皆さんこんにちは!
岐阜市のかんてい局細畑店です。
高級時計の購入ご相談を受ける際、『IWC』と『ブライトリング』の2ブランドを検討されてる方は非常に多いです。
そこで今回は、筆者がIWCとブライトリングの比較を行い、よく聞かれる質問を5つほど上げ、鑑定士として個人の見解を解説していきます。
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2ブランドの共通点

IWC、ブライトリングともに、高級時計の業界の中で、『パイロットウォッチ』といえば名前が挙がる程、確固たる地位を築いているブランドです。
ですがデザインが違えば、性能も異なるそれぞれの魅力がある2ブランドですので、そこで今回は「よく聞かれる質問5選」という条件を絞ってどちらかを回答していきます。
※あくまで個人的見解からの選択となります。購入時は予めご了承ください。
よく聞かれる5つの質問
それではよく聞かれる5つの質問の紹介と私的回答・解説をします。
あくまで今回は質問されたことに対するアンサーですので、条件が変わると回答・解説も変わりますので予めご了承ください。
①50万円以下で買うならどっち?

1つ目の質問は「50万円以下で買うならどっち?」という質問です。
今回は両ブランドとも、中古であれば20~50万円ほどの価格帯で様々なモデルが出回っているため、その中でも比較的手の出しやすい50万円以下というボーダーラインを設けました。
筆者の解答としては『ブライトリング』を選びます。
理由としては、『流通しているモデル数・種類の多さとその内容』です。
楽天市場を見ると、50万円以下ですと両ブランドともに5ページ前後の中古品が販売されています。(2025年10月31日現在)
本数はほとんど変わりませんが、モデルを見てみるとIWCは約1/5がヴィンテージ品・アンティーク品で占めています。
対してブライトリングは安価な価格設定のものでも様々な型落ちモデルが存在し、好みの1本を探しやすいといえます。
②デザインが良いのはどっち?
購入前に今回の2ブランドで迷われているお客様から良く時計を並べて『どっちがかっこいいか』『どっちがおしゃれか』といったデザインに関する相談を受ける事があります。
IWCの時計は伝統的なパイロットウォッチに現代的なデザインや素材を組み合わせた『普遍的でエレガントな高級感』が特徴的で、スーツやカジュアルなスタイルにも合わせやすいデザインが魅力です。

▲IWC/IW377710/パイロットウォッチ クロノグラフ
対してブライトリングは航空計器を思わせる、『機能美とスポーティーさ』が特徴的で、スポーツやアクティブなライフスタイルに合う時計といえます。

▲ブライトリング/A13362/ベントレーGT
一概にこちらがよいとは言えませんが、それぞれのライフスタイルやファッションに合わせて選ぶのが後悔しづらい選択になるのではないでしょうか。
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③人気があるのはどっち?
3つ目の質問は「人気があるのはどっち?」という質問です。
どういった条件で人気と捉えるかは人それぞれですが、店頭で販売・買取を行っている筆者の意見としては、『ブライトリング』が人気かと思います。
まず正規取扱店や代理店もですが、2ブランドを比べて販売店をよく見かけるのは『ブライトリング』だと思います。
また購入頂くお客様の属性を見ると、デザイン性からブライトリングは20~50代男性の方が支持されているのに比べ、IWCは30~50代男性の方が好むように思います。
上記のように店舗数による『知名度』、支持している層から考えると国内人気でいうと『ブライトリング』に軍配が上がるのではないでしょうか。
④性能が高いのはどっち?

4つ目の質問は「2ブランドで性能が高いのはどっち?」という質問です。
この質問に対しては筆者は『IWC』を選びます。
性能比較となるので、機械のお話になりますがここではムーブメントの比較をしてみました。
ブライトリングには代表的なクロノグラフムーブメント『B01』が存在し、スイス公式クロノメーター検定協会の認定を受け、70時間のロングパワーリザーブ、24時間いつでも日付変更が行える高い機能性・信頼性を備えている機械といえます。
IWCの方も同様に高い実用性や機能性を誇り、中には画像のインヂュニアのように120時間のロングパワーリザーブを実現させている『キャリバー32000』シリーズも存在します。

▲IWC/IW328901/インヂュニア(キャリバー32111搭載)
またそれに加え、セラミック部品使用によって摩耗が軽減されるよう設計されているため、部品の消耗が遅いのが魅力的です。
性能や維持費の面で筆者は『IWC』をおすすめしたいと思います。
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⑤精度がよいのはどっち?

5つ目の質問は「精度がよいのはどっち?」という質問です。
筆者がもしお客様から聴かれた場合は『ブライトリング』とお答えします。
IWCも自社製品に厳しい規格を設け、衝撃・摩耗・腐食・紫外線・環境5項目におけるテストをクリアした個体のみ商品化されるなど、徹底的な品質管理をおこなっているブランドではありますが、技術力に自信があるがゆえに、時計の一定の品質や精度を保証するクロノメーター規格には参加しておりません。
対してブライトリングはクロノメーター規格に参加しており、テストを合格した個体のみ商品化を行っています。
時計のマニアの方や根強いIWCファンの方であれば問題ありませんが、この2ブランドで迷われている一般の方に対しては、こういったはっきりした評価基準をパスしているという強みを考えると『ブライトリング』の方が精度については保証できますと言いやすいです。
IWC・グランドセイコーおすすめモデル各3選!
それでは実際に買取・販売している鑑定士がおすすめするオメガ・グランドセイコーの腕時計を3本ずつご紹介します!
ぜひ購入の参考にしてください!
1.IWC/IW371446/ポルトギーゼ

型番:IW371446
商品名:ポルトギーゼ
素材:ステンレススチール
ポルトガル商人の依頼で誕生した、IWCの顔とも言える人気モデルです。
シンプルなデザイン、視認性の良さが特徴的で、クラシック・カジュアル両方の顔を持ち合わせるため、様々なシーンで活躍します。
2.IWC/IW377710/パイロットウォッチ クロノグラフ

型番:IW377710
商品名:パイロットウォッチ クロノグラフ
素材:ステンレススチール
2016年に発表された、『パイロットウォッチ・クロノグラフ・オートマティック』です。
1940年に発売された、オリジナルモデルに似ているクラシカルなデザインが特徴的なモデルです。
3.IWC/IW327009/マーク18

型番:IW327009
商品名:マーク18
素材:ステンレススチール
IWCの名作「マーク」シリーズ。視認性や耐磁性といったパイロットウォッチに必要な機能を備え、信頼性を獲得していきました。
磁気を遮断するインナーケースを備え、6気圧防水を確保。パイロットウォッチとして十分な性能を発揮します。
実用性、デザイン性が揃った腕時計ブランドを代表するIWCのパイロットウォッチです。
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1.ブライトリング/AB012012/BB01/ナビタイマー01

型番:AB012012/BB01
商品名:ナビタイマー01
素材:ステンレススチール

AB012012/BB01 ナビタイマー01のご紹介です。
1952年誕生とブライトリングの中でも非常に長い歴史を持つナビタイマー。
クロノグラフ・回転ベゼル・デイト機能と必要な機能が揃った万能モデルです。
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2.ブライトリング/AB012012/BB01/クロノマット44

型番:AB012012/BB01
商品名:クロノマット44
素材:ステンレススチール

クロノマットは元々、イタリアのアクロバットチーム「フィレッチェ・トリコローリ」のために開発されたモデルであり、1984年の発売以降、仕様変更を経て2004年までの長期に渡り生産されました。
こちらは日本限定500本のモデルで、爽やかさと上品さが共存するブルーシェル文字盤が特徴的です。
3.ブライトリング/A17366021B1A1 (A17366)/スーパーオーシャン オートマチック42

型番:A17366021B1A1 (A17366)
商品名:スーパーオーシャン オートマチック42
素材:ステンレススティール

逆回転防止ベゼルを装備しており、プロフェッショナルダイバーウォッチとして十分な500m防水性能があります。
ケースサイズ横幅が約42mmであり、男性らしいカッコ良さ、無骨さが感じられる腕時計です。
まとめ
今回はIWC・ブライトリングどちらがよいかを解説させて頂きました。
結果的に甲乙つけがたいのは確かですが、ある条件下の時はしっかりと甲乙つけることが出来ます。
今回の質問はよくある質問なだけに、ニッチな内容となっておりますので、購入を予定されている方の参考になれば幸いです。
かんてい局でもロレックス・グランドセイコーを販売していますので、オンラインショップをチェックしてみて下さい!
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