ロレックスの新作発表直後には大きな値動きがあるのをご存知でしょうか?
ロレックスはモデルチェンジが行われると旧型になったモデルの中古価格が上がっていくことがあります。
今回の新作発表の目玉は「エクスプローラー」となり様々な反響があったと思いますが、その後の値動きも非常に興味深い内容となりました。
今回はモデルチェンジが行われたエクスプローラーⅠに絞ってどのような値動きがあったのかを解説していきたいと思います。
この記事はエクスプローラーⅠの買取相場の変動が知りたい方
エクスプローラーⅠのモデルチェンジの詳細を知りたい方
当店鑑定士の今後の値動きの予想を知りたい方
にお勧めの記事です。
参考にして頂けると幸いです。
動画で見る「2021年の新作発表」ついてはこちらからどうぞ↓↓↓
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エクスプローラーⅠのモデルチェンジの詳細
まずはどのように変更になったのかまとめました
旧型・・・エクスプローラーⅠ 214270
新型・・・エクスプローラーⅠ 124270
出典:https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/m124270-0001.html
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今までのモデル |
2021年新作モデル |
型番 |
214270 |
124270 |
パワーリザーブ |
48時間 |
70時間 |
キャリバー |
3132 |
3230 |
ケースの大きさ |
39mm |
36mm |
定価 |
687,500円 |
676,500円 |
これが主な変更点です。
個人的な感想ですが、今回のモデルチェンジで最も注目を集めたのはエクスプローラーⅠだったのでは無いかと思います。
最も衝撃を受けたのは、39mmのケースから36mmのケースに変更されたことでした。
ロレックスのスポーツモデルは2010年以前は40mmケースが主流でしたが、ケースのサイズアップが進んでいます。その中で36mmに戻るというのが衝撃でしたね。
さり気なく定価が下がったことは少しうれしいような気がします。
※この先の話で214270のエクスプローラーⅠには前期と後期という表現が出てきます。
分かりやすい箇所でざっくりと解説ですが、前期は文字盤の369インデックスに夜光塗料が塗っていないタイプ
後期は369インデックスに夜行が塗られているタイプです。
詳しくはこちらを御覧ください↓↓↓
ロレックス「エクスプローラー1」のご紹介!!新旧の比較もございます!!【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【小牧】
その次は廃盤直後に大手販売サイトではどのような動きがあったのかを解説します。
モデルチェンジ直後の中古販売状況
4月7日の20時頃にホームページが更新されたと思いますが、一通りに新作を確認して今回はエクスプローラーⅠに張り付いて見ていました。
なぜエクスプローラーⅠに張り付いたかと言いますと、今回の新作発表で最も大きなモデルチェンジだと思ったからです。「これは一波乱あるか?」と感じました。
楽天市場のエクスプローラーⅠの在庫を見ていたら瞬く間に売り切れになっていきました。
新作発表がされる前は多くのエクスプローラーが販売されていましたが、一瞬で姿を消しました。
新作発表前と、発表後の楽天での販売個数や、販売価格をまとめました
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4月3日頃新作発表前の数 |
4月7日新作発表直後の数 |
214270の楽天の個数 |
200程度 |
100程度まで減少 |
楽天の販売金額(前期型) |
84万~95万程度 |
90万~95万程度 |
楽天の販売金額(後期型) |
95万~125万程度 |
100万~143万程度 |
ギャランティーカード付きの条件の良い個体から徐々に売り切れが続出しました。
発表され1時間程度でこれだけの変化がありました
売り切れだけでなく、店舗も価格の上昇を見込んで倉庫に移した可能性もあり、在庫が品薄状態へと変わりました。
その他の販売サイトやフリマアプリなど確認しましたが、同じような減少がおきており、4月7日夜の販売サイトはお祭り状態でしたね!
買取価格の変動について
買取の価格は中古での販売相場に大きな影響を受けます。
今回のモデルチェンジで旧エクスプローラーⅠは販売量が減り、販売金額が底上げされました
それでは買取金額はどうでしょうか?答えは「上がっています」
実際にどのように変わったのかを解説します。
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4月3日頃新作発表前 |
4月22日現在 |
214270前期 |
60万後半~70万前半 |
80万~85万程度 |
214270後期 |
80万~85万程度 |
95万~100万程度 |
モデルチェンジが行われただけで、15万程度も買取金額が上がってしまいました。
ロレックスの新作発表は新しいモデルが気になるからだけでなく、中古価格の上昇も期待できるため、注目が集まります。
低価格が魅力的なエクスプローラーⅠですが、かなり高くなってしまいました。
これからの相場が楽しみです。
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今後の値動きは?
ここからは予想の範囲でしかありません。
過去の事例を踏まえると相場は加熱気味であるのではと思います。
最近最も乱高下したモデルは「116710LN GMTマスターⅡ」です。
今回と同様新作が発表と同時にこのモデルは廃盤になりましたが、その時の上昇はすごかったです。
買取価格で100万切っていたものが、130万程度まで上がりましたから。
その後は萎んでしまい当時と同じ価格に戻った記憶があります。
今回もこのようにならなければと良いと思います。
前期後期と合わせると10年以上は製造されている商品になるので数は多いことと、数が少なくなった要因は一時的に業者が倉庫に引いている場合もあるからです。
暫く時間をおいて数が増えだしたら、販売の相場が下がるかもしれません。そうなると買取相場は下がりやすくなります。
何年と持ち続けるのであればロレックスの相場は上昇傾向にあるので、下がったところでじわりと上昇してくるので良いと思います。
すぐに手放したいと思っている方は早いほうが安全かもしれません。
因みに前期型か後期型はどちらが今後伸びていくのかも予想してみました。
参考までに!!
前期型は2010年~2016年まで販売されており、
後期型は2016年~2021年まで販売されていました。
販売数が少ないのは、購入制限もあるので後期型ですね。
数が少ないというのは非常に強い武器なので、相場にも影響はあると思います。
実際に前期よりも後期のほうが上がり幅が大きいので、今は後期型じゃないかと思います。
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まとめ
今回はエクスプローラーⅠの相場について解説させていただきました。
ロレックスの新作発表は毎回チェックしていますが、今回も予想を超えており、新作や値動きが楽しめました。
実際に新作発表後のエクスプローラーの問い合わせは何件かありました。
所持している方はとても気になっているんだと思いました。
※しかし発表直後は、相場が確立されていないこともあって古い相場を伝えることになるので要注意です。2週間程度すると買取金額が定まってくるので、今後のご参考にお願いします。
新作発表後の大きな値動きに期待できるのは、主にプロフェッショナルモデルが新しくなったときに起こりやすいです。
デイトナのときには凄いことになりそうですね!
今後も新作発表は要注意です。