販売店の記載がなくなっています。
今までのギャランティーカードには販売店と個人名が記載されていました。
私たち２次流通者には正規店発行ギャランティーよりも並行輸入品のギャランティーのほうが良かったぐらいです。
現在のギャランティーカードには、型番とシリアル番号それに販売年月日のみと簡素になっています。
私たちに関してこちらの方が都合がよくなっています。
２．その場で発行
最大のメリットとしてギャランティーカードを即日・その場で発行して頂けます。
以前は正規店で購入の場合にはギャランティーカードは自宅に送付されるシステムで、届くまでに約1ヵ月掛かっていました。
ですが新しいカードになることで個人名の明記がなくなり送付ではなくその場で頂くことが出来るようになりました。
これは我々2次流通にとっては大変良いことです。
３．ブラックライト発光
ギャランティーカードには偽造防止のブラックライトで光る個所がございます。
旧ギャランティーカードは表面の左上にございましたが、現在のギャランティーカードは裏面の文字と文字の間にございます。
こちらも新旧でデザインが変わったことによる変更点と言えるでしょう。
買取査定価格への影響
次は皆さん気になっているであろう買取査定価格への影響です。
実際にはギャランティーカードの新旧の買取価格は、変わります！
これは新しいということももちろんありますが、以前正規購入ギャラと並行ギャラで若干買取査定価格に差があったように全オーナーの名前が記載していないことに関係があります。
現在のギャランティーカードは以前のギャランティーカードのように全オーナーの名前が記載されておりません。
全オーナーの個人名が記載されていると個人情報の為、私たちは消さないといけません。
やはり次の方にお渡しする際に消してあるものとそのままお渡しできるものでは印象ががってきます。
その為若干金額であれば3万円程の買取金額に差が出てきます。
まとめ
9月の新作発表から目まぐるしく変更があるロレックスですが、相場状況も変化がございます。
今回のようにギャランティーカード一つでも買取査定額が変わってきますので、箱や商品自体の新旧でも金額が変わる場合がございます。
比較的新しいほうが金額が高くつく場合が多いですが、稀に古いほうが価値があったりもしますので気になかたは、かんてい局へご連絡下さい。
最後に
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