10年ほど前までは私のようなサラリーマンでも、少し伸びをしてでも手に入れることができた「ロレックス」。
その実用性と高い性能性から多くの人々に絶大な人気を誇り、今も注目を続けています。
現在では、人気の高いプロフェッショナルモデルは100万円以上の価格になるため、簡単に手に入れることができるモデルが減ってしまいました。
まさに「ロレックスバブル」と呼ばれるほど高騰を続けてきたロレックスの相場動向を見ながら今後の展望について考えたいと思います。
ロレックスの腕時計の購入、相場の動向、および売却について解説していますのでぜひ、最後までお読みください。
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この記事では
■ロレックスの腕時計を購入しようと検討している方
■ロレックスの今後の相場に興味を持っている方
■ロレックスの腕時計の売却を考えている方
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価格はこれからどうなるの?
ロレックスの価格は今後も上昇する可能性が高いと思われます。
ロレックスの価格は持続的に上昇してきましたが、値上がりが今後も続くと予想されます。
ロレックスは高級ブランド時計として広く知られており、その価値が認められています。
高騰を続ける理由
現在「ロレックスは品薄状況」にあり、正規店で欲しいモデルを購入する事が非常に困難となっております。
欲しいモデルは「定価では購入できない」と言われるほどです。
簡単に言えば「ロレックスを欲しい人の数に対して、製造される時計の数が足りません。」
という状況が続いています。
富裕層の増加
富裕層の増加も、ロレックスの価格上昇に影響しています。
ロレックスは価値が安定しており、投資対象として人気があります。
実際、ロレックスの投資収益は株式や金、不動産などの定番投資対象をアジア圏を中心に経済成長が続いており、各国の富裕層はロレックスを投資目的で購入しています。
ロレックス自体が資産としての価値が高まっていることから、投資目的での購入者は今後も増えるでしょう。
ロレックスの技術力の向上
ロレックスは年々製造技術を向上させ、現行モデルの性能を向上させています。
出典:https://getnavi.jp/
ロレックスの特徴として、ハイレベルな防水機能を備えた「オイスターケース」、自動巻き腕時計を標準化した「パーペチュアル機構」、0時ちょうどに日付が変わる「デイトジャスト」といった機構が挙げられます。
また、新たな機能も登場しており、パワーリザーブが大幅に延長された新型ムーブメント搭載モデルなどが存在します。
他の腕時計メーカーと比較しても、ロレックスは卓越した技術力を維持・向上させ続けますので価値が下がることはないでしょう。
購入制限による需要の不安化
2019年からロレックスは、人気モデルを中心に正規販売店での購入を制限しています。
これは流通量の調整や転売対策です。
制限の対象となるのは、特に人気の高いモデルであり、「デイトナ」「GMTマスター」「サブマリーナー」などが該当します。
一度正規販売店で購入すると、同一モデルは5年間、その他の人気モデルも1年間は再度の購入ができません。
この制限により、正規ルートでの入手が困難となり、需要が供給を上回る状況が生まれました。
需要が高まる中で、ロレックスを手に入れたい愛好家や投資家は、定価以上の価格を検討することも多くなっています。
これにより、中古品や新古品の市場でもロレックスの価格が定価以上で取引されているのです。
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ロレックスの価格が下がる可能性は?
ロレックスの価格は以下の2つの可能性により価格が下がる可能性があります。
経済不況や社会情勢の不安定化
経済不況や社会的な不安定化が発生した場合、ロレックスを含む高級時計のニーズが低下し、価格が一時的に低下する可能性があります。
2008年のリーマンショックや2020年の新型コロナウイルスの流行により、一部のモデルの価格が大幅に下落しました。
ただし、これらは一時的な現象であり、経済が回復すると再び価格が上昇する傾向があります。
かんてい局オンラインショップではロレックスの他モデルも随時更新中していますので是非チェックしてみてください。
腕時計の需要の変化
スマートウォッチの台頭などにより、伝統的な腕時計の需要が低下しています。
特にスイス時計業界では、スマートウォッチの普及や競争の激化により、生産数が減少しています。
もし必要があれば急速に減少し、ロレックスを含む高級腕時計への需要が急激に低下する場合は、価格が下落する可能性があります。
しかしロレックスは長い歴史と高いブランド価値を持っており、その独自性や品質の高さによって一定のニーズがあります。
そのためロレックスの価格が大幅に下落する可能性は低いと考えられます。
価格は必要と供給のバランスによって形成されるため、価格の急激な下落はなかなか起こりにくいと思われます。
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ロレックスの市場動向は?
ロレックスにはメーカーが決まった定価がありますが、実際には並行輸入店での売買や中古市場での取引によって、実売価格・実勢相場が形成されます。
現在、ロレックスの人気モデルは品薄状態でそのため、多くの購入者にとっては実勢相場が重要な要素となっております。
いくつかの人気モデルについて、価格動向を調査した結果をご紹介します。
デイトナ|Ref.116500LN(WT)
型番:116500LN
素材:ステンレス
ケースサイズ:40mm
製造期間:2016年~2023年
ロレックスの中でも特に人気の高いモデルであり、中古市場でも高い人気を誇っています。
デイトナはロレックスの中でも非常に人気が高いモデルです。
2022年の夏頃からデイトナの相場は徐々に値下がりし始めましたが、その後のロレックスの新作発表によるデイトナのモデルチェンジの発表が相場価格に影響を与えました。
生産終了が決定後に価格は再び上昇しました。
■中古実勢価格
GMTマスターⅡ|Ref.126710BLNR(ジュビリー)
型番:126710BLNR
素材:ステンレス
ケースサイズ:40mm
製造期間:2018年~現在
多機能なGMTマスターⅡは、ビジネスや旅行に最適なモデルとして知られています。
ロレックスのGMTマスターⅡシリーズの一つである126710BLNRは、Ref.116710BLNRの後継機種として発表されました。
このモデルの登場により、GMTマスターⅡシリーズは新モデルに完全に移行しました。
オイスターベルトモデルが復活したことも相場に影響を与えており、この新しいモデルを手に入れることは容易ではありません。
入手困難さが相場を押し上げている要素の一つです。
■中古実勢価格
サブマリーナー デイト|Ref.126610LN
型番:126610LN
素材:ステンレス
ケースサイズ:41mm
製造期間:2020年~現在
ダイバーズウォッチの代表格であるサブマリーナー デイトは、クラシックなデザインが特徴です。
2020年9月には新しいサブマリーナーが発表されました。
新作が発表されるとCal.3235への変更だけでなく、まさかのケースが41mmにサイズアップされ、当時この変更は大きな話題になりました。
しかし、ラグ幅やコマ幅の再設計により、大きな印象は受けずにスタイリッシュな印象を与えています。
ダイバーズウォッチとしては夏に人気が上昇する傾向がありますが、通年でこの相場感を維持しています。
堅牢でありながらオシャレなロレックスのダイバーズウォッチは、オールシーズンで大活躍するため、現時点では高すぎるとは言えません。
■中古実勢価格
エクスプローラーI|Ref. 124270
型番:124270
素材:ステンレス
ケースサイズ:36mm
製造期間:2021年~現在
スポーティなデザインが特徴のエクスプローラーIは、人気のあるモデルです。
新しいエクスプローラーIは、シンプルで瞬間の良いデザインや実用時計としての評価の高さから注目を集めました。
特に驚きを感じる要素としては、前型からケースサイズが36mmにダウンサイズされたことが挙げられます。
このような話題性と高い完成度により、新作発表直後の市場価格は定価を大幅に上回る初値を示しました。
現在では流通量も増え実勢価格は落ち着きを見せていますが、それでもエクスプローラーはそのシンプルで実用的で高い品質から人気を持ち続けており、まだまだ高い実勢価格を保っています。
■中古実勢価格
エクスプローラーⅡ|Ref. 226570(BK)
型番:226570
素材:ステンレス
ケースサイズ:42mm
製造期間:2021年~現在
エクスプローラーⅡは、ダイナミックなデザインと機能性が魅力のモデルです。
2021年はエクスプローラーIIの生誕50周年記念ということもあり、その話題は大いに盛り上がりました。
新型エクスプローラーⅡはエクスプローラーIと比較して大きなデザイン変更はなく、主な変更点は新世代ムーブメントCal.3285を搭載しました。
そのため、新旧モデル間の価格差は大きくならないのではないかと予想されていましたが、現実には価格が上がりました。
発売から2年が経とうとしている今でも、新型エクスプローラーⅡは希少性の高いモデルとして注目されています。
■中古実勢価格
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買取・売却のタイミングは?
ロレックスの相場価格は現在も高い水準にありますが、将来的に一時的にでも下落する可能性もあります。
そのため不要になったロレックス品を売却することを検討されている場合は、相場価格が上昇傾向にあるうちに売却することがおすすめです。
売却のタイミングを見極めるためには、価格推移をチェックすることが重要です。
市場での取引価格や過去の相場データを参考にしつつ、最適な売り時間を検討しましょう。
売却のタイミングがわからない場合は、買取査定の依頼に出してみることもおすすめです。
専門知識を持つスタッフがいるかんてい局であれば、適切な売り時についてのご相談にも応じてさせていただきます。
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まとめ
いかがでしょうか?
ロレックスは長い歴史と確固たるブランド力を持ち、高級腕時計の代名詞として世界的に認知されています。
そのため、ロレックスのブランド力や戦略性は非常に高く、資産価値が保たれています。
現在、多くのロレックスモデルが定価を超えて価格上昇を続けており、市場では実売価格が上昇しています。
2023年もこの価格上昇の波が続く見通しであり、どこの販売店さまも在庫の確保のために買取に力を入れています。
そのためロレックスの購入を考えている方や購入したモデルを売ろうと考えている方は、「今」がそのタイミングではないかもしれません。
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