TUDOR【チューダー/チュードル】とは
チューダー(TUDOR)は1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。
創立者はロレックスの創始者ハンス・ウィルスドルフです。
ハンス・ウィルスドルフはロレックスの技術と信頼を持った先駆的な時計を作りたいという思いからチューダーを完全別会社として創業させました。
チューダーは当時ロレックスの本社があるイギリスでの市場拡大も目的に一般庶民向けモデルとして販売されますが、チューダーと言うブランド名もイギリスの王家「チューダー家」にちなんだもので、イギリスでは誰もが知る王家の名前をブランドネームに使用する事でイギリス国民に親しみやすくなり知名度を上げていきました。
79030N ブラックベイ フィフティエイトとは
1958年に発表されたチューダー初の200mダイバーウォッチの7924。
その7924に敬意を表して随所にそのデザインを取り入れ、さらに現代風にアップデートしたのがこちらのRef.79030N ブラックベイ フィフティエイトです。
2016年発表の79230Nが41mmケースだったため、少し大きく感じられていた方には絶妙な39mmケースとなった79030Nの発表は朗報ではないでしょうか。
防水性能は7924と同様に200mとなっていますが、ムーブメントには70時間ものロングパワーリザーブを誇る、COSC認定の自社製自動巻きキャリバーMT5402を搭載します。
人気の理由
ブラックベイ フィフティエイトは従来のブラックベイとの1番の違いはやはりサイズ感でサイズが、2㎜小さくなった39㎜径のケースを採用しているため、この絶妙なサイズ感が好評を博しています。
加えてベゼルのカラーリングにもこだわり、60分目盛りにゴールドカラーをあしらいアンティーク感を強調するとともに、三角マーカーにレッドカラーという、往年の本家サブマリーナを彷彿とさせる意匠を取り入れています。
このディテールがアンティークファンの心をつかみ、発売当時からプレミア価格になっている理由です。
買取価格の理由
ではどうしてこの買取価格になったのか?をご説明いたします。
チューダーの時計はロレックス同様の人気であるため、なかなか買取時の値段が下がらないブランドです。
ではなぜチューダーはほかのブランドと比べて値崩れしないのか?
日本には長らく正規代理店がなく、並行輸入品もしくは中古品でした購入できませんでしたが、ついに2018年の秋に日本にも正規代理店が上陸しました!
これまでは「チュードル」の愛称で親しまれてきましたが「チューダー」を正式名称に変えてさらに注目度が上がることとなりました。
昔からロレックス相場が上がると、それに比例してチューダーの価格も上がる、という方程式が時計業界では囁かれてきましたが、今回のコロナウイルスによる時計相場の下落でもチューダーだけはどこ吹く風となり相場の影響も比較的限定的なものになっております。
またロレックス人気が一巡した今は「ポストロレックス」として注目を集めており、新品の市場価格が安定しているため「中古品」も安定した価格で推移します。
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ブラックベイの買取査定について
スタッフが実際に注目した査定ポイントのご紹介をさせていただきます。
これから売却をご検討している方はご参考にさせて頂ければ幸いです。
① 付属品の有無
チューダーの付属品には専用ケースやの保証書(ギャランティーガード)などがあげられます。
欠品してしまっているとマイナスなポイントになってしまうのでご購入後はケースにしまっておくことをお勧めします。
特に保証書は重要アイテムになりますので無くさないようにしましょう!!
今回は保証書(ギャランティーカード)もしっかりと付属しておりマイナスポイントはありませんでした。
② 外装の状態
時計は日々つけるものになり使用しているとキズが付いたりしてしまいます。
そのため、素材はキズが付きづらく、目立たない「ステンレス」が用いられる事がほとんどです。
もちろんコストパフォーマンスが高い事もあると思いますが、スポーツモデルと呼ばれる人気機種のほとんどはこのステンレスモデルになっております。
ほとんどの細かなキズは委託している時計修理業者の「外装仕上げ」でキレイにする事ができますが、中には深いキズや打痕に関してはどうしても「研磨」でも残るキズとなる場合が多くマイナスポイントとなる場合がございます。
そのため、ご購入されてから売却されるまでの「コンディション」の状態は非常に重要なポイントです。
今回は購入から約1ヶ月ちょっとしかたっていないお品だったため、特に大きなキズなどもなく大変キレイな状態でした。
③ 内部の状態
続いて注目するのが内部状態です。
こちら主に専用の機械で計測しますが当店では「±10秒以内」に収めるように調整・メンテナンンスを行います。
こちらに該当しているかが大きなポイントになりますが、メンテナンスが必要・不要で買取をお断りする事はありませんのでご安心下さい。
今回のお時計は精度も良くメンテナンスをする必要もなかったマイナスなポイントはありませんでした。
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まとめ
チューダーのフラッグシップモデルとして定着したヘリテージ ブラックベイはどのモデルも強い個性があり、高いコストパフォーマンスを誇ります。
ロレックスが買えないからチューダーを買う時代はもう昔の話です!!
これからはチューダーが欲しいからチューダーを買う時代となっており、まだまだ人気が上がる要素が沢山つまっており目が離せない存在です。
特にヘリテージ・ブラックベイのようなスポーツモデルは高額査定になっていることがほとんどです!
ご不要な時計がありましたら査定だけでも良いので価格を調べてみませんか?
思わぬ買取り価格がつくかもしれません!!
時計やブランド品の詳しい解説はかんてい局公式YouTubeチャンネルで動画でご説明しております!☟