皆様は大切にしていた腕時計が突然壊れてしまった経験はおありでしょうか?
壊れたといっても症状によって比較的簡単に修理出来る場合もあり、修理金額も様々です。
今回は腕時計のトラブルについて、症状別で知って得する修理方法をご紹介します。
このブログでは、
・時計の調子が悪くなって困っている方
・出来るだけ安くメンテナンスを受けたい方
・様々な修理方法を知りたい方
に是非読んでいただきたいブログとなっております。
どうぞ最後までお付き合いください!
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実は…全てを直す必要はない!
皆様の腕時計のよくある故障例が下記のようなものです。
①止まってしまった
②時刻がずれる
③風防(ガラス)の曇りが起きる
④風防(ガラス)にキズがついた、割れてしまった
⑤ケース・ブレスレットにキズが付いた
⑥リューズが操作できない、抜けてしまった
⑦文字盤が日に焼けた、インデックスが取れた
⑧針がずれてしまった、抜けてしまった
⑨内部から異音がする
これら全てオーバーホール(分解洗浄)を行い、全て部品交換をして直すしかないと考えられている方も多いと思います。
ですが、全くその必要はありません!
必要な修理だけを行うことで、無駄な費用を掛けるよりも安く修理することができます。
長く愛用するという方は、全て直すことを考えても良いと思いますが、「とりあえず使えれば…。」という方には、部分部分の修理をオススメしております。
それでは、次に詳細な起こりうる内容と修理方法、金額についてご紹介していきます!
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症状別修理方法解説
それでは先ほど挙げた、時計が故障した時に引き起こされる症状と対処法をお伝えします。
※記載されている金額はあくまで目安となります。修理を受ける店舗や会社によって金額が変わる他、状態によっては部分修理できないこともあると思いますので、予めご了承ください。
①止まってしまった
腕時計が「止まってしまい動かなくなる」よくあるケースです。
クォーツ式(電池式)の場合は電池交換を行えばほとんどの場合問題ありません。
ですが、長期間放置していまうと電池から液漏れを起こしてムーブメントを故障させてしまう場合がありますので、止まってしまった場合には早期の電池交換をおすすめします。
電池交換料金(目安)
1,300円(税別)~(海外モデルは高くなる可能性があります。)
機械式の場合はオーバーホール(分解洗浄)が必要な場合が多いですが、針の曲がりによる不調などであれば限定的な針交換で直る場合があります。
針交換料金(目安)
8,000円(税別)~
②時刻のずれ
「時刻のズレ」が起きているケースです。
機械式時計の場合、時刻のずれが安定している場合には、タイミング調整でずれの調整が出来る場合があります。
時刻の遅れや進みのタイミングをずらすことで比較的簡単に合わせることが出来ます。
タイミング調整料金(目安)
5,000円(税別)~
ずれが不安定な場合、時計が磁気帯びによって不調になっている可能性があります。
磁気帯びとは磁力が強い、磁気ブレスレットやスマートフォンの近くに腕時計を長時間近づけていることで起きる症状です。
ムーブメントが磁気帯びすることで、金属部品が磁力を持ってしまい、通常の位置からずれることで精度に大きな影響を及ぼします。
ですが、長期的な磁気帯びでなければほとんどの場合、磁気抜きという修理を行うことで修復することができます。
磁気帯びは目には見えない異常ですので、上記の内容に心当たりがある方は一度磁気帯びの確認依頼をしてみてください。
また、クォーツ式の場合は余程の磁気帯びでない限り影響はありません。
磁気抜き料金(目安)
2,000円(税別)~
③風防(ガラス)の曇り
「風防(ガラス)が曇ってしまう」というケースです。
風防の内側に曇りが起きる場合は、時計内部に水分が入ってしまった可能性があります。
時計内部は貴金属で出来ているため、水分は天敵で錆が出ると取返しが付かなくなる場合があります。
外気との気温差による一時的な曇りであればほとんどの場合大きな影響はありませんが、長期間の曇りがある場合には、早期に修理が必要です。
ほとんどの場合ではオーバーホールが必要ですが、曇りが一時的なものでパッキンの劣化によるものであれば簡易的に修理出来ること場合があります。
曇り取り料金(目安)
3,000円(税別)~
④風防のキズ・破損
「風防(ガラス)にキズが付いた・破損した」ケースです。
風防にキズが付いたので気に入らなくなった、キズが複数で見づらくなった、風防が割れて破損してしまったという方、是非修理に出してください。風防交換で簡単に修理できます。
プラスチック風防(社外)交換料金(目安)
10,000円(税別)~
サファイアガラス風防(社外)交換料金(目安)
17,000円(税別)~
※純正品をお求めの際は、メーカーまでお問い合わせください。
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⑤ケース・ブレスレットのキズ
「ケースやブレスレットにキズが付いてしまった」ケースです。
通常に使用していれば小キズ程度は付くものですが、複数に重なった場合には見た目はどうしても悪くなります。
キズがある方が味が出てかっこいい!と感じる方もみえますので、一概にキズがないのが良いとは言えませんが、修復については、素材がステンレス、金、プラチナであれば、余程の深い打ちキズでなければ研磨仕上げで新品同様の状態になります。
研磨仕上げ料金(目安)
15,000円(税別)~
⑥リューズ(竜頭)の不調
時計を操作する「リューズ(竜頭)の不調」のケースです。
引いても操作できない、巻き上げが重い、巻き上げ時に異音がする、ねじ込めなくなった、抜けてしまったなど、リューズの問題はリューズ交換によって直る場合があります。
特にねじ込みができなくなった場合には防水機能がなくなっている状態ですので、時計内部に水分を入れないためにも早期の修理をおすすめします。
リューズ交換料金(目安)
8,000円(税別)~(リューズに金やプラチナ等の貴金属が使われてる場合は変動します)
⑦文字盤の変色・壊れ
「文字盤が日に焼けて変色した、インデックスが取れた」などの文字盤の不調のケースです。
「時計の顔」ともいえる文字盤ですので、状態が悪くなると使いづらくなりますよね。
ですが、文字盤も交換や修復することで改善することができます。
文字盤交換料金(目安)
24,000円(税別)~
文字盤修復料金(目安)
4,000円(税別)~
⑧針のズレ・外れ
「針がズレる・外れる」というケースです。
針のズレや外れは強い衝撃を与えてしまった場合に起こりやすいですが、比較的簡単に修復できる場合があります。
針の取り付けが緩くなってしまったケースであれば、取り付け直しの修理で修復できます。
針修復料金(目安)
4,000円(税別)~
※針腐食や針折れによる交換は、基本的にメーカーでの対応となります。
⑨内部の異音
「時計内部から異音がする」というケースです。
時計内部のムーブメントは数多くの部品で構成されており、強い衝撃などが加わると部品が緩んだり、取れてしまう場合があります。
部品自体に損傷があれば交換の必要がありますが、損傷がなければ取り付け直しで修復が可能です。
部品取り付け料金(目安)
4,000円(税別)~(※パーツによってお値段は異なります)
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上記ケース以外の内部異常について
機械式時計において、上記ケース以外の内部異常については、多くの場合オーバーホール(分解洗浄)が必要となります。
オーバーホールとは、腕時計の部品を分解、洗浄、組立、注油、調整、実測を行うものです。
機械式時計では、通常3~5年に一度オーバーホールが必要とされています。
ムーブメントは油切れの状態で使用し続けると、部品通しが噛み合って駆動しているため、部品が摩耗してしまいます。汚れや水分が内部に溜まっていると錆びが発生し、修復不可能な状態にもなりかねません。
そのため、長期的に正常な状態で使用するためには、不具合を早期に発見して修復する定期的なオーバーホールが必要です。
また、クォーツ式時計でもオーバーホールを行う場合もありますが、基本的にムーブメントごと交換になります。
3針モデルオーバーホール料金(目安)
25,000円(税別)~
クロノグラフ搭載モデルオーバーホール料金(目安)
38,000円(税別)~
※特殊ムーブメントはメーカーでしかできない可能性ありますので、予めご了承ください。
今回ご紹介した修理について、かんてい局でも承っております!
是非ともお問合せ下さい!
最後に
いかがでしたか?
今回は症状別の腕時計の修理方法をご紹介しました。
ご紹介したケースであれば、オーバーホールまで行わずに比較的安価に修理を行うことができます。
皆様が大切にされている腕時計の修理情報を知っていただくことで、少しでも長く愛用していただければと思います。
また、運悪く高額な修理費用となり、修理してまでは使用されないという方。かんてい局では状態の悪い時計でも買取を行っておりますので、是非一度ご相談ください!
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