【2022.12.24追記】
皆様こんにちは!
買取専門かんてい局大垣店です♪
本日は、オメガの「音叉式時計」エレクトロニック
をご紹介させて頂きます。
こちらの記事では
・ヴィンテージ時計が好きな方
・オメガの時計が好きな方
・音叉時計って何?と思われた方
におススメの内容となっております。
是非最後までご覧ください!
☟お電話でのお問い合わせはコチラ☟
機械式でもない!クオーツでもない!腕時計 ⁉
皆さんは、オメガのエレクトロニックf300 というお時計をご存じですか?
オメガのエレクトロニックは、クオーツ(電池式)でもない、機械式(自動巻き・手巻き)でもない、70年代に製造されていた、今では大変珍しい「音叉時計」になります。
では、音叉時計とはどのような時計なのでしょうか。
エレクトロニックf300
ブランド:OMEGA【オメガ】
型番(ケースナンバー):198.0004
商品名:コンステレーション
文字盤カラー:ゴールド
ムーブメント:音叉式
キャリバー:Cal.1250
シリアル:3283****
素材:K18(18金無垢)
OMEGAの時計をお探しなら☟をクリック
音叉式時計について
音叉とは
音叉とは、特定の高さの音を発する2股のU字状の金属のことです。
楽器のチューニングを行うために使われたり、医療の現場では音で患者の聴力の評価に用いられたりしています。
音叉:細長い均質の鋼棒をU字形に曲げ、湾曲部に柄をつけたもので、先端をたたくと純音(完全な正弦波である音波)を発生します。その音の周波数は安定し持続時間が比較的長いため、楽器や音響測定の周波数標準に用いられています。
そんな音叉をどのように時計に用いたのでしょうか。
自宅にいながらラクラク査定はコチラ☟
音叉時計とは
機械式の時計が主流だった1960年、アメリカのブローバー社が音叉式のムーブメントを開発し、アキュトロンの名で発売しました。
ブローバー社は機械式のゼンマイ時計より安定した精度を求め、音叉の振動を利用することにたどり着きました。
当時として驚異的な「月差1分」という精度を誇り、それまでの主流であった機械式時計と比べ比類なく正確に時を刻む技術を実現し、300年におよぶ時計の歴史を塗り替えました。
小さな電磁石と永久磁石の反発力でこの音叉を振動させる「励振部(れいしんぶ)」と、その振幅運動で音叉に付いている「送り爪」が「ラチェット車」と呼ばれる歯車を1段ずつ送り出すことで、回転運動に変えています。
当時の最新技術が詰まったムーブメント、アナログ感もありかっこいいですよね!
OMEGAの時計をお探しなら☟をクリック
ブローバ社と音叉時計
ブローバ社と言うと、知る人ぞ知る歴史のある時計ブランドです。
日本では知名度が低いものの腕時計好きからは根強い人気があり、海外からも注目されているブランドになります。
1875年にニューヨークで誕生したブローバ社は宝石店から始まりました。
19911年にスイスに自社工場を建て、1960年「アキュトロン」を発売します。
一定のサイクルで作動する音叉を小型化し、ムーブメントに搭載することで圧倒的な精度を誇るムーブメントを開発しました。
ブランドロゴが音叉をイメージさせるところがお洒落ですね。
引用:https://accutronwatch.jp/
型番:96B236
ブランド:BULOVA【ブローバ】
商品名:アキュトロン2
ケース素材:SS(ステンレススチール)
ストラップ素材:SS(ステンレススチール)
ダイヤル:ブラック
ケースサイズ:44.0mm(リューズ含まず)
腕回り:最長約22.0cm
重量:167.8g
仕様:100m防水 / クォーツ / クロノグラフ
付属品:外包 箱 保証書
保証書:2022年4月国内購入
保証期間:6ヶ月(内部機械|自然故障のみ)
BULOVA【ブローバ】96B236 アキュトロン2
大きめのケースサイズで存在感があり、黒を基調とした文字盤の為、シーンを選ばず着用することが出来ます。
音叉時計の修理
冒頭にご紹介させて頂きました「オメガ コンステレーション エレクトロニックf300」ですが、音叉時計は水銀電池を使用しており、現在のクオーツ時計の電池は1.55Vを使用しているのに対して、音叉時計の電池は1.35Vを使用しており、現在1.35Vの電池は製造中止となっております。
現在、当店にございます「エレクトロニックf300」は代用電池で稼働しておりますが、電池寿命が10か月程になります。
動いている状態の「エレクトロニックf300」をご覧になられたい方は、是非かんてい局大垣店までお越しいただければと思います♪
水銀電池の豆知識
音叉時計は1.35Vの水銀電池を使いますが、環境汚染の問題から2000年に生産中止となっています。
音叉時計のその後
音叉式時計は、オメガ・IWC・シチズン・ユニバーサル等が生産するようになりました。
しかし、1969年にセイコーのクオーツ時計アストロンが発売されたのち、クオーツ時計の普及に伴い、音叉時計は70年代には姿を消してしまいます。
世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン 35SQ」
2018年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録
型番:SBXC073
ブランド:SEIKO【セイコー】
商品名:アストロン
ケース素材:チタン
ブレス素材:チタン
ガラス素材:デュアルカーブサファイアガラス
ベゼル素材:セラミック
ダイヤル素材:ブラック
ケースメンズ:42.8mm(リューズ含まず)
腕回り:19.5m
重量:106.0g
仕様:ソーラー
GPS衛星電波受信機能
パーペチュアルカレンダー
ワールドタイム
過充電防止機能
20気圧防水(生活防水)
キャリバー:5X53
精度:平均月差±15秒(非受信時)
付属品:外箱・箱・メーカー保証書(ギャランティーカード) 取扱説明書・替えベルト
保証書:【2021年4月】購入品
SEIKOの創立者である服部金太郎氏生誕160周年を記念した2500本限定のモデルです。
GPS衛星電波を受信しますので、時刻情報や位置情報を取得し現在地の正確な時刻やカレンダーを表示します。
☟お電話でのお問い合わせはコチラ☟
最後に
音叉式の時計はいかがでしたか。
機械式にはない「ハイテクなメカニズム感」とクオーツ式にはない「レトロなメカニズム感」が感じられませんか。
時計好きな方にはたまらない音叉時計ではないでしょうか。
かんてい局オンラインショップでは、機械式時計もクオーツ時計も数多く取り揃えております。
またオメガなどの腕時計も高価買取り中です!!。
人気が高いモデルは買取査定額も高額になりますので、お買い換え等で検討されている方は是非かんてい局大垣店へお越しください。
店舗へのアクセス等はコチラ☟をクリック
☟動画で分かる買取りのながれはこちら☟
☟修理・メンテナンスも承っております!詳しくはこちら☟