こんにちは!かんてい局小牧店です。
本日は3月に発売されて以来、品切れ状態の「SWATCH×OMEGA」のコラボ商品
「Vioceramic MoonSwatchコレクション」の商品が入荷しました。
・MoonSwatchの事が知りたい方
・どういう経緯でコラボしたのか知りたい方
・中古の価格や今後の動向が知りたい方
に目を通していただきたい記事となっております。
Mission to the moonが入荷しました
小牧店に入荷したのは、ただでさえ希少性の高いムーンスウォッチの中でも、人気NO1と言われている、「Mission to the moon」です!!
こちらはプレミア価格になっておりますが1点限りですのでお早めにご検討ください!!
OMEGA×SWATCHのコラボレーション
「バイオセラミック ムーンスウォッチ」はタキメーター目盛りやスモールセコンド等オメガの人気モデル「スピードマスター」のディティールをそのまま再現しクオーツにアレンジし、ボディには先進的な技術であるバイオセラミックを採用しました。
なんといっても価格が3万3350円ということで、3万円台で買えるスピードマスターとして一躍話題となり2022年3月26日の発売日には渋谷店で1500人以上集まり警察も出動したことで、発売が延期になるほどの騒ぎとなりました。
そもそも、2020年に二社のコラボレーションが検討され始めたものの、設計に多くの時間を費やしたために2022年に後ろ倒しとなったようです。
設計に時間がかかった理由はスウォッチがスピードマスターのディティールを可能な限り再現したいと考え、サブダイヤルなどについても確実に正常に機能する製品に落とし込みたかったためです。
公式の付属品の説明書によると、オメガの代表的なSpeedmasterをバイオセラミックの革新的な素材で表現することで、伝統的なモデルを革新的な素材に落とし込んで刷新していく意図があったようです。
OMEGAによると、こちらは限定商品ではないので順次入荷予定との事ですが、現時点でもOMEGAの公式サイトで購入できないので今後も欠品状態が続くのではないでしょうか。
付属品冊子を翻訳してみたよ!
せっかく現品があるので付属品の冊子を翻訳してみました!意味が分かりやすいように意訳箇所があるのでご参考までに!
バイオセラミックムーンウォッチコレクションは一種のコラボレーションの結果である。
スウォッチはオメガの代表作のスピードマスターを再解釈した結果、この世界を飛び出すようなコレクションとなった。
力強く、個性的なデザインは最も革新的な素材であるスウォッチの「バイオセラミック」によって作られている。
スウォッチは月に初めて行って帰ってきたOMEGAのスピードマスタームーンウォッチを賛美してバイオセラミックを納めます。
バイオセラミックムーンスウォッチコレクションは代表的なデザインと革新的な素材を組み合わせ、細部まで愛がある傑作である。
このようなコラボレーションが、スイスの時計作りにおいて「型破り」と言われたスウォッチと、オメガの代表的なクロノグラフの65周年を祝う今年に行われたことに、非常に胸が熱くなります。
11個のスウォッチのそれぞれのデザインは太陽系の惑星の解釈に基づいています。
9つの惑星、1つの星、1つの衛星(の時計は)は全てバイオセラミックによって精巧に作られていて、オリジナルのオメガのスピードマスターに影響を受けたものです。
この旅は、11個の特徴的なスウォッチのバイオセラミックのカラーを通じた、境界の無い直感的な冒険に他なりません。
私たちはこのミッションを実行すること愛する。そしてあなたも同じ気持ちであってほしいと望んでいます。
いかがでしょうか?スウォッチがこの時計を作ることにかけて非常に熱い志で臨んだことや、ロマンが感じられるような内容でしたね!
MISSION TO THE MOONの特徴
Speedmasterの象徴的なデザインを登用
ドットオーバー90のタキメーター目盛り
スモールセコンド
並べるとこんな感じ
スウォッチの方が若干大きいです。
バイオセラミック素材でセラミックの弱点克服、軽量化&低価格化を実現
ところで、このバイトセラミックとは一体どんなものでしょうか?
これは2020年9月に発売された「BIORELOADED」(バイオリローデッド)から導入されたもので、セラミック(二酸化ジルコニウムセラミック)2/3に対し、バイオ素材(トウゴマ(ヒマシ油)由来)のプラスチック1/3でできた新素材です。スウォッチは2021年末までにはすべての主要モデルでの使用を模索しています。
実際手に取ってみると、弾力性や耐久性があり、手触りはシルクの様にさらさらしています。
これまでもセラミックはその耐性や、アレルギーを起こしにくいことからステンレスに代わる素材として広く使われておりますが、軽く、傷が付きずらいという利点がある一方で、衝撃に弱く割れやすいという弱点が懸念されていました。しかしバイオセラミックでは従来のセラミックにバイオ由来のプラスチックを混ぜることで弾力性を強化してその不安を払拭することが出来ました!!軽く、傷が付きずらいという長所はそのままに、耐久性もアップしたのがこのバイオセラミックなのです。
11の惑星にちなんだカラーバリエーション
OMEGAはNASAに採用されて月に行ったことで有名です。宇宙に対応できる時計作りのイメージがあるので、惑星も連想しやすいです。それぞれテーマカラーが異なっていて、バリエーションが豊かです。
バッテリーの蓋には、テーマの惑星が存在
バッテーリー裏にはそれぞれテーマになっている惑星が描かれており、遊び心があります!
実用性について
スーパールミノバ使用、暗闇で発光!
時針、分針、クロノグラフの秒針全てにスーパールミノバが施され、暗闇でもパーフェクトに光りますので視認性もばっちりです。
3barに対応、生活防水
日常生活での汗や洗顔時の水滴、にわか雨などに耐えることのできる程度の防水が可能です。
※スポーティなデザインで軽いですが、川や海での遊びには不向きのようです。
非常に軽量、とにかく軽い!
これはお手に取って体験して頂きたいのですが、こちら本当に軽いことにきっと驚くはずです!
それもそのはず、重さが30gしかなく、身の回りの物で例えるなら「MONO修正テープ」と同じくらいです。
気になるサイズ感は?男女で比べてみました
実際にスタッフ男女ともに着けてみた写真がこちら。
個人的な感想ですが、女性の場合だと、ケースサイズが大きいのでスポーティなファッションのアクセントに適している感じがしました。
男性が付けるとこのようにすっと腕になじむサイズ感です。
中古相場について
楽天、メルカリ、StockX等を見比べてみましたが、現在は50,000円~150,000円ぐらいで出品されております。(2022.08.22現在)
特に今回入荷した「MIssion to the moon」は発売当初の取引額が15万円台で、徐々に下降し直近の数カ月は10万円前後でお取引されているようです。
(引用元:https://stockx.com/ja-jp/swatch-x-omega-bioceramic-moonswatch-mission-to-the-moon-so33m100-black)
全てのカラーが定価の1.5倍ほどの価格で動いており、特にブラックやグレーのカラーを使用したMercury、Moonが高額で取引されている印象でした。より実用性の高いカラーに人気が集まっているようですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ムーンウォッチにはスウォッチの情熱とOMEGAの伝統が込められていることが伝われば嬉しい限りです!運よく購入できたお客様は本当にラッキーですね!
筆者は定価で手に入る時が来たら、ピンクと白のカラーの「Mission to the Venus」が欲しいです!!今後もムーンスウォッチから目が離せません。