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ルイヴィトンのシリアルナンバーがなくなった!RFID(ICチップ)を実際に読み取ってみました。【北名古屋】

【2024年3月15日 追記】

ルイヴィトンのシリアルナンバーと言えば、ブランド品が好きな方でしたら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

詳しくは知らないけど、商品にシリアルナンバーが「あると本物」「ないと偽物」

など、ぼんやりとしたものだと思います。

実際にわたし自身もこの仕事(鑑定士)に就くまではそうでした。
ルイヴィトンのシリアルナンバーは、本物・偽物を見分けるための1つのポイントということで、真贋のイロハを学ぶ上で一番最初に教わるほどです。
しかし2021年頃から、ルイヴィトンの製品からシリアルナンバーの存在が消えかけています。
というのも、RFID(ICチップ)」を製品に埋め込むことで商品情報が開示できるようになるというのです。

そのため現在では、ブティックで購入したのに「シリアルナンバーがない!」

といった状況になっているんです。
ただし在庫の状況によってはまだ同じ商品でもシリアルナンバーが「あるもの」と「ないもの」とが混合しています。

今後は中古ブランド販売店や個人間でのオークションで出品される商品にもシリアルナンバーがないルイヴィトン商品が出回ることになっていくことでしょう。

この記事の内容では

・いつ頃からシリアルナンバーがなくなったか?

RFIDとはなにか?

・財布のどこにRFID(ICチップ)があるのか?

・バッグのどこにRFID(ICチップ)があるのか?

・シリアルナンバーがなくても買取はできるのか?

上記の内容でお送り致します。

ルイヴィトンのシリアルナンバーの詳しい詳細はyoutubeや別の記事で解説しておりますので、是非参考にしてみてください。

☟シリアルナンバーの探し方や意味など詳しい記事はこちらから☟

最新のルイヴィトンにはシリアルナンバーがない?!シリアルの意味や探し方のポイントも伝授します!【北名古屋】


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いつ頃からシリアルナンバーがなくなった?

実際に、いつ頃からシリアルナンバーがなくなったのでしょうか?

メーカーにて確認したところ、詳しい詳細までは分かりませんでしたが「2021年頃」から行ってるとの回答でした。

2021年に入り、ルイヴィトンの商品を複数買取させて頂きましたが2021年のシリアルナンバーの入った商品は1月、2月頃まで(8週目)は確認が取れました。

実際にシリアルナンバーがない商品を買い取りさせて頂いたお客様からは、3月に購入した商品と伺ったため、3月頃からシリアルナンバーがない商品の流通が始まったとみられます。

つまり、おおよそ2021年の3月頃からなくなったと思われます。

当初は財布や小物といった小さい商品からシリアルナンバーが消え始め、RFID(ICチップ)が埋め込まれ始めましたが、2021年9月現在には定番のトートバッグ、ネヴァーフルやアルマといったバッグからもシリアルナンバーが消え、RFID(ICチップ)へと切り替わってきています。

 

☟ルイ・ヴィトンの商品一覧はコチラからどうぞ☟☟

RFIDとは

RFIDとは「Radio Frequency IDentification」の略です。

ID情報を埋め込んだRFタグと呼ばれるタグから、電波を用いて無線通信によって情報を送るものです。

車のスマートキーや、交通系のICカードに使用されている技術です。
ユニクロやGUといったセルフレジなどもRFIDタグを使用したシステムになっています。

タグに生産国や生産時期やといった今まで、ルイヴィトンのシリアルナンバーを用いて表していた情報などが、RFIDに記録されることになります。

RFIDのメリット

ルイヴィトンにとって最大のメリットは「コピー品対策」だと言えます。

コピー品を製造する際に、商品に形を似せて作る事は比較的容易に出来てしまいますが、ICチップまで作るのは非常に困難であることや、コストも多くかかってしまいます。

現在導入しているブランドはまだ多くはありませんが、ルイヴィトンと同グループ(LVMHグループ)の「フェンディ」では、RFIDを利用したラベルが実際に商品についています。

財布のどこRFID(ICチップ)があるのか?

百聞は一見に如かず。ということで実際に読み取ってみることにしました。
定番のジッピーウォレットを例に探してみます。
画像の財布が実際にシリアルナンバーがない商品です。
iphoneのアプリを使用して、実際に読み取ってみました。

画像の赤丸部分にどうやらRFIDが埋め込まれているようです。

今回使用したアプリは下記のものです。

いくつか他のアプリを使用してみましたが、読み取れるものは僅かでした。
スキャンの準備をしていざ。

RFID(ICチップ)がある部分に近づけると、アクセスに成功しました。

タグ内部の詳細については、詳しい情報までは出ませんでしたが確かにRFIDがあることは確認できました。

RFIDは読み取ることと書き込みをすることも出来ます。
商品の情報であったり、詳細を記録することが出来るのですが実際にやってみました。

実際に書き込みを行ってみると、、、サポートされていません。
そうなりますよね。

情報などの書き換えが出来てしまうためセキュリティ面も万全です。
現段階ではメーカー用の特殊な読み取り機でなければ詳しい詳細などは分からないようです。

またシリアルナンバーが消える以前の商品にも読み取りができるものもあったので、以前から導入されていたのかもしれません。


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バッグのどこRFID(ICチップ)があるのか?

続いてバッグです。定番のネヴァーフルを例に探してみます。


内側のポケットを開けた部分です。

ちょうどポケットの内側入口あたりにRFID(ICチップ)がありました。

財布も同様ですが以前シリアルナンバーがあった場所とは別の部分にありました。

探すコツ

今回は実際に財布とバッグを、アプリを使用してRFID(ICチップ)を探してみましたが、かなり至近距離であてて探さないと反応しませんでした。
バッグの場合、表面からあてても反応がありませんでした。
まだ確認出来ていませんが、シリアルナンバーのように全て同じ場所にあるとは断定できない為、商品の全体、内側など幅広くあてて探す必要がありそうです。

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シリアルナンバーがなくても買取できるのか?

結論から申し上げると買取は可能です!
ただし、RFID(ICチップ)が導入されている商品やブランド毎に定められた規定に合うものに限ります。

RFID(ICチップ)導入以前では、シリアルナンバーがないルイヴィトンの商品は買取を断られるケースも多くありました。

古い商品には実際にシリアルナンバーがない商品もありましたが、古すぎることや、ほとんどの商品にシリアルナンバーがついていた為です。


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最後に

今回はRFIDが採用され、シリアルナンバーがなくなったルイヴィトンについてお話をさせて頂きました。

今後、このようなシリアルナンバーがない商品が増えてくると予想できます。
現段階で確認できるのはバッグと財布のみとなっていますが、その他のアイテムでもシリアルナンバーがないものが出てくる日もくるのではないでしょうか。
ルイヴィトンではシリアルナンバーを元に製造年の特定が出来たため、買取の際などにも査定ポイントの1つとされていましたが、今後はその判断ができなくなってしまうため商品を購入した際のレシート(購入日記載)のあるものなどが重要になってくると思われます。

☟youtubeでも紹介しておりますので是非参考にしてみてください☟

 

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