本日もかんてい局の買取実績をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回買取させて頂いたモデルはロレックスの69178G、レディースモデルの「デイトジャスト」です。
ロレックス 69178G デイトジャストについて
今回はロレックスの「69178G」というモデルを紹介いたします。
「デイトジャスト」は日付が変わる際に針の動きと共にゆっくり変更されるのではなく、瞬時に切り替わるというロレックス独自の機構で、有名なモデルですね。
こちらは外装が全て金素材で作られた「金無垢モデル」になります。
通常のコンビモデルやステンレスモデルに比べて、定価は3倍以上の価格になります。
金無垢モデルにはホワイトゴールドのモデルも存在しますが、やはりイエローゴールドがいかにも金というイメージが強く、安定した人気があります。
ブレスは無垢専用の「プレジデントブレス」が採用されており、インデックスはグレードの高い「ダイヤモンド」が使われており、高級感があります。
金素材だけにずっしりと重量があり、高級時計の代名詞のようなモデルですね。
製造時期は1982年~1999年頃までで、比較的長い間販売されていたモデルです。
コンビモデルが1984~1987年代頃登場したので、それより以前に既に販売されていたという事ですね。
また、インデックスは通常のバーから豪華なダイヤやルビーが使われているモデルまで展開されています。
ダイヤルカラーはコンビモデルやステンレスモデルの方が多く展開されているため、バリエーションは金無垢モデルの方が少ないです。
それでは、次に「69178G」のスペックについて紹介していきます。
69178G デイトジャストのスペック
型番:69178G
防水:100m
ケースサイズ:26mm
キャリバー:2135
パワーリザーブ:48時間
製造時期:1982年~1999年
「69178G」の「G」はダイヤインデックスの意味を表わしております。
今の現行デイトジャストはムーブメントが改良されており、精度の安定性も含めてパワーリザーブが72時間標準とスペックアップしています。
もちろん機能性は現代の方が高いですが、この世代のモデルも完成されており長く使用できます。
次に、買取価格についてお話していきます。
なぜ買取価格が500,000円なのか
こちらのデイトジャストは50万円で買取させて頂きました。
金無垢のデイトジャストで値段が大きく変わるのは、ブレスの伸び具合、付属品の有無です。
付属品については最も重要な「ギャランティ」が欠けているとこの価格帯ですと3万円~5万円程買取価格が変わります。
ブレス伸びは金素材の為、ステンレスより発生しやすいです。
こちらは大きな伸びはございませんが、極端に伸びが酷い場合、ブレス一式交換が必要になる事があり、そうなると10万円以上買取価格が変動する可能性がございます。
ただ、ブレスだけでも数十万円してしまうため、基本的にブレス交換になる場合はレザーストラップに変える場合がほとんどです。
また、1993年製造以降の個体はダイヤインデックスの台座が四角形から八角形に変更されました。
いわゆる「新ダイヤ」「旧ダイヤ」と言われています。
こちらは1988年頃製造の「旧ダイヤ」のタイプですが、「新ダイヤ」の場合はこちらより5万円以上買取価格が上がる可能性があります。
同モデルでもその様な仕様変更によって大きく買取価格が変わってきますのでご注意ください。
それでは、細かな買取ポイントについて見ていきましょう。
買取査定ポイント
①外装のキズについて
まずは外装の状態です。
キズ、変色等は見られますが、深い打痕やヘコミは見られません。
金素材はステンレスに比べると柔らかくなるため、強い衝撃には要注意です。
もし打痕やヘコミ等があった場合、数万円査定額が変わってきます。
②ブレス伸びについて
続いてブレス伸びについてです。
冒頭でも少し触れましたが、ステンレスやコンビモデルよりも、金無垢モデルで伸びがあると非常に買取額が下がってしまいます。
特にメンズモデルのデイトジャスト、デイデイトの金無垢の場合だとその差は大きいです。
こちらは少し伸びが見受けられますが、まだまだ大きくダウンする程ではございませんでした。
本体を横に持った時に下に垂れ下がってしまう状態であれば、最悪の場合ブレス一式交換になってしまう事があります。
③ダイヤインデックス
こちらも冒頭にて触れましたが、ダイヤインデックスの仕様変更です。
こちらが「旧ダイヤ」のタイプとなりますが、「新ダイヤ」に変更された個体はこちらよりも5万円~10万円ほど販売金額が高くなっています。
もちろん、買取にもそれは影響してきます。
また、レディースモデルだけではなくメンズモデルもこのポイントは当てはまりますので、参考にして頂ければと思います。
④付属品の有無
こちらは箱、保証書はなく、本体のみの状態となります。
特に保証書はどのモデルでも共通して重要なものになりますので、お持ちであれば忘れず合わせて保管しておくことをオススメ致します。
また、金無垢の場合は特に「コマ」も重要な付属品で、ブレス調整された場合は必ずそれもセットで保管するようにしましょう。
1コマ落ちでも1万円以上買取額が変わってきますので、査定に出される際はなるべく購入時に近い状態でお持ちするようにしましょう!
最後に
今回はロレックスの69178G、デイトジャストの買取りについて紹介させて頂きました!
ロレックスは年々ほぼ右肩上がりで相場が上がっているブランドですが、今は金の相場も上がっているため、高価買取させて頂きました。
まだまだ他のブランドもしっかり買取させて頂きますので、お持ちの際は是非一度かんてい局までご相談ください。
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