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【買取】IWC|マーク12|IW324101|茜部

店舗名 茜部店
ブランド名 IWC【アイダブリュシー】
商品名 IW324101|マーク12
製造年
付属品
買取価格 270,000円

かんてい局茜部店の山内です。

この記事は実際に私たちが買取した商品がいくらで買い取ったかをお伝えするブログです。

同じ商品で売却をお考えの方はもちろん、違うお品であっても査定のポイントなどを鑑定士がお伝えしますので、是非これからの買取の参考にして下さい。

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概要

現在、ネクストヴィンテージとして1990年代の時計が相場高騰しています。

「ネクストヴィンテージ」の時計は、一見しただけでは目立たないポイントに魅力があるため、ヴィンテージの時計よりもある意味で玄人好みの「時計」として評価されているからです。

そして今回のIWCのパイロットウォッチ マーク12にも玄人を唸らせる魅力を持っています。

素材:SS(ステンレススチール)×レザー


ケース径:36mm


防水性能:5気圧防水


耐磁:50,000A/m(625ガウス)


キャリバー:Cal.884/2


製造期間:1993年~1999年

マーク12は、IWC創立125周年を記念して1993年に製造を開始し、1999年まで販売されました。

軟鉄製のインナーケースにより「50000A/mの耐磁性能」を誇り、耐衝撃性にも優れています。

現在ではやや小振りなケースサイズですが、その存在感はビッグケースウォッチと比べてもまったく遜色がありません。

前作のマーク11から、約半世紀を経てリリースされたパイロットウォッチ マーク12は、第二次世界大戦中にイギリス空軍に納入されたマーク11の後継機として発表されました。

針はペンシル針とバトン針の組み合わせで、インデックスと併せてトリチウム塗料による夜光仕様です。

プレリリースモデルとして6時位置のロゴのないモデルも存在します。

そして最大の魅力は「ムーブメント」です。

外観は一般的な3針モデルのマーク12ですが、マーク12以前のモデルには「Cal.83」や「Cal.89」というIWCの自社ムーブメントが搭載されています。

またマーク12より後のモデルにはETA社の2892A2ベースのムーブメントが搭載されていますので、少し時計に詳しい方だと自社ムーブメントと聞くとそっちの方が良いと判断されると思いますがちょっと待ってください!

このマーク12は「ジャガー・ルクルト」の「Cal.889」をベースにした「Cal.884/2」が唯一搭載されたモデルなのです!!

ジャガー・ルクルトは、優れた技術から生み出されたクォリティーの高いムーブメントが有名で、1833年の創業以来、卓越した技術で350種類以上ものムーブメントを作り上げてきたジャガー・ルクルトは「機械屋」と称され、世界中から高い人気を集めています。

マーク12がジャガー・ルクルトのムーブメントを搭載している理由は、「当時経営危機に陥ったジャガー・ルクルト社を救うため、IWCがムーブメントの供給を受けた」と言われています。

ちなみにCal.889をベースにしたムーブメントはオーデマ・ピゲやヴァシュロン・コンスタンタンなども供給しており、このムーブメントが、いかに優れた「高級ムーブメント」として評価されいるのかは、お分かりいただけると思います。

そのため生産終了になって20年以上たった今でもマーク12は時計愛好家から絶大な人気を博しています。

少し熱くご説明させて頂きましたが、本題の買取のポイントについてお話いたします!

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査定ポイント

①外装の状態

まず注目するのは外装の状態です。

どの時計、どのブランドにおいても商品状態の良し悪しが査定金額に大きく影響します。

特に傷や汚れ、欠けなどの使用に伴う劣化ですと、別で修理費用が掛かる為、査定金額が下がってしまう原因になります。

軽度の汚れや傷であれば、メンテナンスによりキレイに仕上げる事が可能なので大幅なマイナス査定にはなりませんが、深い傷や打痕の場合は研磨磨き等では取り切れないことがありマイナス査定に繋がりやすいです。

今回のお時計はレザーストラップも純正品で使用感もなくケースなどにも目立つような大きなキズもなかったため最大限の評価をさせて頂きました。

②内部のコンディション(状態)

続いて注目するのが内部状態になります。

機械式の時計であれば、定期的な「メンテナンス」が必要となるため、メンテナンスのタイミングで現在の時計を「下取り」に出して新しい時計を購入される方も多くいらっしゃいます。

時計のメンテナンスと言って色々とありますが「オーバーホール(分解清掃)」をメーカーである「IWC」に依頼をされるとは50,000~80,000円ほどが基本料として見積もりが上がる事が多くあります。

しかし私たちの場合は提携している委託業者に「オーバーホール」を大量に依頼をしているため30,000円前後で行える事が多く一般の方よりも安く修理依頼をする事が出来ます。

そのため「オーバーホールが必要だから」と言って80,000円も価格が変わる事はありません。

今回の時計も「オーバーホール」の必要は感じる状態でしたが、最大限の高額査定をさせて頂きました。

③保証書(ギャランティカード)

時計の付属品としては箱や取扱説明書、保証書などが挙げられます。

一つ一つの付属品にはしっかり価値があり、欠品しているとマイナス点になります。

その中でも特に保証書が有るか無いかでは査定金額を大きく左右するものになりますので無くさず保管しておきましょう。

当時の保証書はオープンギャラと呼ばれる、購入日付や購入店舗、型番、シリアルナンバーなどの記載がない「無記入」が多く存在しておりますが、記載はあった方が良いですが、無記入でも評価対象となるため合わせてお持ち頂く事をおススメ致します。

私個人としての意見かもしれませんが、20~30年前の付属品にはそれだけでも十分価値があると思っています!

まとめ

いかがでしょうか?

本日はIWCのマーク12をご紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、ネクストヴィンテージの時計は現在人気となっているため以前と比べても相場も上がってきておりますので「今が売り時」です!

ロレックス高騰の話はよく耳にすると思いますが、1990年代の時計も例外ではありません。

もしご自宅に使われていない当時の時計があれば、是非一度査定へお持ちください。

思いがけない査定になり衝撃の高価買取になるもしれません!

かんてい局茜部店では、ロレックスやオメガなどの腕時計の買取を強化しております。

売却を考えられている方は、是非一度かんてい局にご相談下さい!

お持ち頂いて実際に売られなくても、お値段のご相談だけで大歓迎です。

 

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