Jul 16, 2020

【世界3大時計】ヴァシュロンの72040/423A オーバーシーズとはどんな時計なのか？買取価格と併せてご紹介します！【春日井】

1.オーバーシーズとはどんな時計なのか

本日はVACHERON CONSTANTIN【ヴァシュロンコンスタンタン】の72040/423Ａ オーバーシーズを買取りさせて頂きました。

ありがとうございます。

ヴァシュロンはオーデマピゲ、パテックフィリップと並ぶ「世界3大時計」の1つとして数えられています。

ヴァシュロン・コンスタンタンは元々「バセロン・コンスタンチン」というブランド名でしたが、リシュモングループの参加に入った際に現在のヴァシュロンへ変更しています。

当時すでにバセロンの名前で定着していたそうですから、この変更はもったいなかったかもしれませんね。

そのヴァシュロンの代表作が今回買取させて頂いたオーバーシーズというモデルです。

1996年に発表された比較的新しめのモデルです。

オーバーシーズ（おそらくOver Seas）はその言葉通りに「海原を越える」という意味だと思われます。

スポーツモデルで海となると簡単にイメージするならヨットやセイリングが浮かびますが、裏蓋に帆船の彫刻もあることから航海やクルーズの方なのかもしれませんね。

オーバーシーズはロレックスのヨットマスターのようにメンズ、レディース、ボーイズ（ユニセックス）の3サイズで展開されており、機械も自動巻きとクォーツ式の2種類がありますので、文字盤のカラーバリエーションを除いても6通りの組み合わせの中からモデルを選ぶことが出来ます。

ではそんなヴァシュロン オーバーシーズの査定ポイントをご紹介します！

2.なぜ72040/423A オーバーシーズは38万円になったのか

①本体の状態

まずは外見から確認していきましょう。

外装で気に掛けるところはやはり傷の有無です。

ステンレス素材の時計なので研磨をすることで大体は綺麗になりますが、中には取り切れない深い傷が付いていることもあります。

そういったものがあると査定は大きく下がります。

今回はそれほど深い傷はありませんでしたが、1点気にあるところがありました。

ケース付近のブレスです。

普段はそこまで気に掛けるところでは無いのですが、正常なブレスと比べると歪んでいることが分かります。

このゆがみは恐らく内部を通る棒が曲がってしまっているからだと思いますが、これは修理できず、交換になってしまう可能性が高いです。

ブレス丸々の交換は結構多額となる為マイナスも大きくなってしまいました。

②付属品の有無

外箱、箱、ギャランティカード、今回は全ての付属品が揃っていました！

特にギャランティカードが有るのが大きいですね。

これが無いと査定金額も5万円程下がってしまいますので、これは大きな差です。

皆さんもいつ何時手放すことになるか分かりませんので、ブランド品の付属品は大切に保管されることをオススメします。

最後に

本日も素晴らしいお品物をお譲りいただき、ありがとうございます。

時計は基本的に提携の業者で修理をしていますが、今回のブレスのように業者でも対応が出来ない物はメーカーに依頼することになり、その分修理費用が高くなり査定金額が下がってしまいます。

衣類などで出来るスレキズ程度なら問題有りませんが、落としたり踏んだり蹴ったりなど乱雑な使用だけは絶対にしないでください。

勿体ないですから。

 

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