今回のブログは2021年にTUDOR【チューダー】から新作モデルの一つとして登場した、
ブラックベイ フィフティエイト ブロンズ/Ref.79012M についての記事です。
・ブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)
・旧作のブロンズモデルとの違い
・新機能”T-fitアジャスティングシステム”について
・ステンレスモデルのフィフティエイトとの違い
・実機の装着感
について解説します。
これからチューダーのブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)の購入を考えている方はこの記事を参考にして下さい。
もしブログの中でご質問や、気になる点がございましたらお電話でもお答え致しますのでお気軽にお問い合わせください。
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ブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)について
まずはブラックベイ フィフティエイト ブロンズのスペックについて説明します。
※既にご存知の方はそのまま下へスクロールして下さい。
ブラックベイ 79012Mのスペックは?
型番:Ref.79012M
商品名:ブラックベイ フィフティ・エイト
定価:514,800円(税込)
ケースサイズ:39.0mm
素材:ブロンズ製
パワーリザーブ:約70時間
防水性能:200m防水
ムーブメント:MT5400(COSC認定)
以上が2021年新作の「ブラックベイ フィフティ・エイト」のスペックです。
旧型のブロンズモデルとの違い
チューダーのブロンズモデルが初めて登場したのは2016年で、今回のRef.79012Mがチューダー初のブロンズモデルという事ではありません。
そこで過去に販売されたブロンズモデルのブラックベイと、新作のブラックベイ フィフティエイトの違いを説明します。
まずこちらが現行モデルとして販売されている
Ref.79250BA ブラックベイ
です。
このモデルは2019年の新作として登場した現行品のブロンズのブラックベイですが、文字盤はスレートグレーというカラーです。
その他には、今作同様にブラウン文字盤を採用したRef.79250BMや、ネイビー(ブルー)文字盤が採用された、ブッフェラー限定モデルRef.79250BB等があります。
※ちなみにOnlyWatchチャリティーオークションにて出品された一本だけ存在する激レアモデル、Ref.7925/001というグリーン文字盤のLHD(レフトハンデット)のモデルも存在しています。
旧型のブラックベイ(ブロンズ)との違い①
まず一つ目の違いは「ケースサイズ」です。
今までに販売されてきたブロンズのブラックベイは全てケースサイズが【43.0mm】に対して、2021年新作のブラックベイは「フィフティエイト」シリーズの為、ケースサイズが【39.0mm】と小ぶりです。
従来のブロンズモデルではケースサイズが43.0mmと大きすぎると感じていた方もいるかもしれません。
その為フィフティエイトとして登場した事で、ケースサイズが39.0mmに小型化された事はとても魅力的に感じますね。
個人的には43.0mmのブラックベイよりも39.0mmのフィフティエイトの方が着用感もそうですが、小ぶりなケースサイズだからこそのヴィンテージ感、アンティーク感を味わえると思います。
旧型のブラックベイ(ブロンズ)との違い②
二つ目の違いは「ブレスレット」です。
今までに登場してきたブロンズ素材のブラックベイにはストラップに「レザー」或いは「ファブリック」が採用されてきました。
しかし、新作のブラックベイ フィフティエイトではケース素材と同じブロンズ製のリベットブレスレットが採用されています。
※付属品としてファブリックストラップもあります。
従来のブラックベイではレザー或いはファブリックストラップの為、少しカジュアルだと感じていた方にとっては朗報ではないでしょうか?
ただ個人的にはリベットのブロンズ製ブレスレットもお洒落ではありますが、従来のレザーやファブリックの方がヴィンテージっぽさはあると思いますので、ヴィンテージライクが好きな方は従来のブラックベイか、ブレスレットをレザー等に替えて使用するのも良いかもしれません。
Ref.79250BA ブラックベイ
Ref.79012M ブラックベイ フィフティエイト
新機能”T-fit”アジャスティングシステムとは
2021年新作のブラックベイ フィフティエイトにはチューダー独自の新機能”T-fit”アジャスティングシステムが採用されています。
どのような機能かというと、ブレスレットの微調整を行う際には専用工具を用いる事がほとんどですが、”T-fit”アジャスティングシステムを採用した事で、専用工具を使わずに「5段階、最大8mmまで」微調整をする事が出来る様になりました。
従来のバックル部分には微調整用の穴が開いていて、ここに工具を差し込んで微調整を行います。
その穴が新作のブラックベイフィフティエイトには存在しておらず、
内側のこの部分をスライドさせる事で微調整を行う事が出来る様になりました。
従来のモデルでは微調整を行う際に多少の時間や工具が必要でしたが、”T-fit”アジャスティングシステムでは工具も使用せず、数秒で簡単に微調整を行う事が出来ました。
季節や日によって若干腕がむくんでしまう事もありますので、簡単に微調整が行えるのは魅力的です。
ステンレスモデルのフィフティエイトとの比較
ここからは昨年、2020年の新作として登場したブラックベイ フィフティエイト/Ref.79030B(ネイビーブルー)とどう違うのか比較していきます。
2020年新作 Ref.79030B ブラックベイ フィフティエイト(ネイビーブルー)
2021年新作 Ref.79012M ブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)
見た目の違い
一つ目は「見た目の違い」です。
ご覧の様に素材がステンレスとブロンズの為、カラーリングや雰囲気、見た目の違いは大きいと思います。
ただどちらもヴィンテージ感があるモデルで、他の現行モデルと比べてもフィフティエイト特有の渋さがあります。
色味的にはネイビーブルーの方がビジネスシーンでも使いやすい色味ですが、プライベートシーンをメインに使うのであればブロンズの方も捨てがたいですね。
文字盤の違い
2つ目は「文字盤(インデックス)の違い」です。
ネイビーブルーの文字盤のインデックスは「ドット」と「バー」
に対して、
ブロンズのインデックスは「ドット」と「アラビア数字」
の組み合わせです。
バーインデックスもスッキリとしていますが、アラビアインデックスもまとまりがあり全体の雰囲気とマッチしています。
重量の違い
3つ目は「重量の違い」です。
ステンレス製と、ブロンズ製のフィフティエイトを比べてみると、ブロンズ製の方が重厚感があり重たいイメージがあります。
実際に重量を量ってみると
・Ref.79030B/ステンレス
総重量:144.8g
・Ref.79012M/ブロンズ
総重量:143.0g
以上の結果となりました。
どちらも調整用の余りコマは着用済みでの計測ですが、以外にもステンレスモデルの方が実は重たいという事でした。
バックルの違い
4つ目は「バックルについて」です。
“T-fit”アジャスティングシステムの説明の際に、バックルにも少し触れていますが、新機能が備わった事でバックルの見た目にも違いがあります。
従来のブラックベイ フィフティエイトのバックルはこのような形をしています。
少し太みがあり短めのバックルです。
それが2021年新作のブラックベイ フィフティエイトではバックルの形が変更されており
従来のバックルよりもコンパクトで長くなっています。
もし”T-fit”アジャスティングシステムが今後採用されるとしたら、新型モデルのバックルこの様にコンパクトなバックルに変更されるかもしれませんね。
ムーブメントの違い
5つ目は「ムーブメントの違い」です。
まず結論から言うと、ステンレスモデル、ブロンズモデルでムーブメントに
大きな違いはありません。
厳密にいえば従来のフィフティエイトには、チューダーの自社製キャリバー「MT5402」
ブロンズのフィフティエイトにはチューダーの自社製キャリバー「MT5400」
が搭載されています。
元々ブラックベイブロンズ(43.0mm)には「MT5601」
ブラックベイ(41.0mm)には「MT5602」
というムーブメントが使われていましたが、Ref.79030B等のフィフティエイト(39.0mm)にはMT5602を小型化したムーブメント「MT5402」が搭載されています。
今回の2021年新作のブロンズのフィフティエイトには「MT5400」が採用されていますが、従来のフィフティエイトと同じケースサイズなのに違うムーブメントだという事に気が付きませんか?
この「MT5400」は2021年に同じく新作として発表された
フィフティエイト(K18)/Ref.79018V
フィフティエイト(SV925)/Ref.79010SG
用のムーブメントで、性能は一切変わらないのですが、Ref.79018Vと79010SGはシースルーバックの為、シースルーバック用に「MT5402」に少し手を加えたムーブメントが「MT5400」という事です。
ただ、上記ムーブメントはいずれも
・70時間パワーリザーブ
・28,800振動
・SOSC認定
を備えているので性能的な部分で大きな違いはありません。
実機の装着感
実際にブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)を着用してみましたが、現行モデルでありながらもブロンズならではの渋さがありました。
私の腕回りが約15.5cm程度になるのですが、あまり大きすぎるという感じはしませんね。
一般的な16.5cm~17.5cmの腕回りの方でしたら私以上にしっくりくるのではないかと思います。
もしもっと腕回りが太い方や大きいサイズの腕時計が良いという方は、43.0mmのブロンズのブラックベイの方がお勧めかもしれません。。
見た目ほどの重量感はなく意外とさらっと着用出来ますが、もしそれでも重たいと感じる方は同梱されているファブリックベルトを使用する事でもっと軽く、カジュアルに使えそうです。
ちなみにチューダーのブロンズ製のモデルには銅の経年変化を穏やかにするために、あえてアルミを混ぜているそうです。
※銅は経年変化により緑青(ろくしょう)といって錆が出てきます。この錆によりヴィンテージ感を味わう事が出来ますが、緑青が吹きすぎるとシャツの袖を汚してしまったりする為、あえてアルミを配合する事で経年変化を緩やかにして緑青を出にくくしています。
つまり見た目のヴィンテージ感もありつつ、実用性にも優れている事でないでしょうか!?
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ここまではチューダーの2021年新作、ブラックベイ フィフティエイト(ブロンズ)について話をしましたが、すでに購入されており「売却をしたい」、「売りたい」という方はこちらの「簡単メール査定」をご利用頂けたらと思います。
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2021年の新作、ブティック限定モデルという事もあり、まだまだ流通数は少ないと思います。
中古流通数が少ないが故に中古相場の変動が大きいモデルでもあります。
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最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は2021年の新作ブラックベイフィフティエイト(ブロンズ) Ref.79012Mの紹介をさせて頂きました。
この他にもチューダーから2021年の新作としてK18素材、SV925素材等も登場していますが、いずれも入手は困難なのが現状です。
特にブロンズのフィフティエイトはブティック限定という事もあり、今までのモデルよりも手に入れにくいと思います。
もしブティックで見つけたら即買い間違いなしだと思います。
ただチューダーにはフィフティエイトに限らずお勧めしたいモデルはたくさんございます。
現行モデルはもちろんですが、既に廃盤となってしまったモデルでも未だに人気が高いものや価格が高騰しているモデルもございます。
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