こんちには。かんてい局茜部店です。
ロレックスの人気モデルでありながら、見た目がそんなに変わらない「サブマリーナー」と「シードゥエラー」ですが、比較すると明確な違いがあることに気が付きました!!
この記事では、ロレックスの人気モデル「サブマリーナー」と「シードゥエラー」を比較検証をしています。
ロレックスの5桁リファレンスのサブマリーナーとシードゥエラーの購入したいと考えている人はこの記事を参考にしてください。
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5桁リファレンスの「サブマリーナー」と「シードゥエラー」
サブマリーナー「16610」とシードゥエラー「16600」だとどっちがかいなのか?
ご存知のとおり「サブマリーナー」はダイバー向けに開発されたロレックス初のプロフェッショナルモデルです。
1953年にファーストモデル「Ref.6204」は当時としては驚異的だった100mの防水性能を誇り、水中で酸素残量を知るための計器となる世界初の回転式ベゼルを装備して発売をされます。
さらに進化を続け1960年代後半に出た「Ref.1680」は200m防水仕様となりケースの屈強さは更に高くなりました。
当時、ダイバーズウォッチとして完成されたように思われましたが、1964年にサブマリーナーの風防が破裂する事故が多発します。
堅牢な「サブマリーナー」とはいえ、飽和潜水に使用するヘリウムガスはケース内に進入して浮上時の減圧により時計内部のガスが膨張し風防を吹き飛ぶ事故でした。
そのためロレックスはフランスの潜水会社「コメックス社」に協力を得て、1971年に「Ref.1665」のシードゥエラーを完成し発売します。
このモデルの最大の特徴はヘリウムガスを排出する減圧バルブを備えた点で5桁リファレンスのサブマリーナーとシードゥエラーを比較した場合、ケース径は40.0mmと同じですが、ケース厚に違いがあります。
外観の違いは「シードゥエラー」にはサイクロプスレンズがないため、すっきりとした印象となりますが、減圧バルブを備えた点とより強い水圧に耐える必要がある「シードゥエラー」のが厚く重たくなっています。
サブマリーナー「16610」とは
1989年のデビュー以来、高い機能性を誇る実用時計として確固たる人気を築き、約20年間に渡りロレックス・ダイバーズを牽引し続けたロングセラーモデルRef.16610です。
約20年間という長い生産期間の中では、ブレスレットやケースの夜光塗料の変更など様々なマイナーチェンジが行われ、実用性や耐久性が向上されました。
さらに風防6時位置の王冠の透かし(2003年)やインナーリングへのルーレット刻印(2007年)などの偽造防止策も施されマイナーチェンジを何度か行っております。
2010年に後継機種Ref.116610LNが発表され生産終了となったが、シャープなフォルムのケースやインデックスは、ダイバーズのストイックなイメージとマッチし、生産終了後も根強い人気を誇っています。
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シードゥエラー「16600」とは
1991年に登場したシードゥエラーの3世代目となるRef.16600は前モデル(Ref.16660)からのモデルチェンジに伴う外観上の大きな変更点はなく、基本デザインとスペックを継承しながらダイバーズウォッチとして実用性と信頼性を高めています。
ブレスレットにはエクステンションに誤作動を防止するロックが備えられることで、より堅牢性・実用性を増しています。
発売後も夜光塗料の変更やケースのエンドピースの穴が塞がるといった細かなマイナーチェンジが加えられるなど進化を続けました。
2008年に後継機となるディープシー(Ref.116660)の発表により生産終了となるが生産終了後も根強い人気を誇っています。
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外観比較
防水性能はサブマリーナーが300mに対してシードゥエラーは1220mと格段の差がありものの外観はそっくりですが両モデルの差異はどうなのか?
フェイス
6時位置にプリントされたモデルや防水性のなどに関する表記が異なります。
【サブマリーナー】
【シードゥエラー】
また耐久性能の問題から「シードゥエラー」にはデイト表記を拡大するサイクロプスレンズがありません。
サイド
ケースの厚みの違いがあります。
【サブマリーナー】
【シードゥエラー】
サブマリーナーが13mmに対してシードゥエラーは15mmとなっており、素材の厚みの違いから時計の重さがサブマリーナーは約135gに対してシードゥエラーは約148gとシードゥエラーの方がずっしりと重たくなっています。
ブレスレット
両方とも20mm幅で1998年以降より強固な同型のブレスレットを採用しています。
【サブマリーナー】
【シードゥエラー】
あえて違いを上げるならサブマリーナーはつや消しの仕上げでシードゥエラーの側面が鏡面仕上げとなっています。
ムーブメント比較
両方ともロレックスのムーブメントでも傑作と謳われる「Cal.3135」を搭載していますので比較としては「同じ」となります。
クロノメーターの認定を受けたムーブメントで毎時28,800振動のハイビート仕様となっています。
48時間のパワーリザーブやカレンダーのクイックチェンジ(日付早送り)機能も備わっており日常での使い勝手が向上したのも点も魅力です。
Cal.3035に大きく改良が加えられ誕生したムーブメントとなっておりシングルブリッジだったテンプ受けがツインブリッジへと改良された事により、テンプのアガキ調整が0.01ミリ単位の調整が可能になりました。
このことにより、定期的なメンテナンスを行えば、精度や機能を永続的に保てると言う事に加え、メンテナンス性も向上し、より完成度の高いムーブメントに仕上がっています。
またロレックスのデイト付のムーブメントとしてCal.3136やCal.3186のベースになっています。
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まとめ
機能面ではシードゥエラーがサブマリーナーを圧倒しますが、人気面ではやはり「サブマリーナー」と言ったところです。
大深度・飽和潜水を行うような「プロ」のダイバーであればハイスペックなシードゥエラーで決まりですが、一般人の私たちが選ぶのであればやはり「サブマリーナー」の方がスーツなどにも合わせやすくネームバリューもサブマリーナーが勝っています。
ただし街中でバッティングする確率は非常に高いため、人と違う時計を探されてる方にはシードゥエラーをおススメします。
今回ご紹介した「サブマリーナー」と「シードゥエラー」ですが、新型と旧型の違いなどをかんてい局【公式】YouTubeにて更に詳しく解説しております。
商品をご検討の方は是非、ご覧いただけると幸いです。