かんてい局茜部店です。
本日は中古のロレックスを初めて購入する方のために
この記事は
□今から中古のロレックスを購入しようと考えている方
□気になるロレックスがあるけれどその店舗が信用できるかわからない方
□一生に数度の買い物なので失敗せず賢く買いたい方
向けに書いています。
冠婚葬祭と同じく人生で買う機会の少ない「高級時計」だからこそ!しっかりと調べて買いたい方は是非最後までお付き合いください!!
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信頼できる店の3条件
今もなお高騰しているロレックス。
資産として持っていられるブランドであるため、コロナ禍でも売れている商品です。
しかし中古で購入するとなると「本当に大丈夫かな‥」と不安になってしまいます。
そこで信頼できるお店の3条件をご紹介していきます。
①メンテナンスがしてある
中古ショップで売られているロレックスは新品とは違い、お客様から買い取ったものです。
買取をしたものはオーバーホール(分解洗浄)や外装仕上げを行う事が一般的です。
オーバーホールとは?
機械のメンテナンスの事です。
一つ一つ部品を分解、点検をし、時計の精度を回復するために必要な洗浄、修理、部品交換をすることで新品同様の状態までもとに戻すことが出来ます。
しかし例外もあります。
生産されて間もないものや、すでにオーバーホール済のメンテナンスの必要のない物もあります。
オーバーホールは約3~10万円ほどかかります。
外装仕上げとは?
メンテナンスはオーバーホールだけではありません。
中身が新品同様になっても外装がキズまるけでは購入意欲も削がれますよね・・。
そこで、外装仕上げ(研磨)がしてあるかどうかもチェックが必要です。
時計全体の印象をくすんだような外観を研磨し、傷を消すことで新品のような輝きを取り戻すことが出来るのが外装仕上げです。
外装仕上げには種類があります。
ポリッシュ仕上げとは?
「鏡面仕上げ」とも言われ、鏡のように光の反射によって物を映すほどの艶に仕上げられます。
こちらはバフモーターを使用し、丁寧に磨きあげます。
深い傷は完全に消すことが出来ません。
ポリッシュ仕上げはステンレスやゴールド素材しか対応していません。
ライトポリッシュ仕上げとは?
ポリッシュ仕上げとは違い表面を浅く磨く仕上げです。
ヘアラインのところがすれて光沢が出てしまったところを消す程度で傷を取りきることはできません。
ポリッシュ仕上げをするまでもないものにする仕上げとなっています。
ヘアライン仕上げ
同じ方向に細かい線状の模様を入れることで、あえて光沢を出さずにマットな質感を出す仕上げ方法です。
研磨における一番基本の仕上げです。
ポリッシュ仕上げとは違い艶消し効果があり、金属の落ち着いた雰囲気を出すことが出来ます。
このヘアライン仕上げは高い技術が必要ですので注目すべきポイントです!
しかし、研磨が良いとは限りません。
研磨とは金属の消すのではありません。
傷の深さまで「削りとる」と言うことです。
やりすぎると金属が痩せてしまい、見た目が変わってしまうだけではなく、防水効果が弱まったりしてしまいます。
何事もやりすぎは良くないとはこの事ですね。
外装仕上げは一般的に10回が限度と言われています。
オーバーホールのタイミングで行うのがよいでしょう。
②保証期間があること
中古品でもロレックスは最高品質の高級時計・・・
個人から購入するフリマアプリでは保証が付きませんが、時計専門店であれば保証が付きます。
正規店で購入する時と同じように、保証期間内に正常なご使用で、内部機械が故障した場合に無料で修理・調整行ってくれます。
私たちかんてい局では、6ヶ月間の保証があります。
店舗によって保証内容は違ってきますが、概ね最低でも半年の保証がつくことが多いです。
■注意すること
フリマアプリなどの個人間取引は、細心の注意が必要です!!
通常よりも安い価格で取引できるのが個人間取引の最大のメリットになりますが、高級時計・ブランド品購入にはリスクも伴うことを理解してご利用されることをおススメ致します。
③中古ロレックスの在庫が多い店
ロレックスの在庫数は多ければ多いほどロレックスの販売に力を入れているという事です。
最新モデルからレアなアンティークモデルまで幅広い在庫を取り揃えていなくても10本~20本以上、豊富に取り揃えているお店で購入することをおススメします。
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購入する前に確認する事
①付属品がある?
ロレックスの場合、非常に重要となるのが付属品です。
ロレックスほど、ギャランティ(メーカー国際保証書)の重要性が高いブランドありません。
ギャランティの有無で5万~10万円価格に差が出てきます。
もちろんロレックスの本体の価格が高ければ高いほど5万~10万円以上の差が出てしまいます。
本体のコンディション以上に重要なアイテムが「ギャランティ」です。
売却時の際に大きく影響するため、付属品が揃っている物を購入するのがおススメです!
②メンテナンスしてある?
■いつオーバーホールを行われたのか
(オーバーホールの目安は3年~5年)
■正規ルートで仕入れた純正パーツを使用しているか
■外装仕上げを行っているか
この3点は必ず確認することをおススメします。
③パーツ交換してない?
リューズ、リューズのパッキン、裏蓋、チューブ、風防、そしてブレスレットの取り付けやクラスプ部分を連結しているバネ棒、そして内部のムーブメント構成パーツ全般など消耗品のパーツ交換を行っても純正品であれば価値は下がることはありません。
しかし、針や文字盤を交換してしまうと価値が下がってしまうことがあります!!
そちらの主な原因は夜光塗料です。
ロレックスに使用される夜光塗料は年代ごとに違っており、大きく分けると「トリチウム」「スーパールミノバ」そして現行の「クロマライト」です。
実用性が高いのはルミノバやクロマライトですが、現在では価値や評価はトリチウムが上となります。
トリチウムは経年変色をすると言う最大の特徴があり、綺麗に焼けたトリチウムはルミノバを凌駕します!
トリチウムが使用されている場合は文字盤の6時位置に小さな文字で「SWISS-T<25」と書かれています。
光り方
■トリチウム
トリチウムが光るモデルがご用意無いのでお見せすることはできませんが、光り方としてはインデックス表面がざらざらしているので、均一な光り方ではなく、少しムラのある光り方をします。
■スーパールミノバ
1993年頃を境にスーパールミノバという夜光塗料に変更されました。
光が切れるという事もなくトリチウムと比較した際に発光時間、発光量もトリチウムとは段違いです。
■クロマライト
2006、7年頃に夜光がクロマライトに変更されました。
基本的にスーパールミノバと大きな違いはありませんが、夜光時間がルミノバの約2倍です。
ルミノバが緑に光るのに対し、クロマライトは青みがかかって光のが特徴です。
ここで価値が下がってしまうよくあるパターンをご紹介します!
こちらは1991年頃のロレックスです。
ですので夜光はトリチウムです。
しかし何かおかしいと思いませんか?
上記でも説明した通り、トリチウムが生きているモデルほぼ稀です。
こちらはメーカー修理を行った際にトリチウムから後述する「スーパールミノバ」に変えられ、交換した針だけが光っています。
中古で購入される場合は必ず特に針部分が、スーパールミノバ夜光に交換されてしまうことが多いので、文字盤も含め、途中で交換されていないか注意が必要です。
確認する事をおススメします!
ロレックス影の魅力「トリチウム」「ルミノバ」「クロマライト」の3つの夜光塗料について詳しく解説!【愛知・岐阜の質屋 かんてい局】【大垣】
④製造年数
製造年によっても価格が変わってきます。
ロングセラーのモデルが多いロレックスは製造期間が非常に長いのが特徴です。
例えば…
■2010年のG番以前のロレックスはブレスを外したケースとラグの間に刻印があります。
(6時側にシリアル番号、12時側に型番)
■2007年以降のモデルはルーレット刻印という仕様になりました。
この仕様に変更されてから、ケース6時側の製造番号は無くなり、文字盤外周の6時側に製造番号が刻印されるようになりました。
その他にもランダム刻印(2010年以降のシリアル番号で、数字とアルファベットがランダムに配置するナンバー)といった部分が注目ポイントです!
⑤価格
極端に安い、極端に高いお店での購入は避けましょう。
時計には相場と言うものがあります。
付属品がすべて揃っていて、状態が良ければこのくらいの目安の価格があり、優良業者は相場に沿った価格で買取や販売を行っています。
そのため、異常な安売りが実施されることはありません。
異常な安売りをしているお店はメンテンナンスを行っておらず現状販売をしている可能性があります。
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その他で確認する事
上記の事以外でも大切なことがあります。
①利用者の口コミ
保証や、お店への信頼はもちろんですが、最も重要となるのは購入者方の口コミです!
販売する店舗が商品のメリットをわかりやすく伝えることも、もちろん大切です。
ですが実際に商品を購入した人達からの正直で率直な感想があった方が、より安心して商品を購入することができます。
店舗側が嘘の情報を流すことができない口コミこそ見極めるポイントになってきます!
②店舗の雰囲気
昔から通っているお店だったら安心して購入できると思いますが、初めて行った店で店員の対応やロレックスの品質管理が悪ければ欲しいアイテムがあっても不安になって購入できませんよね。
店員がロレックスについて詳しくない、押し売りしてくる、メンテンナンス情報の説明を省いてくる等接客に違和感を抱いたら購入するのはおススメしません。
③下取りサービスがある
下取りサービスとは、新しく欲しいロレックスなどの腕時計があることを前提にして、不要になった時計を購入金額の一部にあてる、買い替えのことです。
買取してもらった時に比べ、下取りしてもらうと査定価格が「5%~10%」ほどアップする事が多くなっています。
一見「5%・10%」アップしたところで、あまり大きな買取金額の差は出ないのでは?
とお考えかもしれませんが、ロレックスなど高級な腕時計の場合は5%や10%の上乗せだけでも数万から数十万買取査定価格が上がるため、次に購入される時計がお得になるのでこのサービスは活用しなければもったいないのです。
かんてい局での下取り買取りを有効に使いましょう。
簡単に金額が分かる👇
私のオススメ中古ロレックス
①サブマリーナーデイト
型番:126610LN
ケースサイズ:41.0mm
防水:300m防水
2020年発表の新世代モデル「サブマリーナーデイト」。
ケースサイズを1mmアップの41mmに設定し、逆回転防止ベゼルには耐久性に優れたセラクロムベゼルインサートを備えます。
②デイトジャスト36
型番:126200
ケースサイズ:36.0mm
防水:100m防水
ケースサイドとラグに光が反射し、ドームベゼルを搭載した36 mmのオイスターケースのエレガントな輪郭を際立たせている「デイトジャスト36」。
③ヨットマスター40
型番:126622
ケースサイズ:40.0mm
防水:100m防水
ヨットセーリングの為に生み出された「ヨットマスター」。
こちらの126622は40mmケースにブルーダイアルを合わせ、ベゼルプレートにプラチナ950を使用した上品なメンズモデルです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「中古ロレックス」を購入する際の疑問点や良い店舗の選び方についてご紹介いたしました。
信頼できる店舗の3条件は
①メンテナンス・点検をしている。
②購入後の保証期間がある。
③中古ロレックスの在庫が多い。
上記の項目が全て当てはまる店舗を1店舗目で見つけることはなかなか難しいと思いますので信頼できる優良店を見極めてお買い物を楽しんでください。
私は何店舗かをピックアップして知べて足を運んで店舗を周り、信頼のお店をお探していただくことをおススメします!
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