こんにちは、かんてい局大垣店です。
中古で購入したフランクミュラーはメーカー修理を受けられるのか?という問い合わせを受ける機会があります。何故かと言うとフランクミュラーはどこで購入したかによって修理対応や修理金額が大きく変わるブランドだからです。
並行差別と言われており、正規店で購入されたか否かによって修理金額や修理対応の待遇が大きく変わります。
フランクミュラー以外のブランドではブライトリングがそれにあたります。
中古品でも正規の商品であればほとんどのブランドでは修理が可能です。
その中でもフランクミュラーは少し特殊なブランドと言えます。
本日は中古で購入したフランクミュラーの時計修理についての記事になります。
・中古で購入したフランクミュラーはメーカーで修理出来るのか?について知りたい方
・フランクミュラーで修理が受けられる条件について知りたい方
・フランクミュラーの保証について知りたい方
におすすめの記事です。
興味のある方は、是非参考にしてみてください。
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中古で購入したフランクミュラーはメーカーで修理出来るのか?
結論から申し上げますと、中古で購入したフランクミュラーでもメーカー修理を受けることは可能です。
しかし条件があります。そちらを次にご説明致します。
フランクミュラーで修理が受けられる条件
①保証書に記載が全てあるもの
日本国内でフランクミュラーに修理を依頼する場合、正規代理店である「ワールド通商」が担っています。修理に出す際には保証書を同封する必要があります。
中古で購入した時計でも、保証書に記載が全てあるものであれば修理可能です。
フランクミュラーの時計を購入する時、大きく2つに分けると「正規品」と「並行輸入品」に分類されます。
フランクミュラーの正規店・正規代理店で購入したものが「正規品」になります。
「並行輸入品」とは、フランクミュラーや正規代理店を通さずに仕入れた商品を指します。
海外にある正規店や量販店などで仕入れたものを日本に輸入したものです。
正規品と並行輸入品を見分ける方法が保証書です。
上が正規品・下が並行輸入品です。
正規品の保証書にはモデル名・型番・シリアル・購入店・購入日付が記載されているのに対して、ほとんどの並行輸入品には何も記載がされていません。その場合日本国内の修理受付は出来ません。
海外正規店で購入されたものでも保証書に記載が全てされているものであれば修理は可能です。
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②日本国内の正規店で購入されたもの
保証書がない場合でも、日本国内の正規店で購入されたものであれば修理が可能です。
ワールド通商を通じて、時計裏蓋に記載されている商品の品番、シリアルナンバーから確認を行って頂けます。
もし中古で保証書がない時計を購入しても、国内の正規店で購入されていたものであれば修理可能です。ケースとしては少ないですが海外で販売されていた日本限定モデルであれば修理を受け付けてもらうことが出来ます。
並行輸入品であった場合には、事前に確認が必要となり場合によっては本国スイスへ時計が送られ修理を受けることになります。その為、修理費や期間が日本国内での修理と比べて高額で期間もかかってしまいます。
保証書の再発行は行って頂けませんが、別途有料で販売証明書の発行が出来ます。
ワールド通商のカスタマーセンターから依頼できます。
あくまでも保証書ではありませんが、正規店で購入した証明書になる為、取得後のメンテナンスの際には証明書があればメーカー修理が受けられます。
中古で購入されたものであれば正規品の証明となるので安心できることや、もし手放す際にも販売証明書があると売却の際にプラス査定になります。
発行手数料の5,000円がかかること、時計を預けること、1ヶ月程期間がかかることがデメリットになります。
修理の出し方
①直接持ち込む
正規販売店に直接持ち込み修理依頼をする方法です。その際に保証書も持参してください。
購入されたお店にお持ち頂くのが一番スムーズですが、他の正規販売店でも修理の対応はして頂けます。
並行輸入品の場合、修理の受付が出来ない可能性が高いため注意が必要です。
②郵送
販売店が遠方である場合などには、郵送対応も可能です。
その場合にはワールド通商のカスタマーサービスに相談の電話をオススメします。
配送先や、必要書類の案内があります。
並行輸入品のメンテナンスの場合にも、カスタマーセンターへの事前連絡が必要です。
場合によっては修理受付ができないこともあります。
メーカー保証について
自然故障(正常に使用していて、内部の故障が起きてしまった。)の場合、保証書の保証期間内であれば無償で対応して頂くことが可能です。
フランクミュラーの保証期間は購入から2年間です。
改造品や不意に落としてしまった場合、誤った使用で起きた不具合は対象外となってしまいます。
保証書に記載が全てされていることも条件です。
並行輸入店で購入した時計の場合、保証書無記入のものは保証が受けられません。
最後に
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
本日は中古で購入したフランクミュラーの修理についてお話させて頂きました。
正規品は中古や並行輸入品と比較すると定価での購入になるため、買う時は高くなりますがアフターサービスが安心できます。
中古や並行輸入品で購入する場合には定価よりも割安に購入できる反面、付属品の有無や購入店によってメーカー修理が受けられない可能性があるというデメリットがあります。
メーカー修理が出来ない場合でも、メーカー外での修理も選択肢の1つです。
場合によっては社外パーツが使用されてしまうなどのデメリットもありますが、費用が比較的安く済むことや、並行輸入品でも関係なく修理を行って頂けます。
中古でフランクミュラーの時計の購入を検討されている方に今回の記事がお役立てればと思います。
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