皆様こんにちは!
かんてい局細畑店です。
本日は自動巻きとスマートウォッチのメリット・デメリットを調べてみました。
筆者は普段鑑定士として多くの自動巻き時計を触っています。
ふと『スマートウォッチのほうが便利なのでは?』と思ったので、今回比較してみました。
比較内容をまとめてみましたので、
・自動巻き腕時計のメリット・デメリットが知りたい
・スマートウォッチのメリット・デメリットが知りたい
・どっちを買おうか迷っている
といった方に参考にしていただければと思います。
それでは解説していきます。
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自動巻き腕時計
①自動巻き腕時計とは?
『自動巻き』腕時計とは機械式腕時計に分類される腕時計のことで、
他に『手巻き』があります。
『手巻き』は自分の手でゼンマイを巻き上げないと動かなくなってしまいますが、
『自動巻き』は振動でも自動的にゼンマイが巻き上がるものになります。
そのため自動巻き腕時計は日常的に使用していれば止まることはありません。
機械式は自動巻きの方がメジャーのため、今回は自動巻きのフォーカスして
比較させていただきます!
②メリット
自動巻き腕時計のメリットとしては、
・使用していれば止まらない
・止まってもゼンマイを巻き上げることですぐに使えるように出来る
・デザイン性が高い
・多くのブランド、モデルから選べる
・資産性が高い
③デメリット
続いてデメリットです。
・使わないと止まってしまう
・初期費用が高い
・定期的なメンテナンスが必要
④自動巻きのまとめ
自動巻き腕時計の構造としては簡単にいうとゼンマイを巻き上げることで、
時計が動いています。
そのため日常生活で使用していると腕を振る振動でゼンマイが巻き上がるため、
止まることなく動いてくれるのが大きなメリットだと思います。
後ほど紹介するスマートウォッチだと充電を忘れてしまうと
使用できなくなってしまいますが、自動巻きは止まったとしてもゼンマイを
巻き上げればすぐに使えるようになるのが個人的に大きいですね。
ただ自動巻きは『オーバーホール』というメンテナンスが必要になります。
自動車の車検のようなイメージで、腕時計の定期的なメンテナンス修理です。
時計を分解し、洗浄してまた組み上げるメンテナンスとなります。
摩擦によって歯車の劣化や油切れなど使用しているとどうしても起こってしまうため、
長く使用していくためにはオーバーホールというメンテナンスが必要になってきます。
メーカーやモデルにもよりますが、4~5年に一度くらいの周期が推奨されています。
スマートウォッチ
①スマートウォッチとは
近年若者を中心に人気が高い腕時計です。
メジャーなのは『アップルウォッチ』になってくるかと思います。
自分のスマホと連携させることで、スマホを取らなくても通知が見れたり、
電子決済なんかも出来てしまうハイテク腕時計です。
②メリット
スマートウォッチのメリットとしては
・自動巻き腕時計と比べて安価で手に入る
・機能が豊富
・自分が使いやすいようにカスタマイズ出来る
・時間がほぼ狂わない
③デメリット
反対にスマートウォッチのデメリットとしては
・充電しないと止まってしまう。
・ほぼデザインが一緒
・使えるメーカーが限られる
・いざ売るときに安くなってしまう
④スマートウォッチのまとめ
なんといってもスマートウォッチのメリットは『安価』という点ですね。
自動巻き腕時計は何十万、何百万…と上を見始めたらキリがありませんが、
スマートウォッチは数万~数十万で販売されているものがメジャーなので、
手が出しやすい腕時計です。
ただその代わりに『腕時計』というよりは『家電』のジャンルに近く、
年式が古くなるにつれて売買金額は安くなっていってしまいます。
また文字盤のデザインや機能を自分で選んでカスタマイズすることが出来るのも
大きなメリットだと思います。
気分で文字盤を気軽に変えることが出来ますし、
よく使う機能をすぐタップ出来るため使いやすさは抜群だと思います。
また電話やLINEの通知もしてくれるため、ビジネスマンにとっても
レスポンスよく対応出来るので必須アイテムと言ってもいいのではないでしょうか。
比較してみて
自動巻き腕時計とスマートウォッチのメリットとデメリットを比べてみました。
私自身もそうですが、多くの方にとって比較検討する上で一番重要なのが
『購入時の費用』だと思います。
単純に額面だけで比較も出来ますが、
考え方によっては高い自動巻きの腕時計を買ったほうがお得になるケースがあります。
例えば自動巻きの『ロレックス 16610 サブマリーナーデイト』と
アップルウォッチで比較してみました。
商品名
|
サブマリーナーデイト
|
アップルウォッチ
|
購入金額
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120万円
|
5万円
|
買取金額
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100万円
|
0円
|
買替回数
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0回
|
5回
|
実質負担額
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20万円
|
25万円
|
(※購入金額→2021年9月現在
買取金額→10年後の想定金額
買替回数→スマホの2年と同時買替を想定)
もちろん相場が落ちていないことが前提になりますし、
メーカーやモデルによっては購入金額と買取金額の差がもっと広がって
スマートウォッチのほうがお得になる場合も全然あり得ます。
その他デザインや機能面ですが、機能面は圧倒的にスマートウォッチです。
自分で好きなようにカスタマイズ出来るのも大きいです。
ただデザインはどのメーカーでも似たようなものになってしまいます。
画面に色々表示するので仕方ないですが…
ただケースやストラップを自分でアレンジ出来るのはメリットかもしれません。
反対にデザイン性・資産性は自動巻き腕時計のほうが高いです。
ケースの形も様々ですし、色合いや素材の種類も豊富なので、
自分の好きなデザインに出会いやすいですね。
資産性に関してはメーカーやモデルにもよるので全ての自動巻きに言えることでは
ありませんが、それでも長期保有していてもスマートウォッチよりは高く売れますね。
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結論
筆者の個人的な結論としては『自動巻き腕時計』に軍配があがりました。
購入の金額は高くなってしまいますが、売却時の金額も高いため、
トータルで見たときにコスパがいいと感じました。
また私は息子が2人いるのですが、ロレックスなどの高額時計であれば、
ちゃんとメンテナンスをすれば息子にプレゼントしても使用できるので、
将来的なことも考えて、自動巻きの時計を購入しようと思います。
ロレックスであれば相場が上がって、
購入金額以上で売れる可能性も高いですし、、、(笑)
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かんてい局細畑店の自動巻き腕時計 紹介
①ロレックス 16610 サブマリーナーデイト
ブランド:ROLEX【ロレックス】
型番:16610
商品名:サブマリーナーデイト
上記でも少しご紹介させて頂いたロレックスのサブマリーナーデイトです。
王道モデルとしてロングセラーウォッチとなっています。
スマートウォッチにはほとんどない『300m防水』を備えたダイバーズウォッチと
なっています。
オンオフ問わず使用できるため、サラリーマンにも大人気なモデルです。
②チューダー 79830RB ブラックベイGMT
ブランド:TUDOR【チューダー/チュードル】
型番:79830RB
商品名:ブラックベイGMT
ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したブランドです。
しかし現在では一つのブランドとして確立し、人気が上昇しています。
昔の一部モデルの中古相場が高騰しているので、このモデルも持っていると
高騰するかもしれませんね!
③オメガ 3510.50 スピードマスター
ブランド:OMEGA【オメガ】
型番:3510.50
商品名:スピードマスター
ロレックスのサブマリーナー同様にずっと昔から人気のモデルです。
中の機械をバージョンアップさせながらも、外側のデザインはほぼ変わることなく、
販売され続けています。
こちらは上記2つブランドと比べると20万前後で販売されているものが多いので、
手が出しやすいのがメリットですね。
また中古相場も上昇しているので、数年後の中古相場が楽しみなモデルでもあります。
最後に
本日は自動巻き腕時計とスマートウォッチのメリット・デメリットをご紹介させて頂きました。
自分が腕時計に何を求めるかで購入するべきものは変わってくると思います。
自動巻き腕時計には自動巻き腕時計の魅力がありますし、
スマートウォッチにはスマートウォッチの魅力があります。
本来比べるものではないかもしれませんが、参考になっていたら幸いです。
かんてい局細畑店では販売はもちろん、買取も積極的に行っております。
査定だけでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同お待ちしております。