皆様こんにちは!
かんてい局細畑店です。
本日もかんてい局ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日はロレックスのヨットマスター、その始まりとも言える初代モデル「16628」金無垢モデルをご紹介させて頂きます。
また、ヨットマスターの中でも一般的に良く知られているロレジウムモデルの「16622」との比較もさせて頂きます。
こちらのブログは、
・ヨットマスターについて知りたい方
・モデルの違いに興味がある方
・同モデルのご購入を検討されている方
には是非ご覧いただきたい内容となっています。
どうぞ最後までお付き合い下さいませ!
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ロレックス・ヨットマスターとは
ヨットマスターとはクルーザーやヨットでリゾート地を楽しむセレブに向けて作られたモデルです。
スポーティーな見た目でありながら、立体エンボス加工のされた特別製のベゼルや素材に金やプラチナを使用するなどラグジュアリーな感覚も持ち合わせているモデルとなっております。
開発初期段階はダイバーズウォッチとしての運用だった為、スポーツモデルとしての位置づけがなされておりましたが、ケースの形状やロレジウム仕様により、現在では「スポーツモデルとドレスモデルの中間」の位置づけとなっております。(どちらかと言えばスポーツモデル寄りです)
こちらのモデルは実際の「ヨットレース」にも使用されるモデルとなっております。
船上で使いますので、防水性は「100m」防水となっており、ベゼルはヨットレースにて細かい計時を行う為に「両方向回転ベゼル」となっております。
本来ダイバーズウォッチであれば潜水時に誤って、逆回転し実際より長い潜水時間を示すのを防止する為に「逆回転防止ベゼル」を使用しますが、この時期ですと先程の説明でもあった「中間」としての位置づけとなっておりますので、ダイバーズウォッチでは無いので、機能面を優先した「両方向回転ベゼル」となっております。
また、このモデルはスポーツモデルで唯一の「メンズ」「ボーイズ」「レディース」の3サイズを展開しているモデルで、そのラグジュアリー感も相まって、ペアウォッチとしても長年愛されているモデルです。
2014年にレディースモデルが廃盤となっており、現在では「メンズ」「ボーイズ」の2サイズの展開となっておりますが、それでもない人気の高いモデルです!
また、初めは金無垢モデルでしたが、1997年にK18YGとステンレススチールを組み合わせた「ロレゾール」モデル、1999年にはプラチナとステンレススチールを組み合わせた「ロレジウム」モデルが発表され(簡単に言えばコンビモデル)、このモデル達の登場により人気がより出たのではないかと思います。
ヨットレース用とは言われておりますが、「プロフェッショナルウォッチ」としての位置づけではありませんので、日常でも非常に使いやすいモデルだと私は思います。
金やプラチナ等の素材を使用している為、価格帯は高めではありますがドレスウォッチに1本は持っておきたいモデルです。
最初で最後のYGモデル「16628」のご紹介
型番:16628
名前:ヨットマスター
サイズ:40mm
素材:K18YG(18金イエローゴールド無垢)
駆動:自動巻き(キャリバー3135)
防水性:100m
製造年:1992年~2013年(2021年現在では廃番となっております)
ヨットマスター初代モデルにして、メンズモデル最初で最後のYGモデルとなっております。(現在はヨットマスターⅡに金無垢モデルが存在しております)
最初のモデルから「金無垢」モデルとなっています。
もともとは「ダイバーズモデルの豪華バージョン」としての販売コンセプトがありますので、ステンレススチールよりも、金が使われている方がより高級感があり、コンセプトには合っている仕様だと思います。
今回は白文字盤でしたが、その他にもブルー文字盤やシェル文字盤、ダイヤモンドが付いているなど多くのバリエーションがあります。
このモデルの気になる重さは…
「163.8g」あります!(磨きをかけておりますので、若干の個体差は有ると思います)
一般的なステンレススチール使用のメンズモデルの時計で「120~140g」程ですので、そこまで重さに大きな差はありませんね。
付けた感じの高級感は凄まじいモノがあります!
流石は金無垢モデルと言わんばかりの高級感と重厚感があります。
なかなか平日このモデルを付けて歩こうとは思いませんが、特別な日に付けていくには良いモデルだと思います。
現在では「エバーローズゴールド」と呼ばれるロレックス独自のピンクゴールドが使われているヨットマスターが存在します。
イエローゴールドは現在廃盤となっておりますので、中古でしか手に入りませんので、特別感はより強いモデルとなります!
それでは次に一般的に良く見かけるモデル「16622」との比較をさせて頂きます。
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16628と16622の違い
①ケースの形
【16628のケース】
【16622のケース】
一目で分かる違いと言えば、この「ケースサイズ」にあります!
16628はエッジの効いたスタイリッシュなケースとなっているのに対し、16622は丸みのある滑らかなケースとなっております。
こちらは下から撮った様子ですが、ケースに違いがあるのがより分かり易いと思います。
先程のヨットマスターの紹介でも言いましたが、「スポーツとラグジュアリーの中間に位置付けられるモデル」ですので、16622の方がそのコンセプトには合っていますが、よりスポーティーを全面に出したいという方には16628の方がオススメです!
(16628は販売期間は広い為、2000年頃から16622の様なケースに変わっておりますので、年式に気を付けてご購入下さい)
②横穴の有無
【16628のケースサイド】
【16622のケースサイド】
こちらも年式によってはふさがりますが、16628の初期モデルは同じ年代のスポーツモデルにも見られる「横穴」があります。
16622となると、横穴はふさがっております。
初期モデルにしか横穴がありませんので、結構レアだったりします。
③ブレスの厚み
【16628のブレス】
【16622のブレス】
画像を比較してみると、16628の方が少し厚めに出来ております。
金の加工上、厚めにしなければいけないのかはわかりませんが重厚感はより出ていますね。
④ベゼルの回転方向
先程のヨットマスターの説明でもありました特徴の1つである「両方向回転ベゼル」ですが、
16628の初期モデルは「片側のみ」の回転でした!(逆回転防止ベゼル)
もともとヨットレースの為に使用する機能ですが、これでは機能を果たせません。
後期からは16622と同様の両回転ベゼルとなりますが、エラーなのかもともとの設定上なのか、謎が深まるばかりです。
私も知り得ない発見でした(笑)
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あのモデルに似ている!?気になる共通点とは…。
この16628のヨットマスター、初期モデルは見ていて何となく似ているモデルがありませんか?
そう、「サブマリーナー」です!
または「シードゥエラー」という方も見えるでしょう!
実際に近い年式のモデルでケースなどを写真で比較してみると、
非常に良く似ています!と言うかそのままじゃないかと思うくらいそっくりです!!(笑)
開発当初は「ダイバーズウォッチ」としての開発でしたので、当時のダイバーズウォッチである「サブマリーナー」「シードゥエラー」をベースとして作られたのではないかと考察できます。
同時期のモデルとしては、
サブマリーナーであれば「16610」「14060」、
シードゥエラーであれば「16660」が出始めた頃ですので、ありえない話ではないのかなと思います。
こういった考察も実機があればこそで、非常に面白いポイントと思い、綴らせて頂きました。
最後に
本日も最後まで当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
「ヨットマスター」と言えば、ロレジウムモデルの「16622」を思い浮かべる方は多いと思いますが、初代は金無垢モデルの「16628」となっております。
金の高騰もあり、金無垢モデルは中古相場では高くなっておりますが、記念すべき初期モデルは手に入れておきたいモデルの1つでもあります。
中古でも多くは有りませんので、お買い求めの場合は早めの方が良いかもしれません。
今回入荷したモデルは近日中にインターネットにアップ予定ですので、お買い求めのお客様はチェックされては如何でしょうか?
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