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金相場が高騰している今、プラチナはどうなのか?今後の相場を過去相場と比較して考察してみた。【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【茜部】

今、国内外の「金(ゴールド)」市場が沸いています。

8月6日に「金」が史上最高値を更新しアメリカ ニューヨーク金先物は、1トロイオンス=2069.4ドルを付けて2011年9月に記録した1923ドルを上回りました。

国内地金商最大手の田中貴金属工業さまが公表した金地金の小売価格は8月7日(当日)相場で1グラム7,769円(税込み)となり過去最高値となっています。

では気になるのが「プラチナ」価格(相場)です。

ここ最近のプラチナ地金の高値はやはり8月7日の相場で3,775円(税込み)となっていますが、金に比べるとまだ半値ほどの推移となっていますので今回は気になる今後のプラチナ価格について記事を書いています。

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プラチナとは

プラチナはレアメタルと呼ばれる希少金属のひとつです。

金と比べても採掘量が年間20分の1程度で、希少性の高い貴金属です。

採掘されたプラチナの約4割が自動車の排ガスを浄化する触媒に使用され、宝飾品も4割程度です。

投資用はわずか数パーセント程度とされ、大半のプラチナが自動車産業か宝飾品に使われています。

現在、プラチナは南アフリカ共和国、ロシア、ジンバブエ、北米のほぼ4か所で採掘されていますが採掘量の70%以上が南アフリカで採掘されています。

金・プラチナの相場はどうやって決まるの?

金の国際価格は、1トロイオンス当りの価格を米ドル建てで表示するのが世界標準です。

トロイオンスとは、貴金属や宝石の原石を量る時だけに使用される単位で、グラムに直すと約31.1035グラムになります。

ドル建てなのは、米ドルが世界で最も多く取引されている基軸通貨だからです。

では、日本国内で取引される金の価格はどうかというと、日本では「1gあたりの円建て価格」で示されます。

【国際金価格÷31.1035×ドル/円レート=国内金価格(円)】

が計算式になります。

プラチナ相場

新型コロナの拡大に伴って、安全資産である金の価格が上昇した一方で、プラチナ価格は「主用途であるディーゼル車向け需要の減少」や「南アフリカ通貨(ランド)の下落」を受けて急落しましたが、現在は少し持ち直しています。

先ほども少し触れましたが、プラチナの用途の40%は工業(自動車)用品に使用されているため「使う企業が少なくなる」=「需要が下がる」=価格が下がります。

また世界の採掘量の70%以上が南アフリカで採掘されているため南アフリカの通貨である「ランド」通貨の価値が下がるとプラチナを出荷する量が同じでも価格が安くなります。

1980年代~2000年代はプラチナの需要があったこともあり、金(ゴールド)以上の価値が付いていました。

それが2015年初めに金がプラチナの価格を超えてから逆転現象が続いており、過去には2011年秋から2013年初春にかけてもプラチナ価格が金価格を下回りましたが、約1年余りで逆転現象は解消しています。

しかし金価格とプラチナ価格の逆転現象は当面続く事が予想されており、プラチナも金も貴金属で実物資産であるという点では共通していますが、世界の景気変動に対する価格の反応は大きく異なっているからだと言われています。

世界経済が悪化する局面において「金」価格は上昇しやすい一方で「プラチナ」価格は下落しやすいからです。

金は株安局面で上昇することで、株安による損失を補填する効果が期待できるが、株価との連動性が強いプラチナにはそうした効果は期待できません。

今後、新型コロナが収束に向かうのであれば、自動車生産の回復に伴ってプラチナ価格も持ち直することも予想されます。

しかしプラチナには新型コロナ拡大の前から「ディーゼル車離れ」という構造的な需要減少圧力が存在していた点には注意が必要です。

排ガス不正問題を背景としてディーゼル車の欧州市場でのシェアは急低下が続いてきたため、新型コロナが収束した後もプラチナ価格にはディーゼル車離れという重荷が残り続ける事が予想されます。

もちろんプラチナの自動車産業以外での用途が見つかる可能性もありますが、この実現が見えない段階ではすぐにプラチナ価格が大きく持ち直して金との価格差を大きく埋める展開は想定しづらいようです。

プラチナの国内過去最高価格

2008年3月6日の7,589円の価格を付けました。

2008年にプラチナが暴落した理由

金融不安の増大

根強い金融不安を背景に、商品市場は全面安になりました。

米住宅金融公社の経営不安

金融不安の高まりを受けた金の急騰に追随するも、自動車大手の大型車から小型車への生産シフトなど、先行きを懸念する材料が目立ち始めました。

自動車販売の不振

自動車触媒需要の減退が懸念され、その後も生産計画の見直しなど、日欧米各国から弱い材料が相次きました。

リーマン・ショック

金融市場の混迷、景気後退、需要低下でパニック的な売りが続きました。

まとめ

プラチナ相場を過去を振り返って考えてみましたが、一般的な意見では「プラチナ」価格は簡単には上昇しないと言われています。

とは言え、現在のプラチナ価格であるなら、私の個人的な意見ではありますが「買い」だと考えております。

相場が下がったら「ごめんなさい!」

2020年は3月に新型コロナ・ショックで一時的に2008年のリーマン・ショック直後の安値を割り込みましたがすぐに反発しております。

理由は新型コロナウイルス感染拡大によって受けたダメージから、経済を回復させるために行われている地球規模での大規模な金融緩和により「株高・金高」が起きやすくなっており、プラチナも反発しやすくなっています。

長期的な視点で考えると現在の相場価格は維持・継続とすると思いますので、価格の上昇を期待して今「金」に投資や購入されるよりも「プラチナ」を購入されることおススメ致します。

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