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Dec 11, 2017
ROLEX【ロレックス】16700/GMTマスター/買取実績【小牧】

かんてい局小牧店では12月も全力でロレックスの買い取り強化をしておりますので

ロレックスの【爆買い】が止まりません！！！！

二日続けて同じモデルを見る事も少なくはありませんが、ＧＭＴマスターⅠの同じ【ペプシ】カラーで査定させて頂けるとは大変光栄でした。ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

ありがとうございます！！！

今回、買い取りさせていただいたのはRef：16700「GMTマスターⅠ」になりますが、そもそもGMT機能とは「異なる国の時間を同時に確認することができる機能」の事です。

アメリカン航空のパイロット向けに作られ、この機能を持つ時計はロレックスの中でも唯一のパイロットウォッチとなっています。

GMTマスターはⅠとⅡがあり、Ⅰは最大で2つの国、Ⅱでは最大3つの国の時間を同時に確認できるようになりました。

これは時計の「短針」可動が出来る様に改善されており、実は・・・Iは日付の早送りが日付で行える事ができますが、Ⅱは短針の早送りする事でで日付の早送りをする様になっております。

GMTマスターⅠは1999年に残念ながら廃盤になり、現在はGMTマスターⅡのみが販売されています。

中でもベゼルで色が「赤・黒」「青・赤」「黒・黒」3種類用意されており、今回は今一番人気の【青・赤】通称：ペプシカラーになります！

今回の様に少し古くなってきた商品「アンティーク品」「ヴィンテージ品」で最も大切な事は「オリジナル」という事です。

修理を依頼されると「現在」だと変更される箇所を細かくチェックしていきますが・・・

例えば当時の「針」や「文字盤」につかわれいる「夜光塗料」や「ブレスレット」のNo(ナンバー)を確認してオリジナルか?を判断しております。

今回はこの夜光塗料について少しだけご説明させていただきます。

当時の夜光塗料は「トリチウム」ですが現在は「ルミノバ」「クロマライト」に夜光塗料が変更されました。

これは「トリチウム」が崩壊する際に、放射線(ベータ線)を放出するため「人の安全」という観点から変更になりました。

だからと言ってトリチウムをつかっている時計を付けたら「ダメ」と言うわけではありませんのでご安心下さい。

理由は

①　時計に使われたトリチウムの発する放射線は、人間の皮膚どころかガラスすら貫通できない量しか使用されておりません。

②　放射性崩壊によってその内の半分を別の核種に変化させるまでにかかる時間を「半減期」と呼びますが、トリチウムの場合は「約12年」です。

ロレックスがトリチウムを使用していたのは1998年までとなりますので、最終使用のトリチウムでも19年ほど経ちますので全く危険性がないのです。

話は脱線してしまいましたが、今回はもちろん全てオリジナルで「ベゼル」もキズがなくとてもキレイだった事がプラス査定となっております。

今回のお客様は海外出張された際に「シンガポール」で購入されたとおっしゃってみえました。

ギャランティを確認するとパンチングで穴が開いている「430」の番号を発見！！

皆さんご存じないかもしれませんが、ロレックスの保証書(ギャランティ)があれば出荷国が分かる様になっています。