みなさん、こんにちは!
かんてい局茜部店です。
本日はロレックスのシンプルなスポーツモデル、エクスプローラーⅠについてご紹介します。
・ロレックス スポーツモデルが気になる方
・エクスプローラーⅠについて知りたい方
・モデルチェンジやマイナーチェンジについて知りたい方
向けに記事を書いておりますので、是非気になる方はご覧いただけますと幸いです。
ロレックス エクスプローラーⅠ
第二次世界大戦後の探検ブームの最中、探検家のエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが人類で初めてエベレストの登頂に成功しました。
当時イギリス遠征隊のスポンサーとしてオイスターウォッチを提供していたロレックスは、人類登頂の偉業をたたえて探検家を意味する「エクスプローラー」を発表しました。
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ROLEX【ロレックス】大人気時計、エクスプローラーのモデルをご紹介! 買取価格とその相場に迫る【質屋かんてい局】
もう登竜門とは言えない!? 変化していくエクスプローラーⅠの立ち位置
エクスプローラーⅠはシンプルなデザインが特徴的で、スポーツモデルの中でも比較的安価なモデルとして挙げられました。
そのためデイトナやサブマリーナーなどの高額なスポーツモデルより先に、ロレックスの中で最初に購入するモデルという印象を持たれており、
まさにロレックスの高額モデルを目指す方にとっての登竜門ともいえるモデルでした。
しかし近年のロレックス スポーツモデルの高騰に伴い、比較的安価であったエクスプローラーⅠでも新品価格でも70万円近くとなり、旧型のモデルであっても中古販売価格で最低60万円近くの価格が付くなど高額モデルの一員となり、もう登竜門とは呼べなくなっております。
今回の記事ではエクスプローラーⅠ3つのモデルをご紹介します!
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Ref.14270 エクスプローラーⅠ
製造期間:1990~2001年頃
ケース径:36mm
防水:100m
ムーブメント:Cal.3000
1953年から始まったエクスプローラーⅠの5代目のモデルです。
近年のデザインになった最初のモデルである5桁Ref.のエクスプローラーであり、このモデル以前のモデルはヴィンテージモデルとして扱われ、希少価値からかなり高額で販売されております。
Ref.14270のマイナーチェンジ
【1995~96年頃】
★バックル部分がシングルロックからダブルロックに変更
【シングルロック】
【ダブルロック】
★ケースの横穴がふさがる
【1999年頃】
★夜光塗料の変更(トリチウム→ルミノバ)
【トリチウム】
【ルミノバ】
Ref.14270のレアモデル&プレミアモデル
ブラックアウト文字盤
初期生産分である、1990~91年頃(E番、X番)の初期生産分にはブラックアウトと呼ばれる文字盤が存在します。
そのブラックアウト文字盤の中でも
・3.6.9部分にラインがないモデル(メタルむき出し)
・3.6.9部分にブラックのラインが入ったモデル(ロゴ表記がシルバーとホワイトの2種類)
以上の3つの種類が存在します。
トリチウム&シングルロックバックル
トリチウム夜光モデルの希少性が上がっている近年では、特にトリチウムとシングルロックのモデルの価格が上がっております。
エクスプローラーⅠも例に漏れることなく、プレミア価格がついております。
製造が開始された1990年~1995年頃の短期間のみの製造となりますので、他のモデルと比べると10万円以上の差があります。
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Ref.114270 エクスプローラーⅠ
製造期間:2001~2010年頃
ケース径:36mm
防水:100m
ムーブメント:Cal.3130
Ref.14270からの変更点
・ムーブメントの変更(Cal.3000→Cal.3130)
・風防ガラスに王冠透かしが入る
・フラッシュフィットが一体型に変更
【Ref.14270】
【Ref.114270】※一体型
Ref.14270からデザイン面では大きく変更のなかったRef.114270ですが、フラッシュフィットの変更など細かい部分が変更となっております。
Ref.114270のマイナーチェンジ
【2007年頃】
★インナーリングにROLEXの文字とシリアルが入る
Ref.14270のレアモデル
ブラックアウト文字盤
Ref.14270と同様にブラックアウト文字盤が存在します。
2009年頃(V番)にのみ存在するモデルですが、ほとんど市場に出回っておりません。
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Ref.214270 エクスプローラーⅠ
製造期間:2010年~現在
ケース径:39mm
防水:100m
ムーブメント:Cal.3132
Ref.114270からの変更点
・ムーブメントの変更(Cal.3130→Cal.3132)
・ケースサイズの変更(36mm→39mm)
・夜光塗料の変更(ルミノバ→クロマライト)
・3.6.9のラインがなくなる(ブラックアウト)
2010年に登場したRef.214270の大きな変更点は、ケースサイズです。
長年続いてきた36mmの小型ケースから39mmに変更になって点はエクスプローラーの長所を削る行為ではないかとロレックスファンの間では話題になりました。
スポーツモデルの中でも唯一ボーイズに近いサイズからの変更となりましたので、小型ケースを好んで使用していたファンにとっては大きな出来事でした。
しかし登場から数年経過すると、実用性や時計の大型化により現在では一般的となっております。
Ref.214270のマイナーチェンジ
【2016年頃】
★バックル部分がざらざらの「梨地」からつるつるの「鏡面」仕上げに変更
【梨地バックル】
【鏡面バックル】
★文字盤の「3.6.9」部分に夜光が入る。
【チェンジ前】
【チェンジ後】
Ref.214270のプレミアモデル
ブラックアウト&鏡面バックル
2016年初旬にスポーツモデル全体のマイナーチェンジとして、バックルが梨地から鏡面仕上げに変更となりました。
また同年に3.6.9部分の夜光がはいるマイナーチェンジが行われておりますので、夜光が入る前で鏡面仕上げになっている僅かな期間の個体にプレミア価格がついております。
マイナーチェンジ前の「ブラックアウト&梨地」と比べると、5~10万円ほどの差が付きます。
現行モデルになりますので、現在の差額は少ないですが年数が経過しモデルチェンジなどが行われて個体数が減ってくると、Ref.14270のプレミアモデルのような価格差が付く可能性も大いにあります。
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最後に
本日はロレックスのエクスプローラーⅠについてご紹介させて頂きました。
エクスプローラーはROLEXの中でもシンプルなモデルであり、安定した人気のあるモデルです。
他のスポーツモデルと比べて華やかさがあるわけではありませんが、幅広い年代に好まれるデザインであり、私個人的にも一番好きなモデルです。
少しでもエクスプローラーⅠに興味がある方の参考になると幸いです。
かんてい局店頭にて販売も買取も行っておりますので、是非お問合せください!
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