ロレックスを長く愛用されている方であれば、デザインに飽きて文字盤の交換を考えている方も多いと思います。
そんな方は、文字盤を交換することで新しいロレックスを手に入れたような気分になりますし、自分好みの時計となるため更にロレックスが好きになって頂けると思います。
しかし「ロレックスの文字盤の交換はどのように依頼するのか?」
「費用はどのくらいかかるのか?」
と疑問になると思いますので、今回はロレックスの文字盤交換の方法や費用や注意点についてまとめてみました。
◆長年愛用したので今の文字盤に少し飽きてきた。
◆ロレックスの文字盤交換の方法や費用が知りたい。
と思う方は是非、最後までご覧ください。
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交換方法
①どこに依頼する
ロレックスの文字盤交換はロレックス正規代理店(ブティック)で依頼できます。
お近くにロレックスの正規代理店がない場合はロレックスのサービスセンターに郵送する事も可能です。
サービスセンター
東京:東日本
〒100-6701
東京都千代田区丸の内2丁目3−2
電話番号:03-3216-5671
大阪:西日本
〒531-0072
大阪府 大阪市 北区 豊崎 5-3-22 ロレックス中津ビル
電話番号:06-6377-5900
実際に依頼する段になったら交換先の文字盤を選ぶことになりますが、一部交換が出来ないモデルもあるため事前に確認をしておくことをおすすめします。
現行人気モデルで文字盤交換の「対応不可」なのは
例)型番:116500LN/コスモグラフ デイトナ
ブラック・ホワイト共に文字盤は変更が不可となっています。
例)型番:326934/スカイドゥエラー
ブラック文字盤・ホワイト文字盤からブルー文字盤への変更は不可となっています。
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②文字盤を選ぶ
ロレックスの文字盤交換は全てのモデルで、自由に行えるわけではありません。
ロレックスの文字盤交換において、可能なのはカタログに掲載されている同一型番(リファレンス)の時計と言う事が前提となり、現在カタログに存在しているデザイン、または過去に存在したデザインのみとなります。
例えばエクスプローラー2のように同じ型番(リファレンス)で「ブラックとホワイト」の2色が存在する場合は「ホワイトからブラック」 や「ブラックからホワイト」に文字盤を交換する事は可能ですが、モデルにはない「ブルー」や「グリーン」と言った文字盤に変更をする事はできません。
また、既にロレックスが供給をストップした文字盤も交換はできません。
③費用の確認
文字盤交換を依頼すると、ロレックスから見積り書が提示されます。
交換する文字盤の費用や工賃などが記載されていますので見積書の内容に確認して依頼をしましょう。
時計の状態によってはオーバーホールをしなくて済む場合もありますが、オーバーホールも合わせて見積を出される事が多いです。
そのため最終的な費用は、変更したい文字盤の種類や時計の状態にもよりますが、多くの場合は10万円以上の費用がかかります。
また2021年から文字盤の返却費用が別途かかるようになりました。
文字盤の返却を希望する場合は返却料として交換代金の40%が別途請求されます。
内容
文字盤費用
工賃(オーバーホールをすると掛からない)
文字盤の返却料(文字盤返却希望の場合※①)
針の交換
オーバーホール
がかかります。
(※①通常(ノーマル)の文字盤からダイヤモンドが付いた文字盤やシェル文字盤・メテオライト文字盤からに変更する場合などは返却料がかからない場合があります。)
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例)デイトジャスト:(ノーマルからノーマル)
文字盤:49,500円
針:10,560円(要交換)
文字盤・針返却料:24,024円(希望する場合のみ)
オーバーホール:71,500円(基本技術料)+内部・パーツ部品料
合計:155,584円+α (2022年12月現在)
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例)デイトジャスト(ノーマルから10Pダイヤ)
文字盤:275,000円
針(元の文字盤種類によっては交換が必要)
オーバーホール:71,500円(基本技術料)+内部・パーツ部品料
合計:346,500円+α (2022年12月現在)
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例)エクスプローラ2:(ホワイトからブラック)
文字盤:49,500円
針:12,300円(要交換)
文字盤・針返却料:24,720円(希望する場合のみ)
オーバーホール:77,000円(基本技術料)+内部・パーツ部品料
合計:163,520円+α (2022年12月現在)
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期間
納期はオーバーホールが不要で約2週間です。
オーバーホールが必要な場合は約1.5ヶ月で国内に文字盤の在庫が無い場合には3ヶ月以上かるようです。
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条件
文字盤交換をするには条件があります。
「ロレックスの保証期間が過ぎていること」
言い換えると新品でロレックスを購入すると5年間の保証期間中は文字盤交換ができない事になります。
2022年5月21日に行われたサービス改訂により新ルールが施行されましたが、近年のロレックス人気の高まりによる転売を防ぐためである可能性が高いとされています。
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注意点
文字盤交換には、気をつけなければならない注意点もあります。
ヴィンテージロレックスのようにオリジナルの部品が製造中止になったモデルは、製造時(オリジナル)の状態で評価をされるため、新しい部品に交換すると価値が下がる可能性があります。
そのため、文字盤の交換やオーバーホールの際には、特に注意をして「新しい部品に交換しない」という選択肢を考える必要があります。
文字盤交換などのサービスを利用する際は、モデルの価値をよく検討する必要があります。
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修理より売却した方がいい?
時計に対する愛着と思い入れだけだとおもいますが、使っていて「飽きてきた」とかんじられるのであれば、高価なロレックスに関しては修理や文字盤交換を行わずに、売って新しいモデルを購入した方が良いかもしれません。
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文字盤交換に10万円以上の費用をかけるより「売って」新しい時計を購入しようと考えられる方もいらっしゃると思います。
実際にロレックスはどのモデルも「買取り相場」は良いモデルばかりです。
ロレックスの違うモデルや違うメーカーの時計を視野にいれるのであれば、そのままの状態で売却をして新しい時計を購入するのも考える選択肢にするのも良いと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
文字盤交換について色々と調べてみましたが、文字盤自体はシンプルなもので5万円程度から選ぶ事が出来ます。
ロレックスを中古で探してオーバーホールに合わせたタイミングで自分好みの文字盤にするなどであれば利用してみたいサービスだと感じました。
モデル自体が生産終了で手に入らない場合などは、文字盤交換を行うことで理想の一本を手にすることも出来るのではないでしょうか。
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