皆様こんにちは、かんてい局細畑店です。
さて、今年(2021年)はオリンピックイヤーになります。
待望の日本開催の東京オリンピック。
但し、今回のオリンピックに関してはコロナウィルスの蔓延の観点から、開催に関して賛否が有るかと思います。
中々、甲乙付け難い問題にはなりますが、個人的にはオリンピックにてプロアスリートの競技を見れることは非常に楽しみです。
あくまでも、個人的な見解ですので、ご了承下さい。
今回のブログではオリンピックイヤーの金(ゴールド)やプラチナ、シルバーなどの地金相場を調べ、【五輪開催年の地金相場はいくらだったのか】に重点を置き記載させて頂きました。
過去の地金相場が情報として残っているのが1973年からとなりますので、それ以降に開催されているオリンピック開催年の相場を記載させて頂きます。
お時間が許す限りお付き合い頂けますと幸いです。
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オリンピック開催年の地金相場
ここからはオリンピック開催年の貴金属を相場を調べていきます。
開催年1グラム辺りの【最高値】【最低値】を見ていきましょう!
比較対象のため、その年の【価格平均値】も一緒に記載させて頂きます。
対象となる貴金属は【金(ゴールド)】と【プラチナ】と【銀(シルバー)】にさせて頂きます。
それでは、過去のオリンピック開催年の貴金属相場の最高値と最低値を調べていきましょう!
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1976年:モントリオールオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1976.html
開催国 :カナダ
期 間 :7月17日~8月1日
ゴールド:【最高値1,435円】
【最低値1,015円】
【平均値1,257円】
プラチナ:【最高値1,830円】
【最低値1,420円】
【平均値1,572円】
シルバー:【最高値53.64円】
【最低値43.04円】
【平均値46.48円】
1980年:モスクワオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1980.html
開催国 :ソ連
期 間 :7月19日~8月3日
ゴールド:【最高値6,495円】
【最低値3,645円】
【平均値4,499円】
プラチナ:【最高値8,240円】
【最低値3,750円】
【平均値5,030円】
シルバー:【最高値366.87円】
【最低値97.00円】
【平均値168.79円】
1984年:ロサンゼルスオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1984.html
開催国 :アメリカ
期 間 :7月28日~8月12日
ゴールド:【最高値3,080円】
【最低値2,480円】
【平均値2,808円】
プラチナ:【最高値3,090円】
【最低値2,370円】
【平均値2,790円】
シルバー:【最高値85.00円】
【最低値53.60円】
【平均値67.58円】
1988年:ソウルオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1988.html
開催国 :韓国
期 間 :9月17日~10月2日
ゴールド:【最高値2,070円】
【最低値1,662円】
【平均値1,845円】
プラチナ:【最高値2,590円】
【最低値1,930円】
【平均値2,242円】
シルバー:【最高値36.00円】
【最低値26.50円】
【平均値29.66円】
1992年:バルセロナオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1992.html
開催国 :スペイン
期 間 :7月25日~8月9日
ゴールド:【最高値1,548円】
【最低値1,365円】
【平均値1,446円】
プラチナ:【最高値1,627円】
【最低値1,375円】
【平均値1,525円】
シルバー:【最高値19.40円】
【最低値15.60円】
【平均値17.48円】
1996年:アトランタオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/1996.html
開催国 :アメリカ
期 間 :7月19日~8月4日
ゴールド:【最高値1,471円】
【最低値1,366円】
【平均値1,405円】
プラチナ:【最高値1,543円】
【最低値1,401円】
【平均値1,451円】
シルバー:【最高値21.70円】
【最低値18.80円】
【平均値19.79円】
2000年:シドニーオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/2000.html
開催国 :オーストラリア
期 間 :9月15日~10月1日
ゴールド:【最高値1,140円】
【最低値961円】
【平均値1,014円】
プラチナ:【最高値2,324円】
【最低値1,473円】
【平均値1,963円】
シルバー:【最高値20.80円】
【最低値17.70円】
【平均値18.75円】
2004年:アテネオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/2004.html
開催国 :ギリシャ
期 間 :8月13日~8月29日
ゴールド:【最高値1,548円】
【最低値1,403円】
【平均値1,472円】
プラチナ:【最高値3,329円】
【最低値2,782円】
【平均値3,008円】
シルバー:【最高値30.10円】
【最低値21.60円】
【平均値25.09円】
2008年:北京オリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/2008.html
開催国 :中国
期 間 :8月8日~8月24日
ゴールド:【最高値3,339円】
【最低値2,240円】
【平均値2,937円】
プラチナ:【最高値7,589円】
【最低値2,454円】
【平均値5,409円】
シルバー:【最高値72.90円】
【最低値29.10円】
【平均値53.50円】
2012年:ロンドンオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/2012.html
開催国 :イギリス
期 間 :7月27日~8月12日
ゴールド:【最高値4,677円】
【最低値3,975円】
【平均値4,321円】
プラチナ:【最高値4,636円】
【最低値3,577円】
【平均値4,078円】
シルバー:【最高値98.30円】
【最低値70.00円】
【平均値82.79円】
2016年:リオデジャネイロオリンピック
引用:https://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/2016.html
開催国 :ブラジル
期 間 :8月5日~8月21日
ゴールド:【最高値4,655円】
【最低値4140円】
【平均値4,321円】
プラチナ:【最高値4,636円】
【最低値3,577円】
【平均値4,078円】
シルバー:【最高値98.30円】
【最低値70.00円】
【平均値82.79円】
2020年:東京オリンピック
引用:https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/emblem/
開催国 :日本
期 間 :2021年7月23日~8月8日
※下記の相場は2020年の相場になります※
ゴールド:【最高値7,063円】
【最低値5,214円】
【平均値6,122円】
プラチナ:【最高値3,684円】
【最低値2,321円】
【平均値3,114円】
シルバー:【最高値102.10円】
【最低値45.60円】
【平均値72.69円】
五輪開催年の地金の最高値・最安値はいつか!?
さて、ここからは地金の相場の最高値の開催年、最安値の開催年にを集計致します。
各開催年によって金額が大きく異なってくるので、作成しながらも非常に参考になりました。
それでは、見ていきましょう!
ゴールド最高値
金(ゴールド)の最高値は2020年の東京オリンピック年になりますね。
※開催年は2021年ですが、従来であれば2020年でしたので、今回は2020年の相場で判断しております。
最高値が【7,063円】。
ただ、2021年も引き続き金の相場は高い水準で取引されております。
過去を見てもここまで高い金額で取引されていた年はなさそうです。
やはり、この高さまで高騰したのはコロナウィルスの影響が非常に大きいかと推測できます。
国債投資から安心資産の「金」投資に偏った事が伺えますね。
ゴールド最安値
金(ゴールド)の最安値は2000年のシドニーオリンピック年になります。
最安値がなんと【961円】。
現在の相場から考えますと、非常に安いですね。
2000年頃に金(ゴールド)を購入されている方は現在売り時ではないでしょうか!
プラチナ最高値
プラチナの最高値は1980年のモスクワオリンピック年になります。
最高値は【8,240円】。
私が知る限り北京オリンピックの2008年が最高値かと思っておりましたが、それよりも30年ほど前のモスクワオリンピックだったは思いませんでした。
2008年北京オリンピック年の最高値が7,589円になる為、その年と比較しても651円の開きがあります。
普通に考えるとかなり大きな開きと言えますね。
プラチナ最安値
プラチナの最安値は1992年のバルセロナオリンピック年になります。
最安値は【1,375円】。
1990年代の開催年を見ると、プラチナに限らず、金(ゴールドも)比較的安く取引されておりますね。
日本のバブル崩壊も関連してきている可能性も高いかと思われます。
その当時日本は世界で2位の経済大国でしたが、その日本の景気後退が地金相場にも影響を与えてしまったのではないでしょうか。
シルバー最高値
シルバーの最高値は1980年のモスクワオリンピック年になります。
最高値は驚異の【366.87円】。
近年は90円から100円台を行き来する様な相場ですので、非常に高いことが伺えます。
今後200円、300円代に突入するどうかは不明ですが、シルバーへの投資も侮れないかと思われます。
シルバー最安値
シルバーの最安値は1992年のバルセロナオリンピック年になります。
最安値は【15.60円】。
1グラム15円程度となると非常に安いですね。
やはり、この年は全ての地金相場が安いです。
社会情勢と地金相場が連結しているという事がハッキリとわかりますね。
総括
それぞれの最高値と最低値を見てきましたが、たまに聞くオリンピック開催年に地金相場上がるという訳ではなさそうですね。
やはり、その裏にある経済的な理由が強いのだと考えられます。
ただ、金の相場は現在非常に高い事は紛れもない事実です。
この高騰した金額もいつまで続くのかわかりません。
私の経験上では「売り時」といっても過言ではありませんが、今後、更に値上がりする事も考えられます。
世界経済の動向をよく確認すれば、地金投資も上手くいくのでしょうか…
投資は非常に難しいものになりますので、よく考えて行わないといけません。
最後に今回分かった事としては、地金相場はオリンピック開催にはそこまで大きく関係していないという事でしょうか。
もちろん、全く関係していないという事でもないでしょう。
お詳しい方からしたら退屈なブログだったと思います。
手前味噌で恐縮ですが、個人的には非常に勉強になりました。
何をするにしても一番重要なのは「調べる」ことが重要ですね(笑)
当然の事過ぎてあきれてしまいますね。
なにわともあれ、最後までお付き合い頂きありがとう御座いました!
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