人気質屋ブログ~ROLEXの腕時計トリチウム？スーパールミノバ？クロマライト？夜光塗料の違いについて！~【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【小牧】 - 【公式】岐阜・愛知の質屋といったら質屋かんてい局｜ロレックス、ヴィトン、貴金属始め、ブランド品の買取、販売ならお任せください。茜部、細畑、北名古屋、小牧、春日井、大垣で展開中。

ROLEX 人気モデル達の夜光塗料の違いについて！
そもそもどんな種類があるのか！
最後に

ROLEX 人気モデル達の夜光塗料の違いについて！

9月も上旬が終わりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

夜間でも蒸し暑くエアコンが欠かせない日が多いです。

さてそんな夜でも外で腕時計等で時間を見るとき、ありますよね。

最近の時計はデジタルであったり夜光が塗ってあったりで夜間でも見る事が出来ますね。

しかしそんな夜光塗料にも種類があります。光り方であったり光る色であったり・・・

各時計様々にはなりますが、今回はROLEXの腕時計の夜光塗料についてご紹介致します！

そもそもどんな種類があるのか！

ROLEXの夜光塗料は今までに３種類が出ております！

名称としては『トリチウム』『スーパールミノバ』『クロマライト』と呼ばれる3種類ですね。

いずれも夜光塗料になり、夜間光る物に変わりはないのですが、光り方や色が違って参ります。そもそも夜光塗料には２種類があり、『自発光塗料』と呼ばれる物と『蓄光塗料』と呼ばれるものです。

自発光はその名の通り、塗料自ら光を発するものになります。夜間はもちろん日中もわかりにくいですが、光っている状態の物ですね。

蓄光もその名の示す通り、周りの光を吸収し蓄える事で光を放つ物になります。

そして今回の物で言うとトリチウムは自発光になり、スーパールミノバ、クロマライトは蓄光ですね。

では以下に3種類の特徴を挙げさせて頂きます！

①トリチウムについて

トリチウムは先ほどもご説明した通り、自発光の物になります。

スーパールミノバに変わるまではこちらの塗料を使用しており、1993年まではこのトリチウムを夜光として塗っておりました。

ではなぜ変更になったのか。それは・・・

このトリチウムには放射線物質が含まれているからです。具体的にはこのトリチウムが崩壊するときに、という事ですね。

通常トリチウムは12.3年で崩壊期という時期に入り、効果が徐々に薄れ、崩壊していきます。この時に放射性物質になるので、危険なのではないかという声を受け、変更に至っております。

しかし実際のところは実は危険でもありません。放射性物質はもちろん危険ですし、過剰な量は人体に悪影響を与える事もありますが、腕時計に使用されている量というのはごくわずかであるため、仮に肌に触れたとしても影響はありません。そもそも崩壊する際は腕時計内部で崩壊するのですが、腕時計に使用されているくらいの量の放射性物質では、空気中を0.005mmというごくわずかにしか進むことが出来ません。人体に触れるという事がまず無いのです。

また現在であれば当時トリチウムが使用されていたモデルだとしても、とっくに崩壊期を過ぎている為、どんなモデルでもトリチウム自体はもう切れていると思います。

ちなみにトリチウムの光り方としては表面がざらざらしている為、なめらかではなくざらざらとした光り方になります。

またトリチウムを使用していたモデルは、現在では通常時は白ではなく茶色に変色をしており、ヴィンテージのような雰囲気をはなっております。

自発光なので現在ではほとんど光もしない物がほとんどですが、この雰囲気が好きという理由で使用されている方も多いですね。

もちろん今つけていても危険は全くありません。(笑)