(追記:2020年10月4日)
この記事は『M45266 ダヌーブ』の売却を検討してみえる方向けに書いております。
この記事を読んで頂ければ各モデルの売却の際の査定ポイントを抑えたり、相場感にも強くなり、今後の買い替えの参考にもなりますのでぜひご一読下さい。
本日はルイヴィトンのM45266 ダヌーブを買取させて頂きました。
お売り頂き、誠にありがとうございました。
ルイヴィトン M45266 ダヌーブについて
本日はルイヴィトンのM45266 ダヌーブを買取させて頂きました。
こちらはルイヴィトンのショルダーバッグの定番アイテムとして老若男女問わず人気が高いバッグのひとつになります。
四角いフォルムに大きく広がるファスナーがあり、見た目に以上に収納力の高いバッグです。
ダヌーブはバッグとして非常に長い間親しまれており、現在でこそ廃盤になっておりますが古い物では20年以上前の製造年式の物も見かけます。
現在も愛用されている方は多く、ちょっとしたお出かけやお買い物等多くの場面で活躍しているアイテムです。
しかし、こうした長い時間を経たバッグには恐ろしい現象が起こりえるのです。
ダヌーブの名前の由来
コチラのバッグの由来となっているのは東欧のドナウ川になります。
国によって名称は変わりますが、ダニューブ川等とも呼ばれており、そこから取ってダヌーブという名称になっているようです。
また、ダヌーブ以外にもルイヴィトンには『アマゾン』、『ナイル』という名称のバッグがあり、それぞれ川の名前からきております。
さらに、バッグの名前の由来となった川の延長や流域面積も、ドナウ川→アマゾン川→ナイル川の順に長く広くなっており、ルイヴィトンのバッグもそれは同様です。
川の由来通りにバッグの大きさを調整するという遊び心に富んだデザインは、ルイヴィトンだからこそだと私は思います。
ルイヴィトン ダヌーブの査定ポイント
①ベタ付きや剥がれ
その名の通りのベタ付きです。
見た事がないとあまりピンとこないかもしれませんが、年式が古いモデルの場合、上記写真のようなベタ付きが生じます。
代表的な劣化としては内貼りが劣化し、剥がれが出てきます。
また、この状態になると表面がベタ付くようになり、手などに付着するようになります。
修繕する方法としては内貼りの交換しかできず、一度起こってしまうと取り返しがつきません。
素材上、湿度に弱く、長期的な保管による劣化が大きな原因です。
湿気等が影響している物になりますので、湿気取り等をこまめに交換されたりしていれば、会う程度症状の発生を遅らせることは可能ですが、基本的に長年経過しているルイヴィトンのバッグではなかなか避けられない物になります。
内側のベタ付きや劣化は査定に影響はしてきますが、モデルによってはこの状態でも数万円の査定金額が出ることもあります。
ベタ付きや劣化で『どうせ付かないだろうから捨てちゃおう』と考えている方はまず捨てる前にかんてい局までお持ちください。
もしかしたら予想以上の金額が付くかもしれませんよ。
②ヌメ革の染みや変色
モノグラムラインの製品の多くはヌメ革が使用されております。
ヌメ革は表面にコーティングがされておらず、雨や汗などの水分が染み込む事でシミとなります。
特に雨に打たれた際は、はっきりとその跡が分かるぐらいのシミになりますので、気になる方からすると嫌悪感を抱かれるかもしれません。
また、雨の日に地面に置いたり、濡れた床やテーブルに置くと底面に大きなシミが出来てしまいます。
せっかくあまり使わずに保管してあった物でも、シミは大きなマイナスとなってしまいます。
また、ハンドバッグのハンドル部分などの手に触れる部分も、知らない間に手汗や手垢によって、少しずつ黒ずんでいきます。
私達はそういった部分を重点的に見ますので、特にヌメ革が使用されているお品物に関しては、シミの有無や程度が重要になります。
③現在の需要
ダヌーブは現在生産終了となっており、中古品でしか購入する事が出来ません。
また、年式が古いにも関わらず、ここまで状態が良い物の流通数が少ない為、入手自体が難しく、希少性が高いです。
また、当時のルイヴィトンの新品定価は比較的安く、お客様が売却される際もまとまった金額が付く為、買い替えがしやすいです。
最後に
本日はルイヴィトンのM45266 ダヌーブをご紹介しました。
先程も述べましたが、ダヌーブは廃盤になってしまい、新品での購入は不可能です。
また、ダヌーブをはじめ、廃盤になってしまったモデルは数多く存在し、ルイヴィトンが好きな方や初めて購入を検討される方の中には現在の需要に合ったモデルを探しております。
ダヌーブもその中の代表的モデルであり、現在の需要にドハマりしております。
さらにルイヴィトンのショルダーバッグやボディバッグの需要が高まり、中古市場でも当時より高値で取引されております。
当時、数千円の買取金額だったモデルでも現在では数万円の買取金額に跳ね上がっているモデルも数点あります。
現在では買えないモデルは中古市場でしか出回っておりませんのでいかに商品状態が良いかで販売価格は大きく変わります。
お客様の中で、ベタ付きや剥がれが出てしまい、使う事が出来ないから捨てた。という声も多く耳にします。
しかし、どのような状態の物でも捨ててしまうのはあまりにもったいないです。
ベタ付き以外の諸症状でも一度かんてい局へお越しください!
ルイヴィトンはもちろん、他ブランドの物でも全力査定でお値段をお出しさせていただきます。
一度使われていないお品物など御座いましたら、ぜひ一度、かんてい局まで遊びに来てください。