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【徹底比較】ヴァンクリーフ&アーペル アルハンブラ 本物と偽物を見分ける5つのポイントとは!?【茜部】2024/11/3更新

【2024年11月3日追記】

本日は高級ジュエリーブランド「Van Cleef&Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)」の代表的なコレクション「ヴィンテージアルハンブラ ネックレス」の本物と偽物を見分ける5つのポイントを実物を使ってご紹介していきます。

このブログは、

・ヴァンクリーフの真贋ポイントが知りたい方

・中古で偽物(コピー品)を買ってしまわないか不安な方

・ヴァンクリーフ製品も購入をご検討の方

にお勧めするブログとなっております。

ぜひ参考にしてください!

ヴァンクリーフの偽物は精巧

シンプルかつ高級感のあるジュエリーを手掛けるVan Cleef&Arpelsの代表的なモデルであり、「幸運」を意味するクローバーデザインのアルハンブラシリーズ。

 

中古市場でも非常に人気が高く、定価に近い金額で取引されることも多くあります。

人気が上昇するとそれに比例するかのように偽物が沸いてくるのは高級ブランドの定めかもしれません。

 

ブランド品の偽物は古くから存在しておりますが、偽物のクオリティも年々上がっており、今では本物とは簡単に見分けがつきづらいスーパーコピー品も出回るようになりました。

実際にヴァンクリーフやカルティエなどが属するリシュモングループが、偽物を製作したグループや個人に対して訴訟を起こすなど大きな問題となっております。

 

特にジュエリーの場合はバッグや時計に比べ、加工技術が確立している業者が多いことから精巧な偽物が多い傾向にあります。

造りが細かいため、私達鑑定士がルーペで見ればわかる偽物でも、一般の方でルーペを持っている方は少ないと思いますので、特に注意が必要です。

 

それでは次に、5つの真贋ポイントをご説明させて頂きます。

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5つの真贋ポイント

比較するモノは全く同じものではありませんが、真贋の際に必ずと言っていいほど見るポイントを5つ程ピックアップしました。

ぜひとも参考にして下さい!

①チェーン部分の刻印

それぞれ「VCA Au750」の刻印がプレートに入っておりますが、刻印の精巧さに大きな差があります。

上の画像はカメラで拡大したものですが、本物の方は刻印や非常に見やすく、鮮明に記載されておりますが、偽物の方は一部文字がつぶれており、分かりにくいです。

 

手にもって肉眼でパッと見る分には少し分かりづらいかもしれませんが、実際にルーペで見てみると刻印の入り方が良く分かります。

この部分は一番細かい作業による「雑さ」が出やすいポイントだと思います!

 

なかなか家にルーペは無いとは思いますが、この部分は必ずと言っていいほど見て頂きたいポイントです!

 

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②留め具部分

全てのモデルに入っているわけではありませんが、留め具部分にブランドロゴのプレートがついております。

注目すべき点は「ブランドロゴ中央にある円柱をモチーフにした部分です。

 

本物は細かく斜めに線が入っているのに対し、偽物は斜めの線が入っておらず枠だけ描かれております。

こちらも先ほどのポイント同様に、細かい作業による雑さが表れやすいポイントだと思います。

 

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③トップ部分の枠

アルハンブラのデザインは、トップの宝石を囲んだ枠部分は玉がつながったようなデザインになっておりますが、本物は玉がついている土台となる枠が隠れているのに対し、偽物ははっきりと枠が見えております。

 

1つ1つの造形ではなく、型にはめているかのような簡易さが露わになっております。

なかなか見にくいポイントではありますが、明らかに雑な造りの場合は注意が必要です。

 

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④トップ側面の仕上げ

側面のつるつると仕上げされた部分が本物はきれいに処理をされているのに対し、偽物は処理が粗くデコボコしております。

写真で見ると分かりやすいですが、明らかに光りかたに違いが出ていることが分かります。

 

ジュエリーやバッグ金具は特に偽物と本物の見分けがつきやすい部分ですので、表面にデコボコや線状の波がある場合は特に気を付けましょう。

 

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⑤付属品

真贋ポイントとしてモノだけではなく、それに付属しているものが偽物の場合もあります。

外箱のブランドロゴ

【ブランド刻印】

【ロゴ刻印】

外箱中央の「Van Cleef&Arpels」の「&」は、本物が両隣のfやAより小さいのに対し、偽物はfやAと同じサイズとなっております。

 

また外箱右下のブランドロゴの書体が違います。

本物は細めで丸みがありますが、偽物は太めで角張ったような字体です。

内箱の質感とロゴ

内箱も外箱同様ブランドのロゴの書体が異なり、内箱表面の質感も異なります。

本物はスエードのような質感ですが、起毛の感じがなくサラサラしております。

 

比較してみるとよく分かりますが、偽物だけで見ると分かりづらいかもしれません。

保証書

保証書の上部にホログラムシールが貼られている場合、本物はひし形部分とその周りで光り方が異なるのに対し、偽物はシール全体が同じ光り方でギラギラと光っています。

ホログラムシールがあるからと言って安心してはいけません。

真贋ポイント総評

5つのポイントすべてにいえることは、総じて「雑さが表れている」ということです。

一流ブランドは細かな作業にも手を抜くことはありません!

 

本製品から付属品にあたるまで、精巧に作られております。

偽物には、本物にない手を抜いたポイントが必ずあると思います。

 

正規店でご購入されているのであれば大丈夫ですが、フリマアプリや個人売買で購入された際には必ず注意が必要です。

気を付けすぎるに越したことはないということです!

個人売買には注意が必要

偽物が出回るルートとしては以下の3つ。

・コピー品販売サイト

・個人売買(フリマサイトなど)

・海外の露店などで購入

偽物を持ち込む方のほとんどが、いただきものやフリマサイトなどの個人売買で手に入れたものです。

フリマサイトでも偽物の規制や注意喚起はありますが、スーパーコピー品と呼ばれる精巧な偽物も多く、鑑定を必要とするケースもあります。

偽物を買わないためには?

偽物が多く出回るなかで個人売買ではどれだけ注意しても限界があります。

そのために気を付けるポイントを紹介します!

※偽物購入を未然に防ぐためのポイントであり、満たせば大丈夫ということではありません。

①入手ルートを確認する

出品されている品物の入手ルートは確認することをおすすめします。

「もらいもの」「フリマサイト」「入手ルート不明」など、明確ではない場合は注意が必要です。

②転載画像やきれいすぎる写真は要注意

購入する前に画像をよく確認することをおすすめします。

個人売買できれいすぎる写真は転載の可能性があるので、過去の出品を確認して統一性がない場合は注意しましょう。

③価格が明らかに安いものは要注意

中古市場では多少の高い安いの差はあるものの、価格帯は比較的安定しています。

その中でもずば抜けて安い金額など、中古の価格から逸脱した価格で販売されているものは、偽物の可能性があります。

少しでも安く買いたい気持ちはありますが、不自然な価格のものは購入しないことをおすすめします。

④評価レビューや過去の出品を確認

偽物を販売している出品者は新規で作られたアカウントであることが多いです。

ただ良い評価ばかりでも過去の出品が確認できない場合は、避けたほうがよいでしょう。

 

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ヴァンクリーフのジュエリーを安心して買えるのはどこ?

今回の記事ではヴァンクリーフ/ヴィンテージアルハンブラの本物と偽物の違いを紹介しました。

これほど偽物が出回るなかで安心してヴァンクリーフのジュエリーを買えるお店を紹介します。

ヴァンクリーフ&アーペルの正規店

間違いなく安心して購入できるのはヴァンクリーフの正規店です。

ただ近年はヴァンクリーフのジュエリーの需要増加に伴い、店頭でもすぐに購入できないことが多いようです。

かんてい局の店舗・オンラインショップ

かんてい局では熟練の鑑定士が買取した商品のみ販売しているので、安心してお買い物ができます。

また中古品を取り扱っていますが、キレイな状態でも格安な商品も多数あるので、ぜひ一度ご覧ください!

 

☟かんてい局では本物のヴァンクリーフ&アーペルを販売しております☟

 

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最後に

今回はヴァン クリーフ&アーペルのヴィンテージアルハンブラネックレスの真贋ポイントを本物と比較してご紹介しました。

ロゴ以外の真贋ポイントはヴァンクリーフに限った話ではなく、他ブランドでも共通している点も多くあり、細かい部分が雑になっている場合が多いです。

 

全ての偽物が今回ご紹介したような造りというわけではありませんので、今回のポイントを見て完全に安心とは言えません。

しかし、ご紹介したポイントのうち一つでも偽物と同じ造りの部分があった場合は、警戒した方が良いでしょう。

 

個人で売買することが主流となっている現在では、多く流通している偽物を買わないためにも多少なりとも知識が必要となりますので、今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

ヴァンクリーフ&アーペルの偽物が多いのは人気があるからです。

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