2022.10.23追記
今回は『タキメーター』について意味と機能をご紹介します☆
■タキメーターの使い方について知りたい方
■タキメーター付きモデルをお探しの方
■クロノグラフ機能について知りたい方
に是非読んでいただきたいのでどうぞ最後までお付き合いください!
腕時計のベゼルにあるこの数字ってなんだろうと思われる方。
案外いるのではないのでしょうか?
今回はこちらの素朴な疑問を解決していきます!
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タキメーターとは?
タキメーターとはクロノグラフ(ストップウォッチ機能)が搭載された腕時計に付属する機能です。
『タキメーター』=『時速や平均速度を計測するための計算尺』です。
ベゼルや文字盤に記された数値の事で、上記の写真の場合ベゼルに一周記された「400~60」ことを指します。
「タキ(Tachy)」とは「速い」という意味の接頭語で、「メーター(Meter)」は計算尺のことを指します。
正式には『タキ・プロダクトメーター』と言いますが、『タキメーター』と呼ばれることが多いです。
タキメータ―の使い方
タキメーターを使って速度を計測するのはとても簡単です。
「時速の測り方」
1.クロノグラフのストップウォッチをスタート
2.1kmを走行・歩行もしくは飛行した時点でストップを押す
3.クロノグラフの針が指している先に、1kmの平均速度(時速)が記される
例えば、1kmを30秒で走行したとすると、クロノグラフの針はタキメーターの「120」の目盛りを指しています。
つまり、おおよその平均時速は時速120kmということになります。
意外とシンプルな使い方で一度知れば簡単ですよね!
現代の日常生活の中でいえば、タキメーターを使うシーンは少ないかもしれません。
しかし、タキメーターにはクロノグラフをより美しく、よりスポーティーに見せる唯一無二のデザイン性があります。
腕時計の時間計測器としての側面を際立たせることで、スポーティーなルックスのなかに機能性の高さを体現しているのではないでしょうか。
タキメータ―搭載の腕時計
タキメーターはクロノグラフ機能の一部として備わっていることが多いです。
そんなタキメーター機能が搭載されたモデルは、さまざまな腕時計メーカーでラインナップされています。
おすすめ人気モデルをピックアップしてご紹介します。
①ROLEX【ロレックス】 116520 コスモグラフ デイトナ
ブランド:ロレックス
型番:116520
商品名:コスモグラフ デイトナ
素材:ステンレススチール
仕様:自動巻き
時計界を代表するブランドのロレックス。
そんなロレックスの中でも高い人気を誇るデイトナ。
ロレックスを代表する、クロノグラフ機能が採用されたスポーツモデルです。
2016年に廃盤となったモデルで、中古品でしか購入する事ができません。
一つ前の旧型モデルのムーブメントは「エルプリメロ」を使用していましたが、このモデルは自社ムーブメントを採用しています。
デイトナは全般的に大きく値崩れすることがなく、資産価値も非常に高くなっています。
②OMEGA【オメガ】 3570.50 スピードマスタープロフェッショナル
ブランド:オメガ
型番:3570.50
商品名:スピードマスタープロフェッショナル
素材:ステンレススチール
仕様:手巻き
ロレックスと同じく時計業界を牽引するオメガ。
アポロ計画で史上初の月面着陸を果たした時に宇宙飛行士が使用していた腕時計「ムーンウォッチ」として知られる有名なモデルです。
スピードマスターは様々なモデルが発売されていますが、NASA公認腕時計として認められたのはこの手巻きモデルのみという貴重な時計です。
③TAG HEUER【タグ・ホイヤー】 CAR201Z.FT6046 カレラ キャリバーホイヤー01
ブランド:タグホイヤー
型番:CAR201Z.FT6046
商品名:カレラ キャリバーホイヤー01
素材:ステンレススチール×セラミック
仕様:自動巻き
スイスの高級時計メーカーの中でも、とくにストップウォッチやクロノグラフなどスポーツウォッチの開発に注力してきた「タグ・ホイヤー」。
タキメーターベゼルには耐傷性に優れたブラックセラミックを採用し、文字盤にはブラックダイアルをチョイス。
スポーティーでありながらもビジネスシーンにおいても相性の良いモデルとなっています。
ムーブメントにはブラックコーティングが施されたローターと赤色のコラムホイールが特徴の自社製キャリバー「ホイヤー01」を搭載。
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④ZENITH【ゼニス】 03.2040.4061/69.M2040 クロノマスター エルプリメロ
ブランド:ゼニス
型番:03.2040.4061/69.M2040
商品名:クロノマスター エルプリメロ オープン
素材:ステンレススチール
仕様:自動巻き
高級時計メーカーの中でクロノグラフと言えばこちらの「ゼニス」を押す方も多いことでしょう。
ロレックスでも採用された名機「エルプリメロ」を開発したのがゼニスです。
1969年発表の初代エル・プリメロをイメージした色使いに、現代のゼニスのシンボルであるダイヤルをくりぬいた「窓」を融合させた「エルプリメロ クロノマスター 1969」。
現在まで続く自動巻きクロノグラフの名機「エル・プリメロ」の歴史を表した一本と言えます。
ケースはシースルーバックになっていますので、機械式クロノグラフの動きを前からでも後ろからでもご覧になれます。
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クロノグラフのその他メーター機能
クロノグラフには、タキメーター以外にも様々なメーター機能が備わっています。
下記で2点の珍しい機能をご紹介します。
テレメーター
テレメーターとは「光と音の速度の違いから距離を割り出すのに使われる機能」です。
文字盤外周に設置されていることが多い細かい数字のスケールがあります。その先頭部分に「telemeter」と記載されています。
テレメーターの「テレ(Tele)」とは「遠く」を表す接頭語。これに「メーター(Meter)」がついていることからも想像できる通り、距離を計測するための計算尺という意味があります。
パルスメーター
パルスメーターとは「1分あたりの脈拍数を簡単に知る事が出来る機能」です。
「パルス(Pulse)」とは「脈拍」や「鼓動」の意。つまり、パルスメーターとは脈拍を計測するための計算尺で、かつて医療に従事する人々のあいだで使われた機能です。
タキメーターやテレメーターと同様、やはり現代ではあまり使用頻度が高くない機能ですが、デザイン上のアクセントとしては重要な意味を持っているのではないでしょうか。
最後に
今回は、『タキメーター』の意味と機能をご紹介しました。
タキメータ―を備えたモデルは上記で紹介した以外にも、SEIKOやCASIOなど国産メーカーにもあります。
皆様の時計についているクロノグラフにはどのような機能が付いていましたか?
改めてお手持ちの時計を確認してみると新しい発見があるかもしれませね♪
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