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腕時計初心者に知ってもらいたい機械式腕時計の豆知識【茜部】

皆さんは腕時計がどういう仕組みで時を刻んでいる知っていますか?

大まかに「アナログ」と「デジタル」の2つに分けられますが、様々な仕組みがあり、その仕組みごとにドラマがあります。

アナログは歯車などの組み合わせで作られていますが、その仕組みの基礎は700年以上前になり、今でも多くの方に愛されています。

その仕組みや歴史を知る事で時計の奥深さやロマンを垣間見る事ができるのではないでしょうか。

この記事を読んだ後は、腕時計初心者を卒業しているかもしれません!

記事を読むのが「煩わしい」という方は下記の動画でも解説をしておりますので参考にしてみてください!!

時計の種類とは

腕時計を大きく分けると

アナログを「機械式」、デジタルを「クオーツ式」と言い、この2つの違いは時計の中の機械(ムーブメント)厳密にいうと駆動方式が違います。

腕時計が「ただ時間が分かればいい」というものではないのは、仕組みが大きな魅力だからと思います。

機械式時計の仕組み

機械式のムーブメントは歯車やゼンマイのある複雑な機械ですが、ゼンマイを巻き上げて動かす駆動方式です。

機械式腕時計の場合は時計のサイドに付いているリューズという部分を回してこのゼンマイを巻く事が出来ます。

しっかりと巻き上げると、時計のメーカーにもよりますが、50時間程動くものが一般的です。

そのため「ゼンマイ」を巻かなければ、動かない仕組みになっており、その精度も正常の物で日差±20秒ほど(1日で20秒進んだり、20秒遅れたりする)となっています。

クオーツ式時計の仕組み

クオーツ式の中の機械(ムーブメント)は機械式より簡単な造りで電池で動きます。

https://www.jcwa.or.jp/index.html

電池がなくなるまでは動き続けます。

さらに精度も月差±15~±30秒ほど(1カ月で15~30秒進んだり、15~30秒遅れたりする)と機械式よりも時間を正確に表示します。

機械式とクオーツ式にはこのような違いがあります。

この機械を見ても分かる通り、機械式は作るのに時間が掛かりそうですよね。

逆にクオーツ式はパーツも少なく、機械式と比べると製造するのに時間はかかりません。

そのような理由から、見た目は殆ど変わらない腕時計でも「機械式腕時計」の方が価格が高くなっています。

例を挙げるとオメガのシーマスターという腕時計があります。

このモデルは見た目は同じですが、機械式とクオーツ式のモデルがあります。

機械式

型番:2531.80

参考価格:250,000円(税抜き)

クオーツ式

型番:2541.80

参考価格:190,000円(税抜き)

と価格の違いがあります。

この話を聞くとゼンマイを巻き上げるのが面倒ですし、更に価格が高いという事でクオーツ式の方がいいのでは?

と思う方もいらっしゃると思います。

しかし高級腕時計の人気モデルは機械式の方が圧倒的に多い状況になっています。

そこで「機械式腕時計」とはどのような物があるのか、その種類と購入するにあたってのメリット、デメリットをお伝えします。

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機械式時計の種類

機械式腕時計の種類は、これも大きく分けると手巻き式と自動巻き式に分かれます。

手巻き式は冒頭でも話したようにゼンマイをリューズに巻いて動かすもので、時間が経過すると止まります。

自動巻きはその名の通り自動的にゼンマイを巻かれる仕組みになっています。

厳密にいうと腕の振りでゼンマイが巻かれるので、装着している間は止まりません。

【手巻き】

参照:https://www.grand-seiko.com/jp-ja

【自動巻き】

参照:https://www.grand-seiko.com/jp-ja

手巻きと自動巻きは同じ機械式ですが、機械の構造が違い自動巻きは振り子のようなプレートが付いています。

このプレートが回転する事によってゼンマイが巻かれて時計は動きます。

そのため「手巻きは手で巻かないといけないから面倒」「自動巻きは装着すれば動くから楽」という印象を持つと思いますが、車に例えるとミッションとオートマです。

だから自動巻きの時計は「オートマティック」という表記がされている物も結構あります。

手巻きと自動巻きはどちらが先に世に出たのかというと「手巻き」です。

歴史

歴史をお伝えしますと、手巻き腕時計は懐中時計を進化させたものです。

最初に腕時計となったのは1810年フランスの皇帝ナポレオンの妹カロリーヌ・ミュラが天才時計師のアブラアン=ルイ・ブレゲに頼んで作ってもらったのが初めての腕時計みたいです。

ブレスレットに時計を載せた感じの物で宝飾品のような形だったと言われています。

当時ヨーロッパでは手巻きのポケットサイズの懐中時計が主流でしたが、ドレスを着る女性にとっては、大きくて収納できない不便なものでした。

そこで富裕層の女性が時計師にたのんで、ブローチやペンダントに使われたそうです。

そのため最初は腕時計というよりも女性が身に着けるジュエリーの感覚でした。

一部の富裕層向けという事と、男性は懐中時計を使い続けたので、腕時計は広まることはありませんでした。

その後、戦争で使う為の、腕に革ベルトで巻き付けた時計など、色んなタイプが登場するのですが、1800年代は腕時計の創世記であるため、最初のロリーヌ・ミュラの腕時計を含め、どれが正式な腕時計なのか諸説あります。

そして、男性用の手巻き腕時計として最初に注目が集まったのは、1904年のカルティエのサントスです。

3代目のルイ・カルティエが友人の飛行冒険家「サントス・デュモン」の為に作ったそうです。

その時計がパリの社交界で話題となり、1911年にカルティエが紳士用腕時計として「サントス」を発売します。

参照:http://www.threec.jp/sys/

これが世界初の腕時計と言われる事が多いです。もちろん手巻き時計です。

また、第一次世界大戦中にもさらに進化しました。

戦略で時間を合わせるため、軍用時計をアメリカのハミルトンというメーカーが生産したり、戦闘機のパイロットが燃料の限界を知る為に「ストップウォッチ」機能のついた時計をスイスメーカーのブライトリングが開発しました。

参照:https://www.goodspress.jp/

1920年代に入って、ついに自動巻き腕時計が開発されました。

イギリスの時計技術者、ジョンハーウッドが、半回転式のローターの付いた自動巻きの構造を提案して、1926年にスイスの時計メーカー「フォルティス」から商品化されました。

そしてその半回転ローターでは巻き上げが遅かった為、ロレックスがその半回転を360度回転にして1931年に発表しました。

その発明が現在の自動巻きの基礎となったという感じです。

またスイスに技術者が多いという事でヨーロッパを中心に進化していったのですが、その中身だけでなく、デザインもかっこいいんですよね。

では、進化した現在の手巻きの時計と自動巻き時計で、特に特徴的なものを紹介します。

 

手巻きモデル

オメガ|スピードマスター プロフェッショナル

オメガ スピードマスターは、人類が初めて月に行った際に採用された、高品質かつ歴史的にも貴重な1本です。

月に行った際から変えていないというこだわりからでロマン感じる腕時計です。

ジャガー・ルクルト|レベルソ

ジャガー・ルクルトのアイコン的モデルがレベルソですが、自動巻きモデルもありながら、今でも手巻きモデルを作り続けている数少ないメーカーです。

「レベルソ」とはラテン語で「反転する」という意味でその名の通り、ケースを横にスライドさせて裏返しにできる機構を備えています。

※現在はご用意がございません。(2021.3.11)

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自動巻きモデル

ロレックス|GMTマスター

1955年にパン・アメリカン航空のパイロットのために2タイムゾーンを表示させる機能を持たせたことが始まりで、1982年に3タイムゾーンを表示可能なGMTマスター2が誕生してからはパイロットや世界を股に掛けるビジネスマンだけに留まらず、確固たる地位を確立しています。

パテック・フィリップ|プチコンプリケーション

ポインターデイト、ムーンフェイズ、パワーリザーブと様々な機能を付加した多機能モデルは、通称「プチコン」と呼ばれ、これだけの機能を小さな時計の文字盤上に配置することが、すごいことなのです。

※現在はご用意がございません。(2021.3.11)

機械式腕時計にはいろんなデザインや機能があってかっこいいですよね。

ですが!!1969年に機械式時計は低迷します。

クオーツショック

電池式のクオーツ時計を日本のSEIKO(セイコー)が発表したからです。

クオーツの方が正確で価格も安く実用的です!

そのためスイスの時計メーカーが破産寸前になり、この出来事を「クオーツショック」と呼ばれています。

1970~1980年は特に機械式腕時計が低迷して売れない時期でしたが、スイスメーカーが「ムーンフェイズ」や「永久カレンダー」などのすごい機能を搭載した腕時計を発表しました。

価格や精度はクオーツ時計には勝てないですが、芸術品のような価値を生んで、機械式腕時計の存在をまた大きくしていきました。

機械式腕時計を作る職人の技術やデザイン、ロマンなどが、再評価されて現在も高級腕時計が高級であり続けています。

とはいえ、クオーツ式もすごくいい時計が沢山ありますので、またの機会に紹介したいと思います。

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機械式時計の魅力は?手巻き時計と自動巻き時計を比べてみた!!【茜部】

メリット・デメリット

次に機械式腕時計の知っておいた方が良い、メリットデメリットをお伝えします。

【メリット】

いろんな種類から選べる

世界の高級腕時計時計メーカーはクオーツよりも自動巻きに力を入れている為、いろんな機能、デザインから選ぶことができます。

寿命が長い

一般的にクオーツの場合は電子回路の寿命が10年と言われていまして、修理で治らなくなった場合は中身を丸ごと変える必要があります。新品を買った方が安くなるケースもありますが、

機械式は自動巻きも手巻きも寿命が長く、一般的に50年と言われています。

また使い方やメンテナンスの仕方によりますが、半永久的に使えるとも言われており「パテック・フィリップ」とかは、親子3世代まで使えると言われています。

そのためクオーツ時計よりも資産性が高いです。

愛着が湧く

個人的には一番のメリットだと思っていますが、寿命が長いので、ずっと一緒にいられるという意味で愛着が湧きます。

特に手巻き時計は面倒くさいんですけど、手間がかかるからこそ愛着は大きくなります。

自分の気に入ったものだと、達成感を感じられたり、高揚感を楽しめたり、自信になったり、時計好きと会話が弾んだりなど他にもメリットはいろいろあります。

機械式は歯車やバネなどの部品から成り立ってますが、そこが人間の身体みたいであり、長く同じ時間を歩めるという意味でも相棒のような存在になります。

また昔の人の知恵から作られた時計が、先の未来でも時を刻むと思うとロマンがありますよね!

デメリット

精度が劣る

1日±20秒が正常と言われているので、クオーツと比べると精度は悪くなります。

止まる

手巻きであっても、自動巻きであっても、巻かなかったり装着しなかったりしたら、止まります。

そのため複数本時計を所有している方や時々しか時計をしない方には時間の調節など非常に面倒に感じます。

メンテナンスが高い

機械式腕時計はムーブメントが複雑な為、メンテナンス費用が高いです。

オーバーホールという分解洗浄を3~5年で行う事を推奨するメーカーが多く、費用も3~10万位かかる事が多いです。

パテック・フィリップ等の複雑な機能を持つものはスイスに送らなくてはいけない場合もあり30万円かかったりします。

クオーツもオーバーホールは7~8年に1回必要と推奨されていますが、機械式ほどムーブメントが複雑でない為、20,000円以内で収まる事が多いです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか

このメリット、デメリットを理解したうえで機械式腕時計を購入すると失敗はないのかなと思います。

という事で今回は腕時計初心者に知ってもらいたい機械式腕時計の豆知識というテーマでお伝えしました。

今はアップルウォッチ等の凄く便利な時計もありますが、機械式には機械式でしか味わえない良さがあると思っていますし、なによりも好きです。

機械式腕時計の購入を考えている方はこの記事を参考にして頂けると幸いです。

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