こんにちは!
かんてい局春日井店です(*’▽’)
いつもかんてい局のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます!
今回はロレックスの人気モデル「サブマリーナデイト(16610)」の本物・偽物の見抜き方について、現役鑑定士が解説していきます!!
ロレックスの真贋情報に興味がある方は是非、この記事を参考にしてみてください!
ロレックスの在庫や状態確認をされたい方は下記のバナーをタップ♪
下のバナーからお電話がつながります☟
ロレックスの真贋ってどうやって見抜く?
時計の定番ブランドと言えば、「ロレックス」をイメージされる方がどれくらいいるでしょうか。
あまり時計に詳しくない方でも、「ロレックス」や「オメガ」はご存知の方が多いのではないでしょうか?
知名度があり、高級であるからこそ、避けられないのが偽物ですね。
インターネットに載っている画像だけだと素人はおろか、プロの鑑定士でも判断するのが難しい場合があります。
しかし、その偽物のクオリティによって画像だけで判断できる場合もあります。
最低限のポイントをおさえておけば、意外と簡単に見抜ける事があります。
例えば、下記のような判断方法があります。
①すぐ壊れないか
偽物の時計の特徴として、「すぐに壊れる」という共通点があります。
ロレックスが必ず壊れないかと言ったらそういう訳ではありませんが、基本的には偽物の作りは安価な部品で組み立てられているため壊れやすいのです。
ブレスがちぎれていたり、はたまた針やインデックスが取れていたり、リューズが取れたり・・・
本物でも絶対に無いとは言い切れませんが、偽物には多くこのような症状が出ます。
実際に比べてみると、いかに本物が頑丈に作られているか実感します。
②価格が安すぎないか
単純に「販売されている金額が安すぎないか」という点に注目します。
ロレックスのメンズモデルだと、安いモデルでも中古相場で40万円以上はしてきます。
それが、半分以下の値段で売っていたり、とにかく相場より格安な販売をされているロレックスはまず疑った方が良いでしょう。
実際、ロレックスはどのモデルもリセール率が他のブランドに比べると圧倒的に高いため、異常に安く売られる事自体が怪しいと思った方が良いです。
ブランドによっては定価に対しての割引率が高いものもありますが、ロレックスは定価以上で売れるものも多いため、偽物も出回りやすいですね。
今回はロレックスの中でも3本の指に入る人気モデル「サブマリーナデイト」を用いて解説させて頂きます!
まずはサブマリーナデイトの簡単なスペックについてご紹介いたします。
ロレックス 16610 サブマリーナデイト
型番:16610
製造期間:1989年~2010年
防水性:300m
キャリバー:3135
パワーリザーブ:48時間
ロレックスの中でも3本の指に入る人気モデルですね。
300mという高い防水性を持ちながら、ケース厚は12.5mmと標準で使いやすく、リセールもロレックスの中でトップクラスに良いという、万人から好まれるモデルです。
あまりの人気に持っている人は多く、相場も高騰しており保証書があるものは100万円付近で販売されています。
その為偽物が出回るとしたらこのような人気モデルが必然的に増えてくるでしょう。
実はロレックス持っているけど本物か偽物か不安・・・っていう方は下記のメール査定をご利用ください!
100%の判断は難しいですが、画像だけでもご案内できるかもしれません。
そんな方はこちらから☟簡単メール査定!
サブマリーナデイトの真贋ポイント
まずは詳しく解説する前に、フェイスの画像です。
パッと見は上手く作られており、一見同じように見えます。
この外観だけでどちらが偽物か気付いた人は相当な凄腕でしょう。
ちなみに、偽物はリューズが少し飛び出ている右側「→」です!
一体どこが真贋ポイントなのか?それでは詳しく見ていきます。
①カレンダー
まずは分かりやすいのはカレンダー(日付)機能です。
通常、腕時計の日付機能に多いのは12時で日付が変わる前に、長針を動かす歯車に対してゆっくりと次の日付に変わっていくというのが一般的な仕様です。
しかし、ロレックスの「デイトジャスト機構」は12時になった瞬間、瞬時に日付が切り替わるというものです。
ですので、12時付近になって偽物は次の日付に変わろうとしていますが、本物は切り替わる気配がありません。
この二つの中の機械が違うという事が明らかになりますね。
まずは日付が瞬時に変わるのか?リューズを操作して針を回してみて確認しましょう!
②バックル外側
続いてベルトのバックル。
一見同じように見えますがロレックスの王冠マークに注目してください。
王冠の先端、五本指の部分が偽物はまばらで広がっていますが、本物はまっすぐと細く伸びています。
③バックル内側
バックル内側部分もポイントがあります。
「ROLEX」ロゴの、上の王冠マークに注目してみましょう。
本物は綺麗に刻印されていますが、偽物は雑で汚く、潰れてしまっています。
「ROLEX」ロゴも本物は綺麗に浮き出ているのに対し、偽物は浅く、文字のバランスも悪くなっています。
④6時側刻印
続いて6時側の刻印です。
ロレックスに詳しい方はご存知かもしれませんが、ロレックスのケース6時側のブレスレットを外すと、「製造番号」が割り振られています。
本物には当然刻印されていますが、偽物には何も刻印されておりません。
古い個体だと削れて見えなくなってしまっている事もありますが、この偽物は刻印自体が全くされておりません。
※ただしこれは2006年以降の年式より「ルーレット刻印」というインナーベゼルに製造番号が刻印されるタイプに変更されていますので、それ以前の年式の個体に限ります。
また、同様に12時側には、モデルの型番が刻印されています。
ただ、クオリティの高い偽物だと製造番号がしっかり刻印されているものもありますので注意して下さい。
⑤文字盤
続いて文字盤の表記の部分です。
偽物は本物に比べて文字の間隔が狭く、字体も少し細めです。
また、よく見てみると「1000ft=300m」の防水表記ですが、「1」の数字が本物は上の部分が出ていますが、偽物は異なりまっすぐ「l」の字体になっていますね。
その他真贋ポイント
①ローターの回転音
内部の機械での判断ポイント。
自動巻きの時計はゼンマイを巻き上げ駆動させるために必要な「ローター」が入っています。
このローターはおもりの役割をしており、回転する事により「ゼンマイ」が巻き上げられ針を動かします。
使い続けているとそれに連動して動き続けるものですが、逆に使用していないと2~3日で止まってしまいます。
こちらのサブマリーナデイトは「48時間パワーリザーブ」ですので、2日以上全く装着していないと止まってしまいます。
止まっている状態から動かす場合はリューズを巻き上げるか、本体を軽く振って動かすか、のどちらかです。
この本体を振る時に、ローターの回転する音が聞こえるものですが、ロレックスの場合は基本的にローターの回転する音がほとんど聞こえません。
ですので少し時計を振った時に安価な時計の回転音に多い「シャカシャカ」や「シュルシュル」鳴ったりする事はまずありえません。
※しかし、ゼニスのエルプリメロ(他社)ムーブメントが採用されたデイトナ(16520)等は振った時に回転音がしますので全てに当てはまらない場合もあります!
②ガラスの素材
16610のガラスは重く頑丈な「サファイアクリスタル」が採用されています。
偽物のガラスはミネラルガラスで、軽く安価ですが傷が付きやすいのが難点です。
これはどうやって分かるのか?ですが、爪でガラスをトントンと叩いてみてください。
サファイアクリスタルは重く硬いですが、ミネラルガラスやプラスチック等軽い素材は「キンキン」と高い音がします。叩いた感じも、軽さが伝わります。
※1990年以前のアンティークモデルにはプラスチックガラスが採用されていましたので、モデルによって異なります。
かんてい局のロレックスの在庫が見たい!という方はこちらの画像から☟
最後に
さて、今回は現役鑑定士が教えるロレックスの真贋ポイントについて、紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
もちろん、この他にも様々な紹介しきれない真贋ポイントがございます。
また、全てがこのポイントに当てはまらない場合がありますので、参考程度にして頂ければと思います。
手元にお持ちで真贋が不安なものなどございましたら、是非一度お気軽かんてい局までご相談ください。
○●○●【ご来店される皆様へお願い】○●○●
新型コロナウイルス感染予防の為、
以下の内容のご確認・ご協力をお願い致します。
・ご入店の際はアルコール消毒・マスクの着用をお願い致します。
マスクを着用していないお客様の販売コーナーへの立ち入りはお断りさせて頂きます。
・質、買取コーナーに関してもアルコール消毒を行って入って頂きますが、マスクは極力着用の上でご来店をお願い致します。
大変恐縮ではございますが、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
かんてい局公式のYouTubeチャンネルを開設しました!
商品の紹介や鑑定士ならではの話が満載です\(^o^)/
YouTube
下記のバナーからアップロードしたものが見られますので是非ご覧ください。
ロレックスの真贋ポイントも紹介しています!