皆さんこんにちは!
かんてい局小牧店です☻
本日はジェラルド・ジェンタとはどんな人物か、彼のデザインした時計を紹介していきます!
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ジェラルド・ジェンタとは
突然ですが、ジェラルド・ジェンタをご存知でしょうか?
実は、オーデマのロイヤルオークやパテックフィリップのノーチラスなどをデザインした希代の時計デザイナーです。
時計好きの方は既にご存知かもしれませんね!
15歳からジュエラーとして修行を積んでいましたが、23歳で時計デザイナーとして転向したのが始まりです。
彼はどのメーカーにも属さずに、様々な時計メーカーからデザインを委託され、成功を収めているすごい人なのです…!
1969年自身の名前のデザイン事務所を設立し、72年には同名の時計ブランドも立ち上げております。
彼は惜しくも2011年に故人となりましたが、現代の時計デザインにも多大な影響を与え続けるジェラルド・ジェンタが残した数々の時計がどんなものか見ていきます!
ジェラルド・ジェンタのデザインした時計たち
オメガ「コンステレーションC」
ジェラルド・ジェンタが最初期に手掛けたのが、オメガのコンステレーションCラインになります。残念ながら現行モデルではCラインの生産は終了しています…。
ケースとラグが一体型になったオーバル型ケースが特徴です。また、ベゼルを低く抑えるというこのCラインの手法は、後にシーマスターなどにも影響を与えているため、生産自体は終了していても彼のデザインの手法としては受け継がれています。
カルティエ「パシャ」
1930年代当時、マラケシュの太守(パシャ)であるル・ジャヴィがルイ・フランソワ・カルティエに「プールで泳ぐときも着用できる腕時計が欲しい」 とのリクエストを受けて完成したタンク・エタンシュが原型となって誕生しました。
特徴はリューズを全て覆いつくすリューズプロテクターです。また、角型のイメージが比較的強いカルティの中で、丸型であるのも特徴の一つでもあります。
オーデマピゲ「ロイヤルオーク」
ジェンタのウォッチデザイナーとしての地位を不動のものとした1972年発表のロイヤルオークになります。
デザインの特徴は英国艦艇ロイヤルオークの舷窓をイメージしたという八角形のベゼル。
こちらはベゼルとケースの2ピースですが、ノーチラスとは異なり八角形のベゼルの周りを複数のビスで固定しています。それにより、「薄さ」と「50mの防水性」を実現しているのです。
パテックフィリップ「ノーチラス」
ノーチラスは1976年にパテックフィリップ初のスポーツウォッチとして登場したモデルです。オーデマが艦艇の舷窓をイメージされたものに対し、ノーチラスは潜水艦「ノーチラス号」のを船窓をモチーフに作られています。ノーチラスは八角形のフォルムでその全体が緩やかなカーブを描いているような薄型のケースがポイント。
そのケースに特徴的な耳をもつことから“ジャンボ”の通称でも知られており、120mの防水性を持っている点も特徴です。
IWC「インヂュニア」
元々1950年代からIWCのアイコン的存在であったインヂュニア。
世界中が経済成長を成し遂げ、世の中により一層の磁気が溢れるようになったことから、高い耐磁性を実現したモデルとして誕生しました。
1976年、ジェラルド・ジェンタによりそのデザインは一新を遂げます。
ジェラルド・ジェンタがダイバーのヘルメットからインスピレーションを得たというインヂュニアSL。オメガ同様SLは現行モデルでは生産が終了しています…。
ブルガリ「ブルガリブルガリ」
40年以上ブルガリを代表するモデルとして人気を集め続けているライン。
古代ローマのコインに丸く刻まれた文字にインスピレーションを受けたダブルロゴが特徴で、ブランドロゴを刻みながらも嫌らしさが全くなく、非常に上品なデザインに仕上がっています。
ジェラルド・ジェンタ「レトロファンタジー」
ジェラルドジェンタ氏がデザインを施したもので特に有名なものは“ ディズニーデザイン ”のレトロファンタジー。
高級時計メーカーで唯一ディズニーキャラクターの使用を許可されている時計です。
キャラクターの腕が長針の役割をしているなど、とてもユニークなデザインが特徴です◎
現在はブルガリの傘下に入っており、名前も大々的には出ていませんが、時計を知る人ぞ知るアイテムとなっております!
最後に
いかがでしたでしょうか?
豆知識としてジェラルド・ジェンタについて知っておくと時計選びがより楽しくなると思います◎
上記で紹介したもの以外にもありますので、興味を持った方は是非深堀してみてください!