皆様こんにちは!
かんてい局茜部店のブログに目を通して頂き、ありがとうございます!!
金はジュエリーの素材として人気が高く、また古くから私たちの身近にあり、相場の変動もあることから投資の対象としても見られる貴金属の一つです。
ただ、身近で人気が高いという事は、金ではないものを金として売られていたり、またそれを購入してしまったりする可能性も御座います。
今回この記事では、金に関する知識や、金の見分け方について解説していきます。
引用元:https://diamond.jp/articles/-/260594
この記事は、
■金の売買に興味のある方
■自分が持っている品物がどんなものなのか気になる方・正しく把握したい方
に是非読んでいただきたい記事です!
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■一般的に買取可能とされる金の種類
大きく分けて金には『純金』と『合金』の2種類が存在します。
ジュエリーショップ等でK24やK18という表記を見られたことがある方も多いのではないでしょうか。
頭についているKは『K(カラット)』と呼び、その後の数字と合わせて24分率の単位で100%を24としたときにどのぐらいの割合で純金が含まれているかを示しています。
なので、『K24』は24/24で100%の『純金』と呼ばれ、18/24(75%が金)のものは『K18』と『合金』と呼ばれます。
合金には、K18の他にもK14やK10という割合の貴金属も存在します。
一見、合金はシルバーやアルミニウムといった異素材が入っている為、金ではないのかもと思う方もいらっしゃいますが、これらもれっきとした『金』なんです。
引用元:https://www.net-japan.co.jp/contents/engrave/post.html
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■こんなものは怪しい
買取査定をする際に、買取可能な金なのか鑑定士がためらったり、買取が出来ないと判断するものが持ち込まれる品物の中にはあります。
ここで実際によくある例をご紹介します。
・金ではない素材に金メッキを施してあるのにその表記が無いもの
金メッキ製品には「K18GP(Gold Plated)」、金張り製品には「GF(Gold Filled)」と、金ではない品物にはそれがどんな素材を使っているかを表すアルファベットが表記されていることがほとんどです。
しかし、このようなアルファベット表記をせずに、全く別の金属を金でコーティングして、あたかもすべて金でできた製品であるかのように見せ、商品代金を騙し取る手口が報告されています。これは偽物の中でも特に多く見られる手法です。
引用元:https://jewelry-foto.hatenablog.com/entry/kokuin-5-2
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・実物と刻印で純度が異なる・偽装したもの
K24やK18の刻印があれば安心してしまうかもしれませんが、ここに罠があったりもします。
驚くことに、表記されている純度が正確ではない場合があります。
例えば、本当は「K10」を使用しているのに、「K18」と表記して消費者を騙そうとする場合があるのです。
一般の方が一目見ただけで、正確な金の純度を判断するのは難しいでしょう。
ただ、刻印を詐称した製品には、『加工が雑』『細部の作りが大雑把』などの特徴が見られるものが多くあります。
また、日本で作られた金製品は「K24」のようにKが先にくるのが普通ですが、海外で作られた製品の中には「18K」のように数字のあとにKがつくものがあります。これは「後K」と呼ばれ、純度が正確ではないケースも多いです。
引用元:https://ameblo.jp/harumachi78/entry-12715611182.html
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・一部だけ素材が異なるもの
金で出来た時計など、複数のパーツを用いて作られている品物で特に気を付けるべきポイントです。
「K○○」と刻印されてる場合、その純度の金で作られていなければいけません。
しかし刻印がされているにも関わらず、ネジ、留め具といった細かいパーツに金ではない別の素材を使用していることがあります。
目立つ箇所のパーツにはきちんと金を用いている為、見落としがちですが、このような場合でも表記通りの金製品とは評価されません。
購入を検討しているもので一部だけ色や素材が違ったりする箇所がある品物には、注意する必要があります。
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■金を正しく見分ける方法
・刻印を隅々まで確認する
ネックレス、リング、ピアス等様々なジュエリーに金は使われており、また本体の形によってどこに刻印が彫られているかも当然異なります。
ネックレスの場合はチェーンの繋ぎ目当たりやトップの根本も要チェックです。
リングの場合は殆どが内側に有り、ピアスの場合は肉眼での確認は難しく、耳に通す針の部分に刻印があったり、キャッチに彫られていることも有る為、注意して見る必要があります。
また、腕時計にも金を使っているものもあり、K18と彫っているものもあれば、その後に『ELECTRO PLATED』と電子メッキの刻印が彫られていることも有る為、刻印は全て確認しないと誤った解釈をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
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・試金石を用いて検査する
江戸時代から存在し、「試金石」と呼ばれる、黒石を使った硬い板を使用する方法です。
試金石の表面に品物を擦りつけ、削り取られた金の色や感触を確かめることで、本物の金を使用しているかを見定めます。
注意点として、2重メッキが施されたインゴット等は試金石で見極めることは不可能で、比重の検査が必要となります。
※注意:硝酸は劇薬の為、扱いには細心の注意が必要です。
引用元:https://www.shigihara.co.jp/cms/staffblog/pawnshop/pawn-shop-tools-test-stone-and-nitric-acid/
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・比重計を用いて検査する
比重計は品物に対しての金の純度を測定することが出来る機械です。
手順としては、
1.金製品の重さを計り、その質量を比重計に記憶させる
2.今度は水に入れて計る
3.自動で計算されて比重がわかる
我々買取業者にとっては、高額な品物を買い取る場合に必須な検査が出来る貴重なツールです。
引用元:https://kaitoriagent.com/column/gold-specific-gravity/
・品物が磁石にくっつくか試してみる
こちらは、金製品が金メッキかどうかを見極めるもっとも単純なやり方です。
純金や割り金に使用される銀やアルミニウムといった素材は、磁石にくっつくことはありません。その為、磁石にくっつく品物は偽物である可能性が非常に高いと言えるのです。
ただし、このやり方ですべての金メッキ製品を見抜けるわけではありません。
銀や錫といった磁石反応がない素材を選んで、金メッキを施している事もあるからです。
また本物の金製品であっても、割り金の種類によっては磁石にくっつくこともある為、複数の検査をするのが確実な見極めになります。
引用元:https://www.shigihara.co.jp/cms/staffblog/pawnshop/pawn-shop-tools-test-stone-and-nitric-acid/
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最後に
いかがでしたでしょうか。
一概に金といっても様々な種類の品物が市場には出回っていますが、中にはこの記事で解説した『金ではないもの』も出回っているので注意が必要です。
この記事では、一般の方でも確認できるような金製品の見分け方や注意点について解説しております。
今自分が持っているものが気になる方、今後投資として貴金属を買おうか考えられている方の参考になるかと思います。
是非購入の際には、上記に挙げた注意点も確認して頂き、進めて頂けたらと思います!
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