Jun 14, 2020

買取価格公開！オメガの腕時計、スピードマスター/3511.12 ミハエル・シューマッハ初代モデルのご紹介です。【北名古屋】

スピードマスター/3511.12とは

このスピードマスターは1995年に作られたモデルです。
1995年に、F1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハ氏とオメガの広告専属契約を記念して作られた、初代モデルです。
イエローの文字盤が特徴的です。
1996年はアンバサダーにも就任し、その後もシューマッハ限定モデルが作られました。

今回買取したスピードマスターは1995年頃の製造と、約25年です。
当時の参考定価は286,000円です。7,8年ぐらい前までの中古での販売価格は10万円前後で当時の買取価格だと5万円～6万円が相場でしたが、2020年現在は20万円前後と相場が上昇しているため、買取価格も110,000円と高価買取になりました。
お売りして頂くタイミングとしてはとても良かったと思います。

オメガの廃盤モデルの中には近年で相場が上昇し定価に近い買取価格も出るモデルもありますので気になる方はお気軽にご相談下さい。

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買取価格が110,000円の理由

オメガのスピードマスターは状態、相場によって大きく買取価格が変わります。
今回のスピードマスター/3511.12はシューマッハ初代モデルと、人気のモデルであったことが高価買取になったポイントでもあります。

スピードマスター/3511.12の買取価格相場は以下のようになります。
（付属品全て有る場合）

USEDｰA　120,000円　～　130,000円

USEDｰB　100,000円　～　110,000円

USED-C　60,000円　～　90,000円

今回は査定価格に影響する相場と状態を見させて頂き、110,000円という買取価格がつきました。

その買取価格を左右する「ポイント」についていくつかお伝えしたいと思います。

スピードマスターの査定ポイント

①外装の状態

外装は基本的にステンレスを使用して作られております。
ステンレス時計の査定には共通して言えますが、傷や凹みが重度な程値段が下がります。
浅い小傷であれば研磨で取り除く事が可能ですが、深い傷やベゼルの打ち傷、凹みは取る事ができません。
また、ブレスが壊れてしまっている場合や、リューズが閉まらない等、部品交換に関わる状態の場合は大きく査定額が下がってしまいます。
破損部分にもよりますが、40,000円～50,000円ほど下がってしまうこともあります。

今回お持ちいただいたお時計は汚れは多くあったものの、洗浄で綺麗になるものでしたので大きな減額はありませんでした。

②精度

自動巻きの時計は製造から年数が経っているもの程不具合が発生する事が多いです。
中の油が切れてしまっていたり、ゼンマイが切れてしまっているなどして精度がずれてしまったり、動作がしなくなってしまうことがあります。
基本的に機械式時計は4～5年に一度はオーバーホールが推奨されています。
近年にお客様自身でオーバーホールに出された際は、現状の精度が良好であればメンテナンスも簡易的なもので済みますので、その際のメーカーの修理明細などをお持ち頂くと査定金額もアップします。

今回お持ちいただいたお時計は年式は古い物の、数年前にオーバーホールに出されたばかりとの事で精度は良好でした。

③付属品

今回買取させて頂いたお時計の付属品は箱のみでした。

年式の古いものになると写真のように箱全体が劣化していることがありますが大きく査定額が下がる事はありません。重要となるのはギャランティーカードと呼ばれる保証書です。高級時計になるほど有無によって大きく査定額が変わります。
今回ギャランティーカードがあればプラス10,000円ほど買取価格はUPしました。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は定番モデルという事で人気も高く、高額査定での買取になっております。

やはり中古相場で値段が付きやすい物となると、普遍的で誰でもお使い頂く事が出来る物が高額になりやすい傾向があります。

ご使用されなくなった時計などございましたらかんてい局にお持ちください。

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