(追記:2021年1月10日)
本日はオメガの限定モデル「スピードマスター東京2020リミテッドエディション」のご紹介です。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、2020年開催が2021年へと延期になった東京オリンピックですが、その中でひときわ注目されているプレミアモデルです。
この記事では
オメガのパンダモデルに興味がある方
なぜパンダモデルが人気なのか
今後このモデルは値段が上がるのか下がるのか気になる方
向けに書いております。
是非ご一読頂けますと幸いです。
☟お電話でのお問い合わせはコチラ☟
そもそもオメガのパンダモデルとは
まずこの記事にたどり着いて下さったみなさん
そもそもオメガのパンダモデルとはどういう物かご存じでしょうか?
これは時計の文字盤を指す形容詞です。
簡単に言うと文字盤の全体カラーが『白色』そしてクロノグラフ部分インダイヤルが『黒色』のカラーリングの物を指します。
クロノグラフのモデルのホワイト文字盤でスモールセコンドなどのサブダイヤルがブラックだと動物のパンダに似ていませんか?
このモデル一説によればチェッカーズフラッグを模様したと言われています。
その白黒デザインが「パンダ」に見えるということで、後年になってアンティークウオッチの世界で人気が再燃しました。
現在では復刻ブームの影響もあって、高級時計からカジュアルまで、幅広いブランドに採用される人気デザインのひとつとなっています。
オメガ「パンダ」はなぜ人気なのか
おそらくパンダモデルを一躍有名にしたのはロレックスの「デイトナ ポールニューマン」です。
デイトナ ポールニューマンとは3度のアカデミー賞を受賞した大俳優「ポール・レナード・ニューマン」が所有していた「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.6239」のことを指します。
Ref.6239は1963年に登場し、ほんのわずかな期間のみ生産されたモデルです。
(出典:https://watch-l.com/watch/news_paul171027)
このモデルによりオメガのパンダも脚光を浴びました。
東京オリンピックリミテッドエディションズの特徴
オメガから2018年に発表された「日本限定のモデル」で裏蓋には「TOKYO2020」の刻印と五輪マークが打刻されており、2020年を記念していますので2020本限定モデルとなっています。
オリンピックのマークにちなみ、カラーが「ブルー」「イエロー(ゴールド)」「ブラック」「グリーン」「レッド」の5色展開されているのがポイントですが、その中でも今回ご紹介しているのは「ブラック」のタイプは通称「パンダ」モデルと呼ばれる1番人気のモデルになります。
参照:オメガ公式ホームページ|https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/heritage-models/anniversary-series/tokyo-2020-speedmaster/product
ケース径:42mm
素材:SS(ステンレススチール)
ガラス:サファイアガラス
機械:手巻き(Cal.1861)
パワーリザーブ:48時間
防水:50m防水
オメガは1932年のロサンゼルスオリンピックからパートナーシップを結んでいます。
オリンピックの成功をずっと支えてきたメーカーで、オリンピックにとっても無くてはならないメーカーです。
コンマ数秒の世界で競うオリンピックですので、NASAで証明されたオメガの正確で精巧な技術がここに活きております。
インデックス
通常のモデルではインデックスは夜光になっているのがほとんどですが、こちらのモデルにはK18WG(ホワイトゴールド)使用されているためラグジュアリーと特別感があります。
その他のオリンピックコレクション
オメガの東京2020リミテッドエディションエディションには限定55セットの特別な「記念モデル」として5色5本セットが発売されています。
このセットには「5本のレザーストラップ」も付属しておりますが、価格は4,455,000円(税込み)となっており価格にも驚きを感じます!!
参照:オメガ公式ホームページ|https://www.omegawatches.jp/ja/watch-omega-speedmaster-anniversary-series-chronograph-42-mm-52230423003002
こちらのスピードマスターはリミテッドエディションズとして、スピードマスターのみの販売となっておりますが、この他にも東京オリンピックを記念して展開しているモデルもあります。
・シーマスターアクアテラ
・シーマスタープラネットオーシャン
の2モデルになりますが、私も現物はまだ見たことがなくホームページの画像でしか見た事はありません!
ブルーのアクアテラに白色のプラネットオーシャンという展開になっており日本らしいカラーリングで日本人のニーズにあった時計です。
プレミアプライスの理由
以前はステンレスモデルでもある「ブルー」「レッド」もプレミア価格となっていますが、今は流通量も増えて新品の価格は国内定価の630,000円以下で販売されていますが、このパンダモデルは別格です!!
理由はいくつかあると思いますが、やはりロレックスの影響が強いように感じます。
ロレックスの現行「デイトナ」もホワイト文字盤が人気が高く、ダイヤル(文字盤)は世界でホワイト×ブラックがトレンドになっています。
またここ数年は投資目的で「高級時計」を購入されるお客さまが多くなり、ロレックスのスポーツモデルが正規代理店から姿を消しました。
そのため並行輸入品や私たちのような「中古」を扱う店舗でも需要が高くなりほとんどのモデルが国内定価以上の販売価格(プレミアプライス)となっています。
その価格上昇があまりにも値上がりしすぎたため「ロレックス」の代わりにオメガを購入されるお客さまも多くなり価格がじわじわと値上がりしています。
またオメガは「中国」の富裕層に人気の時計で、特に「限定」モデルなどを集めているコレクターが多くいます。
そのためもともと流通量が少ない「限定」モデルが顕著にプレミア価格になる事が多くなっています。
ご紹介しているオメガのRef.522.30.42.30.04.001「東京2020リミテッドエディション」の国内定価は693,000円ですが、2021年1月現在ですと新品の販売は楽天で調べると全て売り切れとなっており、中古の価格は1,000,000~1,150,000円となっています。
もしオリンピックが開催しなかったらこの時計の値段が上がるのか?
ここからは鑑定士の個人的な予想となります。
オリンピックが開催されるかされないかはみなさんの気になる所ですよね。
例えば開催しなかったとしたらこの時計は値段が上がるのでしょうか
私個人の意見としては「上がる」です。
理由としてはこの東京オリンピック2020が「幻」のオリンピックになるからです。
希少価値が上がりプレミアの値段も付きやすくなるのではないかと思います。
これからこの時計の値動きには目が離せませんね。
合わせて読みたい関連記事
相場高騰により今が買い時!今後の相場に注目のオメガ スピードマスター/ロレックスに続く高騰の理由とお勧めのモデルを紹介!【茜部】
ご紹介の「オリンピックエディション」モデル
現在は残念ながら「パンダ」モデルはかんてい局の店舗では全て売り切れとなってしまいました。
そのため現在在庫のある「オリンピックエディション」はブルーとなります。
状態は未使用品のため大変キレイな状態ですしスピードマスターでは珍しいブルーの文字盤が採用されており、定番の中でも珍しいモデルを探されている方に強くオススメです。
オメガのパンダモデル
オメガのスピードマスターでパンダモデルで調べると意外と多くのモデルが該当しますが、時代経過とともに希少モデルとして注目を集めるクロノグラフモデルも少なくありません。
その中でも私がおススメモデルは2本です。
型番:3510.21
商品名:スピードマスター(丸井限定)
型番:3569.31
商品名:スピードマスター・プロフェッショナル アポロ11号 35周年記念
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的にも2020年のオリンピックを楽しみにしておりましたので、現在の状況が早く終息して選手の皆さまが安全に競技が出来る環境が整う事を心より祈っております!!
60年ぶりの東京オリンピック、是非こちらのモデルを腕に着けて応援しませんか!?
かんてい局ではオメガやロレックス等のブランド時計以外にも様々なブランドの時計を販売しております。
これからも入荷次第お知らせいたしますので、楽しみにしていてください!
かんてい局オンラインショッップでもご自宅でお気軽に購入出来ます。
☟オンラインショップはこちらをクリック☟