ロレックスに限らず「中古品」は「新品」と比べて価格面でも購入しやすいので、少しでも安く時計の購入したいとお考えの方にはおススメです。
私たちのような質屋やリユースショップ・時計専門店の多くは内部の機械に関しては点検をしており、状態の悪いものは「オーバーホール」を行ております。
ケースやブレスレットは外装仕上げを行っているため、目立つような大きなキズなどはなくキレイな状態で店頭に並べるため、問題なくお使い頂くことができます。
とは言え、メンテナンスを行わずに「現状販売」している店舗さまや同じモデルの時計でも価格面で開きがあるのも事実です。
そこで今回は私が「中古」ロレックスの購入を考えたときにどのように商品を選んで購入するのか?をご紹介いたしますので、これから中古のロレックスを購入される方は是非、最後までお付き合い頂けると幸いです。
ネットで情報収集する
欲しいモデルの時計が決まったら、楽天市場やヤフーショッピングで商品を検索して価格を比較すると思います。
ここで重要なのは狙った商品を楽天やヤフーショッピングで見つけた場合は有名ショップの場合ですと自社ECサイトがあり価格がECサイトの方が安い場合もあるため、必ずチェックする必要があります。
(※ECサイトとは、自社の商品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのことである。)
ちなみに私たちかんてい局もECサイトがあり、楽天市場で出品している価格よりも少しだけ安くなっていますが、楽天やヤフーのポイントやキャンペーンなどと併せて比較してみましょう。
①価格のチェック
ロレックスの場合は同じモデル(型番)の商品でも、価格が大きく異なるものが多く見られます。
例えばロレックスのエクスプローラー1|Ref.114270が欲しいと思った場合
『ロレックス 114270 中古』のキーワードで楽天市場を検索してみると117件(2021年4月6日時点)の在庫がヒットしますので、その中から気になる商品を探すのは非常に大変な作業となります。
「安い順」といった機能で検索する際も付属品の有無やメンテナンスの有無なども価格に影響するため注意が必要です。
ここで重要なのはロレックスの場合は年式で価格が変わる事です。
そのため気になったモデルの年式を検索キーワードに入れることをおススメします。
楽天市場でみてみると、タイトルにはモデル名や型番と共に「P番」とか「F番」といった情報があります。
これはロレックスのシリアル番号に関するもので、これによって、製造年がある程度絞り込めるようになっています。
ショップにはよりますが、製造年の情報をタイトルや商品説明に入れていますので、チェックするポイントとなります。
またモデルにもよりますが、【ルーレット】(2005年頃以降、文字盤の外周の金属リング部分にシリアルナンバーが刻印されているもの)や、【ランダム】(2010年以降のシリアル番号で、数字とアルファベットがランダムに配置するナンバー)といった部分が注目ポイントとなっています。
②付属品のチェック
ロレックスの場合ですと非常に重要となる付属品です。
ロレックスは「ギャランティー(保証書)」の重要性が高いブランドで 保証書の有無が、数万円~十数万円も価格が異なります。
逆を言えばギャランティーのない商品は、割安となっている場合が多く狙い目と言えますが、売却時の価格に大きく影響するため、ギャランティーが付属するロレックスを購入した際は、紛失しないようにしましょう。
③状態のチェック
「オーバーホールをしているかどうか」という事も重要です。
ロレックスの場合では1回のオーバーホールで、およそ3~7万円ほどの費用が掛かりますが、優良店であれば間違いなくメンテナンスをしてから店頭に時計が並びます。
そのためもし購入後に不具合が生じてしまっても無料でメンテナンスを受け付ける保証期間も設けています。
保証がある店舗で購入していれば、無料で修理をしてもらえますが、保証がない店舗で購入した場合は修理は全て実費になりますので、注目したいポイントにもなります。
中古ロレックスの保証期間が6ヵ月以上で設けてある店舗であれば優良店舗であるといえるでしょう。
また状態評価を見る時に「ベゼル」の状態も重要なポイントになります。
装飾的な意味合いもあるベゼルですが、ガラスを保護するためもパーツでもありますので、こちらも傷が付きやすい部分です。
ほとんどモデルでは、薄く繊細な部分ですので、深く磨くことが出来ず、傷が残りやすいパーツと言えますし、5桁のスポーツモデル(プロフェッショナルモデル)のサブマリーナーやGMTマスターはアルミ合金製となるためキズを消すことができません。
美観に直接影響する部分のため着用すると、非常に良く見える部分ですので、キズが気になる場合は、候補から外した方が良いかもしれません。
そして最後にどんなにキレイにメンテナンスをされていてもブレスレットの状態が重要です。
ブレスレットでチェックするポイントは「伸び」です。
長く使用したブレスレットは、経年劣化によりつなぎ目の金属が歪んできます。
コマとコマの隙間が大きくなるため、強度も心配する部分です。
特に素材が柔らかいゴールドモデルやコンビモデルは、症状が顕著に出ますので注意が必要です。
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店舗の信用度
価格や状態などのチェックポイントを上げましたが、商品の購入を考えて最終ジャッジをする際に一番重要なのは、購入を考えた店舗が信頼できる店舗かどうか?になりますよね。
信頼できそうなお店の見分け方としては
【創業年が古い】
【実店舗がある】
【在庫数が多い】
【キレイな商品が多い】
【保証期間が長い】
【販売店の名前を聞いたことがある】
【口コミが良い】
などといったところでしょうか。
特に楽天・ヤフーショッピングなどの「口コミ」に関してはユーザーの率直な感想が記載されているため、信頼に値する店舗か否かを見極めることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
「中古」といっても時計は高額な買い物となるため失敗はしたくないですよね。
私は最終的には気になる商品は店舗まで見に行ける距離であれば見に行って試着されることをおススメしていますが、どうしても行けないような場所の場合は電話や問い合わせにて商品の確認をされてから購入されても良いと思いますが、中古品の購入には 「思い切り」も 必要だと思います。
悩んでるときに限って、目当ての商品が売れてしまうというケースは意外と多く見られますので気にある商品は「お気に入り登録」するなどして定期的に確認し、売れてしまったときは「縁がなかった」とあきらめることも大切です。
中古品は「一期一会」とよく言いますが、ご自身の譲れないポイントを整理して「欲しい」と思われたら迷わずショップまで問い合わせをされることをおススメします。
優良店の場合は従業員教育もしっかりとできているため丁寧で誠実に対応をして頂けますよ。
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