本日は、エクスプローラー2の新型と旧型の違いについてお伝えしていきます。
違いをお伝えする前に、まずはエクスプローラー2についてご紹介させていただきます。
エクスプローラー2とは
エクスプローラー1の後継機として登場しました。
エクスプローラー1同様に、モデル名「エクスプローラー」の名の通り「探検者」のために開発された時計です。
特に、洞窟探検家等の暗闇で研究をされる方に向けて作られた時計で、ベゼルには24時間表示が施してあります。
24時間表示は、暗闇で長時間滞在すると午前、午後の判断ができなくなるケースがあるため、同じ10時でも午前10時なのか、午後10時なのかを一目で判断できる事から、洞窟探検家の探検ウォッチとして根強い人気のあるモデルです。
エクスプローラー2の新型と旧型の違いとは?
それでは、エクスプローラー2の新型、旧型の違いについて説明していきたいと思います。
まず、上記写真のどちらかが新型で、どちらかが旧型になりますが、お分かりになりますでしょうか?
正解は…
写真上が旧型(Ref.16570)
製造期間:1991年~2011年
写真下が新型(Ref.216570)
製造期間2011年~現在
となっています。
それではエクスプローラー2の新型、旧型の違いを6つのポイントに分けて解説していきます。
①ケースサイズ、リューズガードの変化
写真では少し分かりにくいですが、旧型(Ref.16570)はケースサイズが、40㎜径と小ぶりでしたが、新型(Ref.216570)はケースサイズが42㎜径のケースに大型化されました。
(写真左:旧型 写真右:新型)
旧型に比べて、新型のリューズガードは少し大きくなり、より耐久性に優れたデザインへと変化しました。
②ベゼルのインデックスの変化
旧型(写真上)に比べて新型(写真下)は、ベゼル部分の数字表記が太くなり、▼マークが少し小さくなっています。数字表記が太くなった事で視認性の向上に繋がっています。
③文字盤、長針、短針、GMT針の変化
(写真左:旧型 写真右:新型)
まず、文字盤のEXPLORERの文字が黒文字からオレンジ色に変化しました。
(黒文字盤は白文字からオレンジに変わっています)
あまり大きな変化ではないですが、若干フェイスの印象が変わるくらいかなと思います。
(写真上:旧型 写真下:新型)
また、文字盤のインデックスも大きくなり、長針、短針、GMT針が太くなっています。
ケース径が旧型40㎜から、新型42㎜に大きくなった事で、以前のインデックスや針ではバランスが悪かったのかも知れませんね。とはいえ新型は、より視認性がアップしています。
GMT針に関しては、色が赤からオレンジに変更され、針先部分も大きくなりました。
新型のGMT針の仕様変更は、初代エクスプローラー2 Ref.1655を彷彿とさせる力強いデザインですね。
④夜光塗料の変化
旧型の夜光塗料は緑色に光るルミノバでしたが、新型は青色に光るクロマライトに変化しています。
クロマライトはロレックスが独自に開発した夜光塗料で、発光時間はルミノバの2倍相当にあたる約8時間発光するとされています。
⑤ブレスレット、バックルの変化
(写真上:旧型)
旧型バックルは、クラスプ(留め具)の横穴がありますが、新型バックルはクラスプ(留め具)の横穴が無くなりました。
また新型は、バックル部分に約5mmのサイズ延長が可能となった、イージーリンクが搭載されており、さらに機能的になりました。
ブレスレットは中空(旧型)から無垢(新型)になった事で強度の向上、着用時のホールド感が増しています。
(写真上:新型)
⑥ムーブメントの変化
旧型のムーブメントは、Cal.3185(Cal.3186)で、新型のムーブメントは、Cal.3187に変更されました。
Cal.3186はロレックス社製キャリバーの中でも名機と評価されており、精度・安定性の向上がなされていましたが、Cal.3187は耐磁性に優れ、温度変化に強いブルーパラクロムヒゲゼンマイが採用され、より高い耐久性と精度を実現しました。
最後に
今回は、エクスプローラー2の新型と旧型の違いについてお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
私は個人的に「デザイン面は旧型!機能面は新型!」といったところですかね。
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