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ロレックスの定番人気商品!114270 エクスプローラーⅠの買取価格について【小牧】

店舗名 小牧店
ブランド名 ROLEX【ロレックス】
商品名 114270/エクスプローラーⅠ
製造年
付属品
買取価格 470,500円

皆さんこんにちは!かんてい局小牧店です!本日買取をさせて頂いた商品をご紹介いたします。

ロレックスの『Ref.114270 エクスプローラーⅠ』です!

未だにロレックスのような高級時計が来ると緊張しますね💦

エクスプローラーの起源は1950年代初頭にまで遡ります。第2次世界大戦直後に探検家ブームが広がり、1953年に探検家エドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイの2人が人類史上初めてエベレスト登頂に成功。

この功績を称えてロレックスが探検家を意味するエクスプローラーを発表したのが始まりです。

などという話は他のサイトで調べた方が遥かに詳しいことが出てきますので、今回は僕がエクスプローラーⅠについてこれまでに経験してきたことを少し混ぜながらお話ししていきたいと思います。

エクスプローラーⅠとの出会い

まずはかんてい局で働き始めてエクスプローラーⅠという時計に出会い、初めて耳にした言葉の中でも特に記憶に残っている物からお話ししたいと思います。

ブラックアウト

少し前に小牧店にエクスプローラーⅠが入荷しました。かんてい局のオンラインショップにも出品されている商品です。商品管理番号はc3100004028500055のRef.14270のモデルです。

入荷した直後は先輩方と店長が「ブラックアウトなんですよ!」「マジか?!」とはしゃいでいたのですが、自分はまだ何も知らない状態だったので

『ブラックアウトって何?』『文字盤の色が黒色の物のことを違う言い方をしたものか?でも見比べても同じ色の文字盤だし・・何のこと?!』といった考えになり何が違って何がそんなにいいのか全く分かりませんでした。

そこで自分なりに調べてみました。

ネットでの情報によるとEとXから始まるシリアルの年代1990~91年の間に生産されたモデルなんだそうです。

特徴はインデックスの「369」に白いラインがなくメタルの数字が剥き出しのタイプと黒色のラインが入っているタイプの2種類あるみたいです。

しかもRef.114270にも存在しているようですが、Ref.14270も含めて流通量がかなり少ないためプレミアがついているので金額が高くなっているそうです。

この辺りは時計好きの方ならすでにご存じのことだと思いますが、今回調べてみるまで全く知らなかった私からするとそんなレアなものが来たのかと衝撃が走りました。

素人同然の私からすると、店頭に並んでいても何がすごいことなのか全くわかっていなかったのでロレックスの時計はとても奥が深いと感じました。

ラブジェネレーション

現在買取コーナーで働いていますが、それまでは主に店頭で販売・接客を行っていました。分からないことだらけの中、よく来店してくださる時計好きのお客様と仲良くなりいろいろと教えていただくことが多かったのですが、その中でエクスプローラーⅠの話になったことがありました。

エクスプローラーⅠが昔の月9のドラマがきっかけで大ブームになったことがあったんですね。それがキムタクが主役をしていたラブジェネレーションというドラマのことでした。

このドラマではキムタクが自前の腕時計をつけて出ていたみたいで、それがRef.14270のエクスプローラーⅠだったということでめちゃくちゃ人気が出たんだよと教えてもらいました。

気になったので、その後調べてみたら1997年に放送されていたみたいなのですが僕が1996年生まれなので、僕が1歳の時にやっていたということなんですね。

そんなに前だったんですね。どうりで知らないはずですわ(;^ω^)

そんなことをお客様に言ったら歳とったなぁと驚かれていました。

こんなにも年月が経ったのに未だに人気が高いのは驚きです。

ブランドに興味を持ったきっかけ

かんてい局で働くようになってブランド品と多く関わるようになったのですがそれまではこんなことになるとは思いもよりませんでした。

学生の時は、ルイヴィトンやシャネル・ロレックスなど名前だけは聞いたことがあるけど金額が高すぎて自分では手の届かない雲の上のような存在だと思っていました。

高校生から大学生になるにつれて綺麗なブランド品を手にする友達が増えてきましたが、アルバイトをしていてもそこまで貯金が無かった時だったので、「金持ちは違うな~」なんて言いながら見ていることが多かったです。

ブランド品に限った事ではないですが、基本的に物を買うというのは自分の中では新品を買うしか選択肢がなかったんです。勝手なイメージですが、中古品って傷が多かったりどこかが破れていたり、パーツが無くなってしまったりと不良品ばかりというのが強かったので。。。

就活をしていて自分を採用してもらえた会社がたまたま質屋かんてい局をはじめ買取専門リサイクルマートなどを展開している会社で、配属先が直営店の小牧店に決まったので本格的にブランド品に直接関わる仕事をすることになりました。

でも、実際に働いてみると中古品といっても状態は様々で新品同様の物から傷や汚れが多いものまで幅広いものがたくさんある事をしりました。

同じ財布や時計でも状態の良し悪しによって金額に差があり、ものによっては何が違うのか比較をしてもなかなか分からない物でも数万円という差があったりして中古品の奥の深さを感じさせられる毎日でした。そのおかげで、これまでの勝手なイメージが払拭され中古品もそれぞれの個性・味が出ていて良いなと感じるようになりました。

これがきっかけでブランド品に興味を持つようになっていきました。

査定のポイント

ここで本日査定を行うときに注目したポイントをご紹介いたします。

①傷が付いているかどうか

1つ目は時計に傷が付いているかどうかです。時計はお仕事の内容によって毎日身に付ける人とそうでないあまり身に付けない人がいると思います。

学生から社会人まで幅広い年齢の人たちが付けていると思います。

私もほぼ毎日腕時計をつけて仕事をしたり私生活を送っています。

何気なく使っていると思わぬところでぶつけてしまい傷がつき易いです。仕事でパソコンを使うことが多いのですが、キーボードを使うときに時計のブレスの部分が机に接触してしまいそれが原因で擦れてしまい細かな擦り傷がついてしまいました。

そんなことで?と思いましたが、実際傷が付いてしまいましたのでこの記事を読んでいただいた方には少しでも気を付けていただきたいと思います。

特にステンレススチール製のものは細かい傷が付いた場合かなり目立ってしまう場合があります。

この写真程度の傷でしたら、研磨をすれば綺麗に取ることができるので特に問題はないのですが、たまに見られるのがガラス(風防)が欠けてしまっている場合です。

少し欠けている程度でしたらまだいいですが、欠けている所が大きかったり割れてひびが入っているものだとガラスの交換が必要になってくる場合があります。

まだそこまでの物は見たことがありませんが交換するとなると修理代が高くなってしまいます。

そうなったら査定金額からその修理代を差し引いた金額が買取金額になりますので、傷が少ないものと比較するとかなり安くなってしまいますので予めご理解いただきたいです。

②ベルトの伸び

2つ目のポイントはベルトの伸びです。

ステンレス製ベルトによく見受けられます。オンラインショップでも写真で掲載させていただいておりますが、金属同士が擦れることによりだんだんとコマとコマの間に隙間ができてきます。時計のケース部分を持つとベルトの部分が垂れ下がってくるのが「伸びる」と表現しているものになります。

初めて見た時は『不良品か?』と思って驚きました。ベルトがめちゃくちゃ伸びていて本当に売れるのか心配になったことがありましたが、そういったものに限ってヴィンテージ物ということで販売金額が他のものと比べて高額になっていたりして更に「本当に売れるの?」と思ったことがありました。

その商品は既に廃盤になっていて手に入れるのが難しい金無垢のデザインの時計だったので高額になっていたものでした。単にベルトが伸びているものでも高く売れるのかというとそうでもないみたいです💦

入手が困難で定価よりも値段が更に高くなっている(プレミア価格)ものは金額が高くなることがありますが、それ以外の物は少しですが評価ランクが低くなり査定額が下がる場合があります。

ベルトが伸びていた場合の物も喜んで買取をさせて頂きますので一度お持ち込みください!

③付属品

続いては付属品の有無です。

これまでに接客に入らせて頂いた中で時計だけで持って来ていただくお客様と付属品を一緒にお持ちいただくお客様といろいろ経験させて頂いてきて知ったのが、付属品があるか無いかで査定額が変わるという事です。

買取りコーナーに来るまでは、相場のことも全く分からない状態だったので付属品の重要さが分かっていませんでしたが、実際に買取をしていく中で査定額に開きが出てきて驚きました。

外箱と専用ケースが有るか無いかで数千円ほど査定額が変動しますが、保証書(ギャラ)が有るか無いかで4~5万円ほど変動する事例もありました。

保証書が有るのと無いのとでそんなにも変わってしまうのかと驚きましたが、先輩に聞いたところ理由として

『時計1つに対する保証書が世界に1つしかない組み合わせになるから、保証書が有るだけでその時計に対する信頼度が大きく変わってくるからそれだけ価格に変動が起きてしまう』

という事が挙げられるのだそうです。これを聞いて自分の中で「なるほど!そういうことか!」と納得することができたので、実際にお客様から質問された時はそのようにしてお答えさせて頂いております。

もちろん、保証書をはじめ付属品が無くても買取をさせて頂いておりますのでご安心ください。

④ルーレット刻印があるか

ルーレット刻印とは文字盤と風防の間にある外周の立ち上がり部分(インナーリング)に彫られている刻印のことを言います。

分かりやすく写真で見るとコチラになります。別の時計をモデルにしたものになりますが、赤丸で囲ってある部分がお分かりいただけますか?ここがルーレット刻印が入っている部分になります。

これはロレックスが偽造防止のために2004年以降製造の新作モデルや、Z番(2006年)の途中からシリアルがインナーリングに「ROLEX」のロゴと、6時側にはシリアル番号が彫られるようになったそうです。ちなみにZ番の途中からこのルーレット刻印が採用されたので、Z番の物でもルーレット刻印がない物があるようです。

ルーレット刻印が採用された時に製造されていたモデルが、今回買取りを行ったのと同じRef.114270ですね。ですから、ルーレット刻印が入っている物と入っていない物があるという事になります。ちなみに買取りしたものには入っていませんでした。

同じモデルの時計でもこのルーレット刻印が有るか無いかで年式(製造年)が変わってくるので僕はよく見るポイントになります。何よりシリアルの確認がしやすいので個人的に毎回探しています(笑)

ルーレット刻印があるからといって使うのに変化は特にはありませんが年式がそれだけ新しい物という事になるので店頭で販売するときの価格がない物に比べると高くなるので、買取価格も変わってきます。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>

衝撃を受けたことが何度もあったので、個人的に気になり続けている時計なんですよね。

シンプル!なんだけどそこがいい!というエクスプローラーⅠのファンの方たちの思いが少しだけ分かった気がします。初めてロレックスを買う時はエクスプローラーⅠにしてみたいな~なんて思う時もありますが、まだまだ知らないことだらけなので勉強していかないといけませんね。

つくづく実感します。

査定のときもお客様の大切なお品物に対し適正な金額が付けられているのか、査定額が低すぎないかを店長や先輩に見て確認してもらいながらの毎日です。

少しでも早く一人前になれるように見る目を養っていき、知識をつけていきますのでもしも小牧店にお越しいただいたときに担当させて頂く際は、温かい目で見て頂けると幸いです(;´∀`)

今日買取りをしたエクスプローラーⅠ以外で実はもう1本持ち込みがあったんです。そちらは残念ながら断られてしまいました。勉強不足の結果かなと思います。

中古相場の変動やお店の在庫状況次第で買取金額に多少の誤差が出てくる場合もあります。特に資産価値の高いロレックスは私たちとしても是非買取りをしたいお品物になりますので、買取金額の方も頑張らせて頂きます。

時計を売りたいな、持っている時計が今いくらの価値が有るのかな等見積もりを出すだけでも是非かんてい局小牧店をご利用ください!皆様のご来店をお待ちしております!

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