【2021年1月29日追記】
今回は、SEIKO【セイコー】とGRAND SEIKO【グランドセイコー】の違いと魅力、オーバーホールについて紹介していきます!!
まず、違いを説明させていただくうえで、セイコー、グランドセイコーの歴史を簡単に説明させていただきます。
セイコーやグランドセイコーの時計のご購入を検討中の方は是非ご覧ください♪
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セイコーとグランドセイコーの歴史について
セイコーの歴史
1881年にセイコーは創業されました。
世界で初めてクォーツ時計(電池式)を販売したことでも知られています。
セイコーの特徴としては性能が高く、それまでスイスの規格がマイナス5秒から8秒ほどだったのですが、月差で前後3秒までに収めるほどの高精度であることを証明しました。
セイコーの技術はクォ-ツだけではなく、これまでスイスの独壇場であった機械式腕時計でも高い精度を示しました。
これを踏まえ、「時間の正確性」「普段使いしやすいデザイン」等が世界中で評価されました。
グランドセイコーの歴史
ご存じの方も多いと思いますが、グランドセイコーは元々セイコーの中の一つのブランドとして1960年に誕生し、様々なラインナップを展開しています。
2017年には独立し、独自ムーブであるスプリングドライブはゼンマイを動力源にしながら、調速はクォ-ツと世界で他にはない「クォーツ」と「機械式」の良いとこ取りをした高精度のムーブメントを採用しています。
そして、この高精度を誇るスプリングドライブ等を駆使し、時計界最先端の技術力を見せつけ、2017年には更なる高みを目指して、セイコーから独立したブランドとなりました。
セイコーとグランドセイコーの違いとは
上記の歴史に少し触れていただき、ご理解いただけたかと思いますが、
結論から言うとセイコーとグランドセイコーは同じブランドになります。
ここからは「セイコー」と「グランドセイコー」の違いについて比較してお伝えしていきます。
外観(見た目)の違い
こちらは、2017年以前に発売されたモデルか、2017年以降に発売されたモデルかによってロゴの配置が変わってきます。
セイコーの文字盤(写真上)には、12時側に「SEIKO」、6時側に「GS」「Grand Seiko」のロゴが刻印されています。
それに対して、グランドセイコーの文字盤(写真下)には、12時側に「GS」その下に「Grand Seiko」のロゴデザインになっております。
グランドセイコーの歴史でも少しお伝えしましたが、グランドセイコーは、2017年にセイコーから独立し、高級路線で海外進出の道を歩むようになりました。
これはグランドセイコーを「高級モデル」として認知、そしてセイコーとの差別化をさせるための戦略だと考えられます。
価格
セイコーは手頃な価格で良い品質の時計ブランドとして知られています。
それに比べグランドセイコーは、高級腕時計ブランドなので、セイコーと比較すると価格に大きな差があります。
デザイン性
セイコーの時計はシンプルなものから複雑なものと、幅広いデザイン性を持っています。
グランドセイコーは、宝石をつけるなどの装飾なしで、シンプルなデザインと見やすさを追求し、針ひとつとっても幅や角度を計算することによりどの角度からでもみやすいような工夫がされています。
技術力
セイコーが27年間の年月を掛けて完成させた、機械式、クォーツに続く第3の革新的な時計駆動方式であるスプリングドライブを採用しています。
それにプラスしてグランドセイコーでは、日差を少なくするために、メカニカルハイビートを導入しており日差を極限まで抑えています。
グランドセイコーの魅力とオーバーホールについて
グランドセイコーの魅力
グランドセイコーの魅力はなんと言っても高精度を実現した機構「スプリングドライブ」です。
スプリングドライブは、機械式時計に用いられるゼンマイを動力源としながら、クオーツ式時計の制御システムである水晶振動子からの信号によって精度を制御する、セイコー独自の機構になります。
つまり、ほぼ機械式の構造の中で、心臓部の調速機(機械の運動速度を自律的に調整する仕組み)のみクォーツ式にしたものが「スプリングドライブ」ということになります。
もっと簡単に言うと、機械式とクォーツ式のいいとこ取りをした機構です。
この構造から、日差1秒以内という高精度を実現しました。
ちなみに、一般的な機械式時計の精度は日差-10~+20秒くらいまでが許容範囲内とされています。
また、スプリングドライブ機構から生まれる秒針の動きは、ダイヤルの上を滑るように滑らかに動くスイープ運針が魅力的です。
この高精度を実現した機構と、時計好きにはたまらない針の動きは、海外の高級時計メーカーに引けを取らない魅力を感じさせます。
グランドセイコーのオーバーホールについて
クォーツ式のムーブメントは電池とモーターで動いているので、動力部分のオーバーホールは必要ありません。
ですが、歯車で針を動かしている事は機械式時計と同じなので、その部分の潤滑油は長期間経過すると劣化してしまいます。
油が劣化してしまうと歯車が動きにくくなり、電池の減りが早くなったり、精度が安定しなくなります。
そうならないためにも、クォーツ式の時計でも定期的なオーバーホールは必要だと考えます。
目安は4年に1度です。
機械式のムーブメントの場合、3~5年に1度のオーバーホールが望ましいです。
それ以上の期間放置してしまうと、こちらも潤滑油が劣化して部品が摩耗し、場合によっては故障を引き起こす可能性があるからです。
また、水の侵入を防ぐパッキンも劣化してしまう為、こちらも、放置してしまうと防水機能の低下などに繋がるので定期的なオーバーホールが必要です。
商品紹介
SEIKO 8J82-0AA0/GCAX037 クレドール
ブランド名:SEIKO【セイコー】
商品名:クレドール
ランク:USED-6
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GRAND SEIKO SBGJ001
ブランド名:GRAND SEIKO【グランドセイコー】
商品名:メカニカルハイビートGMT マスターショップ限定
ランク:USED-8
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最後に
いかがでしたか??
今回はセイコーとグランドセイコーの違いと魅力、オーバーホールについて比較しながらご紹介させていただきました。
当店では今回ご紹介させていただいたお品以外にも様々なアイテムを取り揃えております♪
少しでも気になられた方はぜひ店頭でご覧いただくか、下のバナー等からお気軽にご連絡いただければと思います♪
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